『国家戦略特区Blog』のみぬささんが面白いエントリーをアップしていたので紹介。

『安倍総理を支える方法』

『世論に左右される言論人』

三橋さんにとってブログのコメント欄は一種の世論ですのでご本人も影響は当然受けます。中には三橋さん自身への辛辣な批判もあり本人も忸怩たる思いはあるでしょう。しかし言論人として見た場合これは良い事です。数年のスパンで考えると言論人は、自らの言論対し結果責任を追わされ淘汰されるからです。

『世論に圧倒的に左右される政治家』

言論人より更に政治家は、世論に左右されます。安倍総理の昨年の靖国不参拝、原発再稼働の遅れ、歴史問題での後退などは、外国を含めたメディアや世論の影響が大きいと考えられます。政治家は世論に敏感に反応しますが、安倍政権では、特に保守的な政策の後退が目立ちます。ホシュがアベに舐められているのです。


 恋愛などでは、恋人になったり、ヤッちゃったりした相手に何も良い事をしなくなるような種類の人間を指して「釣った魚に餌をやらないタイプ」などと言いますが、どうやら、これは一部の政治家にも当てはまるようです。みぬささんは、「ホシュはアベに舐められてる」と指摘していますが、これは的を得た指摘でしょう。

 つまり、いわゆる「安倍断固支持であります!!」だとか「じゃあ、安倍さん以外に誰がいるんだ?!」系の有無を言わせぬ安倍支持者は安倍からしてみたらすでに釣った魚なんですね。さらに、戦後初めて憲法を改正した首相としてなんとしても名を残したいと目論んでいる安倍としては、これから与党で3分の2の議席数を獲得を目指さなければならないので、すでにそんな釣った魚にいつまでも構っているような暇はないんですね。とにかく、安倍にとっていま必要なのは、自分の首に自ら首輪を括りつけて、「安倍ちゃんを批判するなワンワン!!」と吠えまくる保守層に構っているよりも、財界におもねり、リベラルをなんとかしてなだめるようにすることが最優先課題であり、まあ、その意味においては安倍は結構プラグマティックにやっているワケです(もちろんは、これは安倍が自己利益を追求するという意味でのプラグマティズムであって、国民にとっては悲劇以外の何物でもありません)。

 まあ、このように安倍が「したたかに」やってる状況において、安倍支持者はとんでもない逆説に直面します。つまり、国益を重視した愛国的な政策を期待して安倍を応援しているにも関わらず、安倍支持者が安倍を必至になって応援すればするほど、逆に安倍は安心して売国政策、壊国政策を推し進めることが出来るワケです。

 別に、これは安倍が馬鹿だからそうしているとか、安倍は何も理解できていないとかそういう話ではありません。安倍がまさにしたたかに、合理主義的に、現実主義的に政治を進めているからこそこのような結果になっているのです。

 つまり、これぞまさに悲劇的な逆説ですが、安倍は愛国者を自負する保守派の応援をバックに、徹底的に売国性差を推進しているのです。

 これは、いまさら言うまでもありませんが、安倍首相を支持する人間の圧倒的多数は国益を重視し自国優先主義を掲げる保守派の人間です。さて、では、仮に安倍が、「もし、今移民政策を徹底的に推進したら今まで築き上げてきた保守層の支持を全て失うかもしれない」と考えたらどうでしょう?おそらくですが、そのような状況になれば絶対に安倍は移民政策なんて推進しませんよ、なにしろ、今まで築き上げてきたもののほとんどを失うことになるわけですから。

 安倍が、なぜリベラルや財界の意向に徹底的に配慮しているのかと言えば理由は簡単で、そうしなければ、リベラルは徹底的に批判の声を強める可能性が高く、また財界は安倍の支持を簡単に取り消すからです。では、何故安倍は保守派の意向に配慮しないのかと言えば、保守派の連中など気にしなくても勝手に自分についてきてくれると信用している(といえば聞こえが良いですが、要は舐められている)からです。

 ならば、安倍に国益重視の愛国的な政策を推進してもらうために保守はどのように振る舞えばいいのか?ここまでくれば答えは明らかでしょう。安倍の売国政策を徹底的に批判し、「これ以上安倍異国政策を続けるならば、安倍降ろしの運動を始めないわけにはいかない!!」という圧力を掛けることです。

 安倍支持者の連中は、何を勘違いしてか「多数派の世論は安倍降ろしを目論んでいるのだから、我々保守派が安倍を支持することで初めてバランスが取れる!!」などとわけの分からないことを言っていますが(そもそも、世論の多数派が反安倍なら、なぜ安倍は未だに首相でいられるのか?)、実際は全く逆です。財界やリベラルは、「自分たちに気に入らない政策をすれば、お前を徹底的に批判したやるぞ!!」と圧力をかけているからこそ安倍は彼らに配慮し、保守派の支持者を軽視しているのですが、バランスを取るためには保守派の側からも「これ以上売国的な政策を推進するなら、我々は徹底的に安倍批判を行うぞ!!」と圧力を掛けることによって初めて、左右両サイドからの圧力が生じることでバランスが取れるようになるわけです。

 ならば、もう保守派の人々が何をすべきかは明白でしょう・・・。そう、今すぐKAZUYAチャンネルの安倍マンセーのクソ下らない動画を観るのを止めて、今日からでもニコ生のカツトシ放送か、もしくはカツトシ放送のアーカイブを片っ端から再生して、コメントとマイリス登録を行うことから始めるべきなのです!!






↓罪深き安倍信者よ・・・今こそ、その罪を懺悔し・・・カツトシ放送を観よ!!応援よろしくお願いします(σ≧∀≦)σイェァ・・・・・----☆★





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