７月１８日の１８時から、東郷神社に近い原宿の「水交会」で伊達智恵子さんのお別れ会がありました。
智恵子さんは、陸軍特別攻撃隊「第二十振武隊」として出撃、散華された穴澤利夫大尉の婚約者です。
くわしくは、「再掲・知覧からの手紙 」をお読みください。
会場には生前の智恵子さんをよく知る方から、お会いしたことはないけれど是非・・・といった方まで多くの方々が集まりました。
各関係者や、鳥濱明久さん、同じく赤羽潤さんらがお別れのメッセージを読みあげ、参列者全員で供花させていただきました。
私は、４年前に智恵子さんにお会いしに行って以来何通かお手紙を交わしたり、お電話させていただいたりしておりました。
本当にお優しくて、それでいてシャキシャキの江戸っ子、という感じの方でした。
もちろん、女性らしい一面もありました。
私たちが智恵子さんをお訪ねしたとき、鳥濱トメさんのお孫さんの赤羽潤さんに紹介していただいて伺ったのですが、それまで面識のなかった私たちを可愛がってくださりたくさんのおもてなしをしてくださいました。
穴澤大尉のお写真や、たばこの吸い殻、お手紙など大切な宝物を私たちにも見せてくださいました。
それから、私は何度か知覧のお茶をお送りしたりお手紙を出させていただいており、必ずご丁寧にお返事を頂戴しておりました。
いただいたすべてを大切にしてあります。
智恵子さんは、68年経ってやっと穴澤少尉と再会していらっしゃるでしょう。
今度はゆっくりと、永遠に続く穴澤さんとの時間を満喫なさってください。
私たちがそちらへ行きましたら、ぜひ、穴澤さんをご紹介ください。
よろしくお願いいたします。
