かっさん”徒然を楽しむ” 2017.04.23. 日 | かっさん70の手習い

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かっさん”徒然を楽しむ” 2017.04.23. 日

  今日は何の日 ?? カレンダー! 
 http://today.hakodate.or.jp/ 

【今日は何の日】4月23日

復活祭、サン・ジョルディの日(日本書店組合連合会等1986)、
緑の週間(4/23~4/29)、ふみの日(毎月)

▲足利尊氏、五山十刹の制を定める(1342)
▲シェークスピア没。52歳(1616)
▲井伊直弼、大老に就任(1858)
▲わが国、初の外債を募集(1870)
▲独・仏・露3国が日本政府に対し遼東半島の清国への返還を勧告(三国交渉)(1895)
▲前日の八王子大火の報道に、東京朝日新聞が初めて伝書鳩を使って記事を
 送る(1897)
▲森永太一郎が、キャラメルを箱詰めにして売出す。盛りそばが1杯3銭
 のときに10銭(1914)
▲GHQが1ドル360円の単一レートを指令(1949)
▲日本学術会議が原子兵器の研究拒否を声明(1954)
▲静岡県に富士サファリパークが開園(1980)

誕生:シェークスピア(劇作家1564) ジョセフ・ターナー(画家1775)
   プランク(物理学者1858) 上村松園(日本画家1875) 
   プロコフィエフ(作曲家1891) 三好十郎(劇作家1902) 
   野村芳太郎(映画監督1919) シャーリー・テンプル(女優1928) 
   園山俊二(漫画家1935) 中村嘉葎雄(俳優1938) リー・メジャース(1940)
   河島英五(歌手1952) 国広富之(俳優1953) 日陰温子(ゴルファー1954)
   叶和貴子(女優1956) 前田亘輝[TUBE](ミュージシャン1965) 
   IZAM[SHAZNA] 黒田勇樹(俳優1982) 
   
誕生花:ききょう (Balloon-Flower)   花言葉:優しい温かさ

●サン・ジョルディの日

男は女へ一輪の花を、女は男へ本を贈る、愛する者同士の記念日。その起源は
スペインの北東部、カタルーニャ地方に古くから伝わるロマンティックな勇者
伝説に端を発する。


 =今日の雑感= 

*形を変えて便利に使えるアイデアです !!(参考 情報 0 )


(参考 情報 0 ): パッと形が変わって…2017年4月21日(金)放送
http://www.nhk.or.jp/ohayou/machikado/20170421.html

形を変えて便利に使えるアイデアです

① 開くと平皿になる器
シンメイ
おりがみカップ小 5個セット キッズ柄
http://item.rakuten.co.jp/biccamera/4571253559110/

●問い合わせ先:株式会社シンメイ
●電話:045-937-3322

②化粧をしやすい老眼鏡
http://www.hayashi-eyewear.jp/publics/index/1/detail=1/c_id=3/r_id=251/&anchor_link=page1_3_251#page1_3_251


●問い合わせ先:株式会社ハヤシ
●電話:0776-35-0005

③薄くて持ち運びしやすい正座用の椅子
http://item.rakuten.co.jp/euro-style/patatto-seiza/?scid=af_pc_etc&sc2id=364218463

●問い合わせ先:株式会社イケックス工業 SOLCION
●電話:0120-92-7575
    つながらない場合は052-253-8881


=今日の 有料老人ホーム での生活=

 今朝も日曜日 定番朝食のパン食だ! おかずに はじめてハムエッグがつきました。
何ヶ月もお願いしていてやっとパン食らしい食事ができました。

 毎月ボランティアで来てくれている のばーす運動 の講師の指導のもと1時間の運動をしました。

 午後には長男夫婦が来てくれ 散髪をしてくれました。気温が上がってきたのでサッパリして気分が良い。長女夫婦と孫(女1人・男・2人)も来てくれたので近くのショッピングセンターまで天気の良いなか散歩に連れ出してくれ菓子などを買い求めてくれました。ありがとう!


+ =掲載ニュースの目次=

△スマートシニア全員集合!! (fb新老人の会 本部)・・・今日の言葉の色紙もあります。
△<仏大統領選>世論「雇用」を最重視 テロ受け「治安」も

△消耗品から「高級実用品」へ ボールペン、進化の秘密

△「五月病予防策」は、連休前から準備すべし!

△日本人だけが知らない「人気の日本車」? 国内外で鮮明に異なるクルマのジャンルと
△<新世代グマと向き合う>追い払いロボに期待


▲スマートシニア全員集合!! (fb新老人の会 本部)・・・今日の言葉の色紙もあります。https://www.facebook.com/shinrojin 

 04/23 の言葉
おはようございます。日野原重明です。

「健康法を探すより、日々に張り合いや目標を見つけましょう。」

☆日々の目標を生きがいに☆

日々の生活の中に小さな目標を設定し、達成していくことは何よりの生きがいになります。生きがいは人生をより豊かな、いきいきとしたものにしてくれます。

▲<仏大統領選>世論「雇用」を最重視 テロ受け「治安」も
毎日新聞 4/23(日) 8:30配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170423-00000008-mai-int
 
 <仏大統領選>世論「雇用」を最重視 テロ受け「治安」も

テロ事件が起きたパリ市内を警戒する警官=22日、AP

 【パリ賀有勇】主要4候補が小差で激しく争うフランス大統領選は23日に第1回投票を迎える。国内問題では雇用対策に有権者の最大の関心が集まる一方、パリで警察官が射殺された20日のテロ事件を受け、各候補の治安対策や移民問題への姿勢が結果を左右する可能性もある。

 第1回投票は中道の独立系候補、マクロン前経済相(39)と極右政党・国民戦線のルペン党首(48)の2人を、中道右派・共和党のフィヨン元首相(63)と急進左派・左翼党のメランション元共同党首(65)が追う構図となっている。

 3月下旬に行われた世論調査によると、有権者が最重要視するのは雇用対策だ。フランスの失業率は、欧州連合(EU)加盟国平均の8%よりも高い約10%。オランド大統領は景気回復と失業率改善に失敗し、再選出馬断念に追い込まれた。このため、各候補とも景気・雇用対策に力を入れる。

 マクロン氏は計600億ユーロ(約7兆円)の歳出削減をする一方で、エネルギーやインフラなどへの投資を加速させる構造改革のほか、法人税率の約8%引き下げや週35時間労働制の緩和など、企業活動の活性化を促す。フィヨン氏も週35時間労働制の廃止や定年退職年齢の62歳から65歳への引き上げ、失業給付金の削減による再就職の促進などを訴える。

 ルペン氏は法人税率の引き下げに加え、輸入品への課税を通じて国内企業の活性化を図るほか、フランス人の雇用を守るために外国人の雇用への課税も掲げる。メランション氏は、企業の従業員解雇を制限するほか、富裕層の所得税を大幅に増税する一方で、最低賃金の増額など、労働者寄りの立場を取る。

 一方、同じ世論調査で治安対策は重視する政策の4番目だったが、パリで起きた20日のテロを受けて注目度が上がっている。

 2015年のパリ同時多発テロでは容疑者の一部が難民を偽装して入国し、昨年起きた南仏ニースのトラック暴走テロの実行犯もニースに住むチュニジア人だった。候補者の中でもルペン氏とフィヨン氏は、治安要員の増員やテロに関与した二重国籍者の仏国籍剥奪などの治安対策の強化や移民の制限を訴えてきた。

 選挙戦をリードしてきたルペン氏は終盤で勢いが鈍化し、フィヨン氏も妻らの不正給与疑惑への批判で支持率を下げ3番手にとどまっているものの、治安・テロ対策への関心が高まることが両氏にとって追い風となる可能性もある。

▲消耗品から「高級実用品」へ ボールペン、進化の秘密
NIKKEI STYLE 4/23(日) 7:47配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170423-00000001-nikkeisty-life
 
 消耗品から「高級実用品」へ ボールペン、進化の秘密

水性インクやゲルインクを使った高価格帯ボールペンが人気になっている

 新しいシーズンがスタートする4月は、仕事道具を見直す絶好のタイミング。現在、仕事でどんな筆記具を使っているだろうか。書きやすさを重視して、プラスチック軸のボールペンを利用している人も多いのではないか。実は最近、これらの書きやすいインクを使いながら、金属製のボディーを持った高価格帯のボールペンが人気になっている。コンビニエンスストアで100円台で買えるイメージがあるボールペンが、なぜ高級品に進化したのか。長年、文房具をウオッチしてきた納富廉邦氏が解説する。

■実用品ではなかった高級ボールペン
 日本で「高級筆記具」というと、長い間、それは万年筆を指す言葉だった。

 もちろん、ボールペンにしろシャープペンシルにしろ、100円から500円のものばかりではなく、数千円から数万円のものもあったのだが、その多くは贈答用の製品であり、あまり実用品とは捉えられていなかった。

 その理由の一つは、ボールペンやシャープペンシルは消耗品だと考えられていたこと。また、ボールペンやシャープペンシルの高価なモデルは万年筆との組み合わせ用製品だと思われていたこともあげられる。

 もちろん、モンブランやクロス、カランダッシュ、フィッシャーなどの海外筆記具メーカーのボールペンは、数万円のものも実用品として使われていた。だが、かつて万年筆が日本に初めて登場した頃、粗悪な国産コピー製品が出回った時期があり、その記憶が根強く残っていた筆記具市場では、海外製に比べ国産の筆記具は安いが性能は劣るというイメージが長く残っていた。それもあり贈答品としても海外製のボールペンの方が売れていたのだ。

消耗品から「高級実用品」へ ボールペン、進化の秘密

写真上:2006年に発売された「JETSTREAM」。映画監督の西川美和さんも愛用していると連載「私のモノ語り」で語っていた 写真下:「消せるボールペン」として愛用者の多いフリクションボールは2007年に発売された

■リーマン・ショックで会社から支給がなくなり……

 ところが、1990年代あたりから、国産のボールペンは大きな進化を遂げる。信じられないかもしれないが、それ以前のボールペンは試し書きしてみないとインクが出ない危険があるほど品質が安定していなかったのだが、この頃から全体の品質が向上していった。さらにゲルインクのボールペンの発売で、カラフルな色のインクが流行。パイロットの「ドクターグリップ」のような、「握りごこち」「疲れにくい」といった部分でのアピールをする製品も登場したのもこの時期だ。

 21世紀に入っても国産ボールペンは進化し続ける。2006年には、油性ボールペンなのにスラスラ書ける低粘度油性インクを搭載した三菱鉛筆の「ジェットストリーム」が登場。翌年、パイロットが消せるボールペン「フリクションボール」を発売した。

 そしてその直後に、リーマン・ショックが起こる。

 不景気の影響で、ボールペンなどの文房具を会社から支給されなくなったビジネスマンは、自ら使う筆記具を調達する必要に迫られた。そこにスイスイ書ける筆記具が登場したのだから、それはブームにもなる。それまで、自分が普段使っているボールペンのメーカーさえ意識していなかった人々が、「ジェットストリーム」「フリクションボール」と名指しで買うようになったのだ。

次ページは:■ボールペン・ブームで高い筆記具が苦境に
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▲「五月病予防策」は、連休前から準備すべし!
@DIME 4/23(日) 10:10配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170423-00010005-dime-bus_all
 
 「五月病予防策」は、連休前から準備すべし!

五月病とは、ちょうどゴールデンウィーク明け頃に起こりやすい、心身の不調のことを指す
毎年、ゴールデンウィークが明けると、決まって五月病になるという人はいないだろうか。また、新卒者もかかりやすいといわれる。何か事前に対策を立てておきたいものである。精神科医にゴールデンウィークに前にやっておくといい五月病予防策を聞いた。

■五月病になる要因とは?

五月病とは、ちょうどゴールデンウィーク明け頃に起こりやすい、心身の不調のことを指す。気分がうつになる、頭痛や肩こり、疲れが取れないなど、さまざまな症状が出るものだ。

会社づとめの一般ビジネスパーソンは、主にどんな理由で五月病になるのだろうか。アイさくらクリニック院長 木村昌幹先生に聞いた。

●新生活1ヶ月で続いた緊張・ストレスによるもの

「新社会人になりたての頃は、会社の研修や不慣れな仕事などで過緊張状態が続きます。また、現実社会と自分の理想とのギャップを受け入れられないことでストレスを感じることもあるでしょう。

既卒者の場合、部署移動などで変化した環境・仕事内容・人間関係になじめないことや、昇進などで大きな目標を達成したことによる燃え尽き、そのような中で4月の1ヶ月間を過ごすことによるストレスの蓄積などが考えられます」

●環境や家庭内の変化

「ご自身の環境の変化と同時に、家族も環境が変わってストレスを感じていることもあるでしょう。こうして家庭内の“ゆったりモード”が、一時的に“不安定モード”となっていることもあるかもしれません」

●自律神経の乱れによるもの

「季節の変わり目は自律神経が乱れやすいため、精神状態も不安定になりがちです」

「これらの要因が重なり合い、変化した環境に慣れようとして1ヶ月間無理をして頑張った結果、五月病になりやすいといえます」

■五月病予防のためのゴールデンウィーク前対策5つ

要因を知ると、思い当たるところがあるものだ。ゴールデンウィーク後の五月病を少しでも回避できるよう、前もって対策をしておくのも一つの方法だ。木村先生は次の5つを挙げる。

1.睡眠覚醒リズムを安定させ、セロトニン強化

「睡眠については、“時間”より”時間帯”を意識することが重要です。睡眠時間は6~7時間を推奨しますが、就寝は23時前後までに。

夜更かしをせず、睡眠覚醒リズムが安定している人は、セロトニンが強いといわれています。神経伝達物質のセロトニンは、うつ病の治療にも関係しているほど、五月病のうつ症状には関わりが深いものです。先立って調整しておきましょう」

2.有酸素運動を週3回継続し、ストレス耐性を強化する

「適度なウォーキングなどの有酸素運動を、週3回ほど継続して行うことで、ストレス耐性の強い脳を作ることができます。無理のない範囲で定期的に行いましょう」

3.栄養バランスの取れた食事をする

「特に朝食は重要です。量は少なくてもいいので、何かしらの栄養補給をすること。しっかり脳を覚醒させ、一日のリズムを作りましょう。また、セロトニンを作るのに必要な栄養素であるトリプトファン、ビタミンB6、炭水化物をバランス良く摂るのもいいです。また、カルシウムを摂ることでイライラを落ち着かせる効果も期待できます」

トリプトファンの多いもの…肉、魚、大豆などのたんぱく質など
ビタミンB6の多いもの…青魚、鶏肉、バナナ、さつまいも、アボガドなど

4.休日はしっかり休む

「休日や早く帰宅した後などは、しっかり休むことも大切です。ゆっくりした自分だけの時間や空間を持ちましょう」

5.心の相談や話ができる人を2人以上持つ

「同性・同年代のメンタルフレンドがいることが、心の安心につながります。2人以上持っているといいでしょう」

4月に入って、すでに心身の不調を感じ始めている人は、ぜひ調整をしてみよう。

朝は朝食をしっかり摂り、日中はウォーキングなどで体を動かし、夜はしっかり休む基本的なサイクルを身に付けておきたい。

木村先生によれば、ゴールデンウィーク中も、この生活リズムを崩さないようにすることがポイントだそうだ。

▲日本人だけが知らない「人気の日本車」? 国内外で鮮明に異なるクルマのジャンルとは  乗りものニュース 4/22(土) 15:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170422-00010003-norimono-bus_all
 
 日本人だけが知らない「人気の日本車」? 国内外で鮮明に異なるクルマのジャンルとは

トヨタの8代目「ハイラックス」。2015年5月にタイおよびオーストラリアにて発売開始(鈴木ケンイチ撮影)。

国内と海外でまったく評価が異なるジャンル

 世界のあちこちで開催されるモーターショーへ取材に行って、私(鈴木ケンイチ:モータージャーナリスト)はいつも思うことがあります。世界中で人気なのに、日本でだけはさっぱり顧みられないクルマのジャンルがあることを。それが「ピックアップトラック」です。

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 日本ではピックアップトラック、ひいては「荷台のあるクルマ」は、あくまでも商用車であり、普通の人が乗用車感覚で使うものではありません。しかし、海外では事情が異なります。アメリカなどでは、普通にピックアップトラックが乗用車代わりに使われています。ピックアップトラックの年間の販売台数は、普通の乗用車とほぼ同数というから驚きます。国土の広い農業国であり、ガソリン代が安いため、大きくて実用的なピックアップが好まれのは理解できるとしても、ここまで極端なのはアメリカだけ。とはいえ、アセアン地域でもヨーロッパでもピックアップトラックを乗用車代わりに使うのは、珍しいことではありません。

 そのため、日本車メーカーは数多くのピックアップトラックを作って、世界各地で販売しているのです。

日本人だけが知らない「人気の日本車」? 国内外で鮮明に異なるクルマのジャンルとは
海外のモーターショーでは、日本国内メーカーもピックアップトラックの展示に広いスペースを割いており、その力の入れ具合がわかる(鈴木ケンイチ撮影)。
こんなにある、国内メーカーのピックアップトラック
 海外で元気な日本車メーカーのピックアップトラック、その代表モデルが、これまで世界180以上の国と地域で累計1600万台以上が販売されてきたトヨタの「ハイラックス」でしょう。

 ちなみに現在の「ハイラックス」は、同じ骨格を流用する「IMV(イノベーティブ・インターナショナル・マルチパーパス・ビークル、革新的国際多目的車)」シリーズのひとつ。トヨタのIMVは、同じフレームを使ってピックアップトラックの「ハイラックス」、ミニバンの「イノーバ」、SUVの「フォーチュナー」という3モデルが兄弟として販売されています。アセアンでは、「イノーバ」はベストセラーですし、「フォーチュナー」は高級車という扱いです。また、アメリカ市場ではフルサイズピックアップトラックの「タンドラ」とミドルサイズの「タコマ」が販売されています。

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▲<新世代グマと向き合う>追い払いロボに期待
河北新報 4/23(日) 13:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170422-00000034-khks-soci&p=1
 
 <新世代グマと向き合う>追い払いロボに期待

斎藤准教授(右)が開発を進める動物型ロボットかかしの試作機。伸縮する腕など手脚を動かし、野生鳥獣を威嚇する

 東北6県で昨年度、ツキノワグマの出没が7000件を超え、市街地でも目撃事例が目立った。秋田県内では鹿角市で山菜採りの男女4人が相次いでクマに襲われ、死亡する事故が起きた。出没件数の増加や事故の背景には、臆病とされるツキノワグマが人を恐れない「新世代グマ」に変容しつつあると指摘する専門家もいる。クマを巡る環境や社会の変化を探るとともに、被害防止に向けた県内の取り組みを紹介する。(秋田総局・藤井かをり)
【グラフ】秋田県の猟銃免許所持者数と高齢化率の推移

◎秋田からの報告(上)狩猟者減少

<音と動きで威嚇>

 最長7メートルになるステンレス製の腕を伸縮させ、ガシャガシャと音を立てて4本の脚で移動する。動きも音も派手なロボットは、秋田県立大システム科学技術学部の斎藤敬准教授(47)=医療工学=が、クマなど鳥獣被害の軽減を目指して開発に取り組む「動物型ロボットかかし」だ。

 実用化後は1人乗りの電動シニアカー程度の大きさを想定し、集落や農地周辺、里山を無人で巡回する。その行動は、マタギがクマを銃で威嚇して追い返す「追い払い」に近い。斎藤准教授は「予測不能な音と動きが野生鳥獣には効果的なはずだ」と自信を見せる。

 屋根の雪下ろし用ロボットなどを手掛けてきた斎藤准教授は昨年、クマによる被害の多発を受け、「自分の技術を生かしたい」とロボットかかしの開発を始めた。地元企業の協力を得て、本年度中の試作機の完成を目指す。

 クマによる被害防止にロボットを活用しようという取り組みの背景には、有害鳥獣捕獲を担っている狩猟者の減少がある。

<7割が60歳以上>

 県内の狩猟免許取得者はグラフの通り。2015年は1986人と、8800人以上いた1974年の4分の1以下にまで落ち込んだ。うち約7割は60歳以上と、高齢化も進む。

 「狩猟は人のテリトリーを主張する行為。その機会が減れば、クマは人を恐れなくなり、『新世代グマ』になる」。クマの生態に詳しいあきた森づくり活動サポートセンターの菅原徳蔵さん(65)は、人と鳥獣の境界が曖昧になり、クマが里山近くにまで生息地を広げている現状を指摘する。

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