カープがやっぱり好きなんよ

カープがやっぱり好きなんよ

どんなにボロクソに負けても、次の試合もやっぱり見てしまう。
18才までに広島で刷り込まれたカープ魂は、50を超えても東京で生き続けるのです。

甲子園の「ウル虎の夏」に集まった虎党の子供達に1戦目2戦目とあまりにも悲惨な試合を見せてしまいましたからね、未来ある子供達に野球が嫌われてしまう寸前でしたよ。今日の試合はそんな子供達にも思う存分ご堪能頂けたのではないでしょうか(苦笑)。今日の試合はそういうことにして、鯉党はコロッと忘れてしまいましょうかね。そして心はオールスター明けまで飛ばしておきましょうかね(涙)。

 

投手陣の踏ん張りで耐えて耐えてロースコアで勝つ試合もそれはそれで素晴らしいのですが、やはり「球場での野球観戦」は得点が入らないと盛り上がりませんわな。虎の猛打爆発に沸く甲子園の地鳴りのような歓声と虎党の子供達の笑顔の連鎖を見るにつけ、更には野球マンガのような大逆転サヨナラのルーズベルトゲームに大興奮の神宮球場を見るにつけ、そんな当たり前のことをしみじみと思い出しました。鯉の野手陣の皆様にも後半戦はぜひ奮起して頂き、マツダスタジアムにもあの三連覇の時のような超満員の鯉党の歓声が戻ってくることを切に願っております。

 

鯉は前半戦を貯金6の2位でターンです。

後半戦の鯉諸君にも期待しましょうや。

 

アライさん、頼みましたぞ!

 

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しかし鯉打線も虎打線もホンマに点が取れません。今日もまたスコアボードは両軍とも足並み揃えてゼロ行進が続きます。0対0のまま9回でも決着がつかず、延長11回までやって漸く決着した両軍の「点を取りたくない対決」でございました。1戦目の決勝点が「無死満塁からのショートゴロ併殺崩れ」というかなり渋めの得点だったのに続いて、2戦目は「ノーヒットで出来た無死満塁から犠牲フライ」というこれまた輪をかけて地味な得点(泣)。この流れだと3戦目は「無死満塁からワイルドピッチで1点」とかになりそう(苦笑)。

 

で、これもまぁ鯉党お花畑に在住する小生が心配することでもないのですが、ご存知の通り甲子園では「ウル虎の夏2024」企画を展開中で、グリーンベースの特注ユニを着用し、色々な盛り上げイベントも開催されておりますので、そりゃ夏休み直前の虎党のちびっ子達もたくさん球場に押しかけております。子供達は目を輝かせて「虎打線が打ちまくる楽しい試合」を期待していたと思いますが、なんと虎打線は2試合続けて1点も取れずの拷問のような展開です(泣)。

 

ちびっ子達が見たかったであろうサトテル君や大山クンの「特大ホームラン」どころか、両チームともヒットの数も僅か数本のありさまでしたからね。いやぁ本当に申し訳ありませんですわ。虎が勝てば、試合後に昨日はさや姉、一昨日はちっひーさんというNMB絡みの「六甲おろし」生歌唱が見れたというのにねぇ、それはそれで残念。ともかく真夏のクソ暑い甲子園が2試合続けてキンキンの冷え冷え状態になってしまいました。盛り上がっていたのはレフトスタンド上部の赤い一角だけ。虎党の子供達とその親御さん達だけには心より陳謝申し上げます、ほんまにすんません。

 

もとい。

 

もう鯉打線の貧打っぷりの話は敢えてやめときます、悉くチャンスを潰してくれた3番上本先輩の話も、まぁ1戦目のレフトで魅せたあのスーパキャッチ!に免じて、やめておきましょうかね(苦笑)。ポジ面だけ書いておくと、小園クンが完全復調なのが嬉しい限りですし、中村貴浩クンが連日のヒット打ち、シャイナーさんもレフトへの捉えたか!に見えて全然飛んでない打球もありましたが(笑)、そのうちもう一発かましてくれそうな気配、というかやはり一発のある打者は投手側が「勝手に」警戒してくれますからね、実は貴重な下位打線の打者になりつつありますかね。

 

で、相変わらず素晴らしい投手陣でございます。この3連勝中はなんと1点も取られてないのですからね。嬉しげに書いてみます。

 

(7/17DeNA戦:東クン相手に勝利)

森下7イニングを無失点の後、8回森浦・9回を栗林が無失点

 

(7/19虎戦:村上クン相手に勝利)

床田7イニングを無失点の後、8回ハーン・9回を栗林が無失点

 

(7/20虎戦:延長11回で勝利)

大瀬良7イニング無失点の後、8回塹江・9回ハーン・10回森浦・11回を栗林が無失点

 

いやぁスバラシイですな。というか、クソ暑い夏にこの後ホンマに大丈夫なんかと心配になる程の投手陣の踏ん張り具合でございます。まぁそろそろ野手陣には頑張って頂かないと、投手陣の電池切れは目の前まで迫っている感じですので(苦笑)、そこんところよろしくお願いしますわ。

 

他方で虎さんも相当しんどい状態ですね。昨日の攻撃では、捕手として1000試合出場という輝かしい記録を打ち立てた梅野クンが完全にババを掴まされていた感じでしたかね。5回のサトテル・前川の連打で作った1死1.2塁のチャンスにはサードゴロ併殺打。7回にはサトテルのヒットや大山クンのショートライーや前川クンのライトへのいい打球(野間落球でライトゴロ、笑)と、大瀬良を各打者が捉えかけていた流れで2死1塁から梅野クンだけあっさり空振り三振。10回は1死1塁から送りバントに失敗した挙句にセカンドゴロ併殺打。うーむ。気の毒になるくらいにチャンスを潰して頂きましたわな。

 

11回の鯉の1点もちょいと気の毒なくらいの虎さんの拙守でしたよね。先頭の秋山先輩には、2球であっさり2ストライクに追い込んだところから4球連続のボールで四球を与えます(泣)。矢野クンの送りバントはなんでもない打球でしたが、これを1塁へ暴投するピッチャーさん(泣)。1塁カバーに入った中野クンが慌てて補給しようとするもボールがこぼれてしまいます(泣)。

 

この隙に3塁を狙った1塁ランナーの大盛クンでしたがこれはやや暴走気味。中野クンが必死に3塁へ送球しますがこれまたワンバンの大暴投でサード佐藤クンが大きく弾いてセーフ(泣)。いやぁもう河川敷で早朝からやってるワシらおっさん草野球並みの守備、小学生の少年野球でももっとマシなプレーをしまっせ!でございます(泣)。ウル虎の夏の少年たちよ、決してマネしてはいかんぞ!(苦笑)。ま、鯉も菊池先輩がポロリしてますから人様のチームのことは言えないのですけどね、明日は我が身です。

 

もとい。

 

さぁ3戦目。恐らく本日もロースコアなのでしょう。4本柱のトリで登場するアレンさん、よろしゅうお願いします。「ウル虎の夏」の甲子園をキンキンの冷え冷えに冷やしてくださいませ。小生はこれから炎天下での少年野球の練習に行って参ります(倒れそうですな、暑いですが、みなさまお身体ご自愛下さいませ、笑)。

 

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すんません、本日のブログはちょいと前段の能書き部分が長いです。興味のない方はすっ飛ばして試合レビューの方へどうぞ(笑)。

 

***

 

当たり前の話ですが、30センチ定規(モノサシ)の上では「0と1の差」と「1と2の差」は同じ距離(1センチの幅)です。1センチ毎に連続的に、そしてあくまでも等間隔に並んでいます。他方で、数字上ではこの「0」と「1」は大きく異なるように見えます。よく例え話で使われるように「ゼロ」は何を乗じて(かけて)も「ゼロ」以外の数字にはなりません。「ゼロ」と「それ以外の数字」は全く違う生き物のように思えてしまう「不思議の世界」が存在します。

 

翻って、野球などのスコアを争うスポーツに限らず普段の生活の中でも、この「ゼロ」と「イチ」の差については、前述の話の後者の感覚に近いような気がします。「ゼロ」のものを「イチ」に変化させるのにはとてつもないチカラが必要であり、それは「1を2に変化」させたり「2を3に変化」させたりするチカラの何倍も何十倍も何百倍もかかる体感があります。

 

そして「経験したことが一度もない」と「既に経験したことがある」の差は無限に広がる大宇宙ほどの隔たりがあるように思えます。他方で実際は「何も成果を出していないゼロの状態でもがく状態」は「なんらかの結果を出せたイチの状態」のほんのすぐ手前の位置なのかもしれませんが、それはどんなに近い位置であっても、あくまでデジタル的な連続性だと思うのです。アナログ的な連続性(地続き)ではなく、ある時突然にゼロがイチにピコっ!と変化する。時計の秒針ではなくてデジタルウオッチの数字がパタっと変わるごとし。ともかく、そのくらいにゼロとイチの差は果てし無く大きいものだと思うのでございます。

 

***

 

もとい。

 

広島カープの応援ブログでございます(笑)。朝から何を書いてんだかなのですが、昨夜の甲子園の1対0の試合を見ながらそんな書き出しの本日のブログでございます。試合的には、床田クンが圧巻の7回無失点ピッチング、8回もハーンが156キロのストレートで近本、中野を仕留めて3人斬り、9回は守護神栗林が森下、サトテル、大山を3人斬りでゲームセット。あっぱれ「1対0」での勝利。

 

バックを守る鯉の守備陣も相変わらず素晴らしかったんですよね。なんといってもハイライトは、ちょいと不安定だった9回の栗林クンを救ったレフト上本先輩のスーパーキャッチ!でしょうか。9回先頭の森下クンの打球はもう打った瞬間にレフトオーバー、いやスタンドインかという角度で飛んでいきましたが、これを上本先輩が背走&背走&背走!で、向こう向きのままダイビングキャッチしてその白球を掴んじゃいましたわ。いやぁシビれました。ショートの選手がレフト前にポトリと落ちる飛球をダイビングキャッチする感じ(@レフトフェンス手前)の超美技でしたな。ま、大スター選手みたいに手を振って観衆に応えるドヤ顔はヤリすぎでしたけどね、上本さんや(笑)。

 

内野陣も引き続き素晴らしいプレーを連発。パンチ矢野クンも右へ左へ凄かったですよ。三遊間の緩いゴロ、打者走者が近本クンなのでこりゃセーフかという打球をノーステップのノーバン送球ズドン!でアウトにしてみせたり、木浪クンのショートゴロからの6−4–3のダブルプレーはもうラップで包んで冷凍庫で永久保存で凍らせてしまいたいくらいの美しさ(うーむ。我ながら、この例えの表現はかなり下手くそじゃな、笑)。

 

試合終盤には1塁に近本クンを置いたいやらしい場面での中野クンの打球、2塁ベース奥の変則打球をキャッチして菊池先輩にトスするこれまた野球玄人衆を唸らせるような超美技をかましてくれましたわ。レフトの中村貴浩クンの元気溌溂なスライディングキャッチあり、エリア33はいつも通りの安定感、まぁセンター秋山先輩がちとやらかしてましたが、まぁ風も難したったということにしておきましょう(苦笑)。ともかく、虎の守備陣がポロポロなさっている中(木浪クン苦労してましたね)、鯉の守備が目立ちました。

 

そんな中で、冒頭の「0と1の差」の話に戻ります。もう色んなところで言及されていますが、この試合の勝敗を分けたのは言わずとしれた双方の攻撃で訪れた「無死満塁の大チャンス」の結果でしたよね。

 

まずは鯉の無死満塁。

 

虎の先発の村上クンに4回まで無失点。迎えた5回表の攻撃で、先頭打者の中村貴浩クンがマン振りで火の出るようなピッチャー返しのセンター前ヒットで出塁。1軍昇格即スタメン5番起用の「新井マジック」に応えます。で、続く6番坂倉クンが10何打席ぶりの久々のヒットで繋いで無死1.2塁。からの7番菊池先輩の送りバントが高く弾みますがキャッチャー坂本クンが素手で掴みにいくも処理を誤りファンブルしてオールセーフ。ヒット2本と失策で無死満塁の大チャンスが出来上がります。

 

ここで打席には8番に座るシャイナーさん。ハマスタで東クンから3ランをかました8番に座る助っ人、シャイナーさんです(笑)。小生をはじめとして手首捻挫になるくらいに手のひら返しの準備をしているシャイナーさんです(笑)。もう28歳ですがもしかして「ラッキーボーイ」になってくれるの?なシャイナーさんです。俊ちゃんでいうところの「♪シャイなハートが欲しい」シャイナーさんです(例えが古いなぁ、笑)。真面目な話、へんてこりんな打球も多いのですがなんだか相手のエラーを誘ったりして得点に絡むシャイナーさん。

 

無死満塁でやってはいけないこと。三振とポップフライですわな。どんなかたちでも最初の打者でランナーを動かさないと無得点に陥るケースも多い無死満塁。ゼロとイチの境目は最初の打者にあるといってもいいかもしれません。で、シャイナーさん、村上クンのカットボールを叩いてショートゴロ。虎は中間守備より後ろで1点オッケーの守備隊形。床田相手にそんな余裕かましてええんかいなの守備隊形ですよ。で、そのまま併殺かと思われましたがショート木浪クンがお手玉して1塁はセーフ。

 

というか、シャイナーさんの必死のパッチの走り!決して速くないのですが、凡ゴロにも懸命に足を動かして全力疾走するシャイナーさん、ホントいい奴なんだろうなと思いますが、一塁は間一髪セーフ。いやぁラッキーボーイになるかもですぞ。貴重な貴重な1点。難敵の好投手相手ならば無死満塁で併殺打でも点が入れば全然オッケーなんです(ただ一つ、この後で虎さんが打ってしまった「併殺打」だけは例外なんですけどね。笑)。1点オッケーの守備で臨んだ虎さんと鯉との間で、ゼロとイチの間隙がグッと広がった瞬間。

 

一方で虎の無死満塁。

 

7回裏でしたな。因みに床田クンは初回にも近本クンのライト前ヒットと中野クンの絶妙なセフティバントで無死1.2塁のピンチを招きますが、そこから森下ライトフライ、サトテル空振り三振、大山セカンドフライと見事な三人斬り。ここのところ初回に失点が多かった床田でしたが、なんとか無失点で立ち上がり以降は6回までスイスイピッチング。で、迎えた7回裏でした。

 

この回の先頭のサトテル君がレフト前ヒットで出塁、大山クンがライト前にポテンヒットで繋いで無死1.2塁。続く野口クンはバントではなく強行策でしたがセンターへ凡フライを打ち上げてくれました。これは助かったと思いきや、なんと秋山先輩が目測を誤り白球が目の前にポトリ。2塁へ送球するも間に合わずオールセーフ(泣)2本のヒットと失策で無死満塁が出来上がります。まさに鯉の攻撃とミラーのかたちで迎えた無死満塁の大チャンス。

 

打席には坂本クン。床田と坂倉の鯉バッテリーがギアを上げます。クライマックシリーズのような緊張感というか、床田としては自らの悔しい悔しい甲子園でのCSを思い出しながら投げていたかもしれませんな。絶対に「ゼロ」で抑えてやる。1点取られてしまうならば満塁走者一掃のタイムリーで大量得点取られても構わん。そんな空気になってましたよね。なんと鯉の内野陣は前進守備でございます。セオリー無視のギャンブルだったかもしれません。それでも「ゼロ」に拘ったのだと思います。ここを「ゼロ」で凌げなければこの試合には絶対に勝てんのじゃと。

 

打席に入った坂本クンはキャッチャーとして鯉に無視満塁から取られた「あの1点」をかなり悔やんでいたと思います。絶対にオレが打って取り返すぜ!と打ち気マンマンのそんな坂本クンに対して、満塁から敢えて外側低目のツーシームの「ボール球」で入る鯉バッテリー。思わず釣られてバットを出しそうになる坂本クン。憎い入り方じゃ!坂倉よ。この初球で打席の磁場を鯉バッテリーが掌握した感じがしました。そして2球目カット、3球目146キロのストレートであっという間に追い込みます。

 

1ボール2ストライクから4球目はなんと予期せぬ116キロのパームボール。なんとかバットを止めた坂本クンでしたが、もう完全に「鯉バッテリーの間合い」の術中です。これでほぼ勝負ありの感じ。最後は打ち頃の真ん中付近からスッと内側に食い込むツーシームですわ。まずい、この球を打ってしまったら内野ゴロになる!と自分で解りながらもスイングを止められない坂本クン、打球はショート矢野の真っ正面でございます。

 

鯉の内野陣は前進守備。

 

矢野からバックホーム!坂倉から1塁へ転送されて6ー2ー3のダブルプレー完成でございます。ガッツポーズの鯉バッテリー!そして恐らく鯉ベンチではそれより派手なガッツポーズをかましていたであろう新井&藤井のドヤ顔コンビでございます(笑)。

 

無死満塁から想定されるディフェンスの種類の中で「最も美しい結末」ですわな(ま、サードゴロトリプルプレーというのもありますが、笑)。同じ無死満塁からのショートゴロで1点とった鯉と、ゼロに終わった虎。差を分けたのは守備隊形ということでしたかね。いいえ、それは「ゼロ」と「イチ」の差への拘りというか執念の差だったのかもしれません。

 

2死2.3塁になってから床田クンは次打者の木浪クンに150キロ超連発のストレート勝負ですわ。いやぁこれは圧巻でした。試合開始からここまで投げていた床田のストレートはいずれも140キロ台の中盤でしたからね。いかにこの男がゲームメイクを重視して自分の投げる球を制御(コントロール)しているかの証左です。いつでも150キロ超のストレートを投げる力勝負は出来るんじゃ、それよりもコンビネーション重視でゲームを作るのが先決と。あっぱれです。豪速球を見せておいて最後はパームボールでセンターフライ。鯉バッテリーよブラボーです。

 

という野球のゲーム的には見応えたっぷりの試合でしたが、まぁ地味な試合といえば地味な試合。夏休みで「ウル虎の夏」として甲子園に来場していた虎党のお子さん達にはちょいとというか究極に詰まらん試合でしたな。ほんまにすいません。サトテルや大山の豪快なホームランが見たかったことかと思いますが、鯉のおっちゃん達も必死のパッチでやっとるんじゃわ、ホンマ申し訳ないです。と言いつつ、2戦目も3戦目もこんな感じの試合になっちまうかもしれんがどうかご容赦あれ。と、虎党のお子さま達には仁義を切った上で、敢えて申し上げますが、

 

もういっそのこと、このまま全試合「1対0」で「ウル虎の夏2024」で3タテを完成して、このクソ暑い夏の甲子園をキンキンの冷え冷えに冷やして頂いても構いませんぞ、鯉諸君(いや、やっぱりもうちょっと打ってくれ、笑)。

 

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さすがにびっくり仰天でございました。0対0のスコアレスのままで迎えた7回表の鯉の攻撃。もうこのままどこまで投げられても全く打てそうな気がしなかったDeNA先発の難攻不落の東クンから、このイニング先頭の3番上本先輩と復調気味の4番小園クンが連打で無死2.3塁の大チャンスを作ります。マジかよ!ついにあの東クンから先制点を取る日がやってきたのか!と俄かに色めきだつも、悲しいかな続く5番野間クンも6番菊池先輩も箸にも棒にもかからない浅い外野フライを打ち上げてしまい全くランナー動けず(泣)。点が入らないまんまでツーアウトになっちまいます。打席には7番シャイナーさん。

 

まぁ見ていた鯉党の10人中10人が「なんでこれで点が入らんのかいな(怒)。野間に菊池よ!ちゃんと働かんかい!」と、シャイナーさんが凡打に終わることを前提にして、イライラの非難の矛先を野間と菊池に向けておりましたわな、小生もそうでしたけど(苦笑)。ところがびっくり仰天でした。

 

あのシャイナーさん!

あの東クンを捉えて、

値千金の特大3ラン!

 

喜びを爆発させるレフトスタンドと鯉ベンチ。というか、打った瞬間に新井さんがベンチで拳を突き上げてそのまんまベンチ前で狂喜乱舞の舞を踊っておりましたわな(笑)。満面の笑みでダイヤモンドを一周して戻ってきてシャイナーさんがベンチの手洗い祝福でもみくちゃになってましたな。いやぁ。鯉の助っ人のこんな姿を見るのはいつ以来のことなんだろうか(遠い瞳です、苦笑)。

 

シャイナーさんが1軍昇格してきた時の新井さんのコメントが意味不明だったんですよね。要するに「別に2軍から推薦があった訳じゃないけれど彼に賭けてみる」という起用だと。おいおい、そんなのアリなのか?いやさすがにそれはナイでしょ(笑)。ウエスタンリーグで2割も打てない助っ人が1軍で打てる筈もなく。スイングだって見るからに上半身と下半身のバランスが悪く、コンタクト率も低ければ打球の飛距離も首を傾げる感じ、ファームの成績はそんな印象でしたよね。新井さんはああいうコメントを出していましたが、まぁ実際のところは最後のチャンスを与えて、結果が出なければこれで「見切る」ということなんだろう、そういう起用なんだろうと理解していた筈ですわ。

 

そんな大方の見方を覆した本日の3ランホームラン。なんたって鯉の天敵の筆頭株主や元締めとも言えるDeNA東クンからのホームランですからね。しかもその東クンは今シーズン開幕から負けなしの8連勝中、この横浜スタジアムでは昨年来11連勝中ですからね、そんな球界を代表する記録ずくめの絶好調の投手の連勝を止めてしまった一発でございます。更には漢字表記がやたらカッコ良い横浜さんの「負け知らずユニフォーム」にも土をつけ、防御率1点台で失点が2点を超えることが皆無の投手を相手に、僅か一振りで一挙に3点ゲットですからね。もういろんな意味であっぱれ!でございました。まさにこれぞ新井マジック!ですかね。

 

シャイナーさんの名誉のために言っておくと、今日は最初の打席から雰囲気ありましたよね(後付けではありませんよ、笑)。最初の打席からとにかく「フルスイング」出来ていたように思いますわ。これまではどうしても当てにいくような、腰の入らない上半身だけで撫でるようなスイングが目立っていたのですが、今日はなんだか最初っから吹っ切れたように気持ちよくフルスイングしていた気がします。一打席目は空振り三振でしたが、ファールで粘りもみせてました。二打席目には東クンのカットボールを捉えてレフトへヒット(2塁を狙うも余裕でタッチアウトのおまけ付き)を放ち、今日の東クンとは「合ってる」ような感じもしてましたよね。ま、東クンは、そもそも開幕カードでシャイナーさんがツーベースを打った相手投手ですし(笑)。で、三打席目のホームランでございます。もはや完璧でした。

 

まぁとはいえ、これで全て万歳!という訳にはいかんとは思います。多分この先もシャイナーさんはかなり苦労するような気もします。この3ランが逆に仇になってしまい、その後は全く打てず結果が出ていないのにベンチが夢を見てズルズルと引き摺ってしまうことだけは回避しないといけませんな。他方で、助っ人外人は何がきっかけになるかホントに分かりませんからね、この3ランをきっかけに「大化け」してくれることを祈りつつ、彼を全力応援して参りましょうかね。

 

試合後に新井さんと2人で記念写真を撮影するシャイナーさんの満面の笑顔はグッとくるもののありましたわな。こんな極東アジアの島国のど田舎にある球団に、夢を抱きながら遥々と海を超えてやってきてくれているのですからね、日本野球を舐めるようなこともなくむしろ真摯にリスペクトして必死のパッチで頑張ってくれる助っ人さんは、やはり全力で応援したくなるのでございます。頑張れシャイナーさん!

 

もとい。

 

投手陣の方は先発の森下クンの「粘り腰投球」に尽きますかね。相手投手が今や天下無双のDeNA東クンですからね「先に失点した方が負け」という相当な覚悟を持ちながらの登板だったと思います。抜け球も多く制球面ではかなり苦労しているように見えましたが、會澤先輩とのコンビネーションで大ピンチを切り抜けていきました。さすがの7イニング無失点ピッチングで7勝目、何より東クンとのエース同士の投げ合いに勝利したということが一番嬉しかったでしょうな。

 

ハイライトは6回裏。佐野先輩と宮崎クンに繋がれて2死1.2塁。更に山本祐大クンに9球粘られてライト前ヒットで2死満塁。迎えるは度会クンという場面。なんだかイヤな予感もしたんですよね。スーパールーキーの度会クン、例の開幕カード3連戦でホームラン連発される大活躍もそうでしたが、なんだか鯉とえらく相性がいいイメージがありますよね。やたらと鯉戦で打たれている印象。この試合も一打席目は森下からレフト前ヒットを放っている度会。ついでに本日オールスターゲームのプラスワン選出もされちゃいましたし(笑)。

 

そんな度会クンをチェンジアップとカットボールで追い込むと、2ボール2ストライクからの勝負球は内角低目いっぱいに149キロのストレートをズドン!度会クンのバットが空を切って空振り三振!でございましたな。悔しそうに思わず天を仰いだ度会クン。かたや森下クンはガッツポーズも見せずに努めて平然とした表情でマウンドを降りようとしましたが、やはり途中で我慢できずに(苦笑)、手でグラブを叩いて思い切り吠えてましたね。スーパールーキーなんざに負けてたまるか!そんな思いが溢れてましたわ。あっぱれ森下!

 

大きな勝利でございます。1日おいて甲子園で虎戦。オールスター前の最後の3連戦になりますね。上位4チームのゲーム差が小さいので順位の方は目まぐるしく変わっていくでしょうが、貯金5つラインは意識しつつなんとかクリンチして欲しいですね。まぁこの3連戦では苦手の大竹クンも才木クンも先発では出てきませんので、鯉打線にも頑張ってもらいましょうかね!

 

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1回裏のDeNAの攻撃。先頭打者の梶原クンのライト前ヒットはファーストのシャイナーにダイビングキャッチして欲しかったですな。というか、厳しいことを言えば、普通の1塁手なら止めなければならない打球だったように思います。続く2番の度会クンも完全に差し込まれたドン詰まりの打球がショートの頭を超えてポトリ。なんともな打球でしたよね。先発のアドゥワ君の立ち上がりはハードラックが続いてしまいました(泣)。そこから佐野クンのタイムリーと宮崎クンの犠飛であっという間に初回から2失点。それでもその後の1死2.3塁は内野ゴロとセカンドフライでなんとか凌いで追加点は与えず。今季のこれまでのアドゥワ君ならば、2回以降は立ち直って無失点ピッチングを続け、その間に打線が追い越して勝ちゲームに変えていく!みたいな試合展開で勝ち星を重ねてきたのですが、今日はさすがにそうもいきませんでしたな。

 

試合全体の流れとしては2回裏の失点が大きかったと思いますわ。1死から投手濱口クンの打球をなんとセカンドの名手菊池先輩がお手玉の失策でございます。アドゥワ君が出したグラブに掠った打球が変則回転になってイレギュラー気味に跳ねた難しい打球でしたが、まぁ菊池先輩にはなんとか処理して欲しかったですわな。結果的にこのプレーが痛すぎました。続く梶原・度会がまたまた連打で1死満塁、センターへの犠飛で3塁ランナーだった濱口クンをホームに返したのもイケてないプレーでした。3回は京田・森の連続ツーベース、4回は牧クンの2ランと失点を重ねたアドゥワ君、まぁ今日はそもそも最初から球審と相性が悪すぎで、際どいところを悉くボール判定されてたことも含め、ダメダメでしたかね。

 

打線も濱口クンのいつもの「軟投ピッチング」に翻弄され凡打の嵐。たまにいい打球が飛んでも悉く野手の正面をつくという、こちらもハードラックが続いていきました。まぁ要するにディフェンス面もオフェンス面もどちらも「何やっても上手くいかない感じ」が満載でしたかね。終わってみれば1対6の大敗でございます。それでも4回まで毎回失点を重ねたアドゥワ君が降板した5回以降は、河野が2イニング、コルニエル、矢崎と繋いでなんとか無失点に抑えましたし、攻撃の方も小園のツーベースきっかけになんとか得点して完封負けは回避。それがせめてもの慰めという感じでしょうか。小生の拙い筆ではもうそれ以上に何か「気に効いたこと」を書くことも出来ません、どうもすいませんです、みたいな試合です。まぁこんな時もございます、ホンマにすいません(泣)。

 

せっかくの三連休の夜が、なんとも「どんよりとした結果」になってしまいましたが、昼間には首位のジャイさんが虎に負けましたのでこれで1位から4位の4チーム全部が僅か0.5ゲーム差の中にいるという恐ろしいまでの団子レース、というか「どんぐりの背比べ状態」になってしまいました(苦笑)。我らがチーム鯉も打線は相変わらずの貧打に苦しみつつ、頼みの投手陣が疲弊気味という厳しいチーム状態ですから、なんとかここを耐えて凌いで、連敗をせずクリンチしていくしかないですかね。苦しい戦いは続いていきます。明日の先発は玉村クン。兎にも角にも初回の立ち上がりに全力投球ですな。がんばりましょう。うーむ。今日はホントになんとも面白くない、読み応えのないブログの内容、ほんとすんません(苦笑)。ワシもがんばれ!

 

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虎と竜はバンテリンドームで10対8と「超」がつくほどの打撃戦、ジャイとDeNAも東京ドームで6対1とかなり派手な試合をやっているというのに、我らがマツダスタジアムは途中から雨がそぼ降る中でずっと焦れるようなスコアレスが続き、延長11回まで0対0ですからね、こうなるともう君たちだけは「違うスポーツ」でもやってんのかぃ!くらいの温度差でしたけどね、いったい何度チャンスを潰せばええんですかいな、菊池先輩のセカンドフライを何本見せられるんじゃ、みたいな(苦笑)。まぁそれでも勝てて良かったですわ。これで石原クンのサヨナラホームランがなくて、そのまま12回ドローとか、仮にも12回表に矢崎課長が登板して失点して負けちゃうとかだったらホントに目も当てられませんでしたからね。とはいえ雨のズムスタで今年の鯉は負けないのでございます(涙)。

 

そのリトル石原くんのサヨナラ弾。お立ち台のヒロインでは「投手陣が頑張っていたので先頭打者でなんとか出塁しよう」とか「ホームラン打つような選手ではないので」みたいな、かなり殊勝なコメントをしてましたが、あれは絶対に打席に入った時、いや入る前から完全に「一発を狙っていた」スイングでしたよね(笑)。いや、いいんですよそれで。というか鯉党の同志達はみんなどこかでリトル石原クンが一発で仕留めてくれるのを期待してましたわな。ましてやマウンドには燕の守護神である田口クンです、そう先日のサヨナラ劇の際にリトル石原クンがファールで粘り13球も投げさせた挙句に四球をもぎ取りサヨナラのきっかけを作った時の相手ですからね。さんざん死ぬ程に球筋を拝見させて頂き、何度もバットに当たってファールになるミスショットの感触を確かめていたまさに「その相手」です。

 

初球見逃した球は外からのやや甘いスライダーでしたが、2球目はそこから更に甘いところへというかど真ん中に同じスライダーですからね。田口さんそりゃ頂きます、打たせて貰いまっせ!という失投でございましたな。リトル石原クンの「オレが決めてやるスイング」で豪快に振り抜いた打球はいい角度でレフトスタンドへ一直線。もう打った瞬間にホームランという打球でした。ま、ビッグ石原先輩もいろんなサヨナラ劇を巻き起こしてくれることで有名なインチキ詐欺師(褒めてます)でしたが(笑)、リトル石原クンも兄弟子のそのサヨナラ男っぷりを見事に引き継いでらっしゃいますな。あっぱれでしたわ。まぁ繰り返しますが「田口さんそれはダメですぞ」という失投でしたので、堂林さんでも二俣さんでも奨成さんでも、それこそシャイナーさんでもレフトスタンドに放り込んでいたかもとは思います(笑)。

 

まぁ試合の終盤は鯉打線が得点圏にランナー置いたチャンスの連続だったんですが、前述の通り、ホントにこれでもか!というくらいに点が入らない展開でしたよね。燕の先発は小澤クンでしたがいわゆるオープナーで2回無失点のまま降板、3回からは当初先発予定だったサウスポーの髙橋クン、8回途中から大西クン、9回山本クン、10回は木澤クンという流れ。高津さんのいやらしい継投策を前に、チャンスを何度も何度も作りながら点が入らないストレスフルな鯉打線。まぁご覧になっていた方はご存知の通り「紙一重の打球」はたくさんあったんですよね、8回1死1.2塁から菊池先輩が強烈に引っ張った打球はポップフライではなく火の出る様なサードライナー、続く堂林先輩の打球も腰砕けの空振りではなく芯できっちりと捉えてましたがラインドライブ気味のレフトライナー。うーむ惜しいなぁ。で、9回2死1.2塁で野間クンが放った打球はさすがに打った瞬間よっしゃ!サヨナラじゃ!と思った打球でしたがセカンド真っ正面のライナー。まぁもう慣れっ子とはいえ、あまりにも気の毒すぎる超満員のマツダスタジアムを埋める鯉党の皆様、まさにこれぞ「宮島さん歌唱の寸止め地獄」という生殺し状態でございます(苦笑)。

 

まぁとはいえこの試合はまた「別の観点での見どころ」というか、爽快感たっぷりのシーンも繰り広げられたのです。もう皆様お察しのことでしょうが、そうですわな、

 

村神様の5打席連続三振!

 

因みにちょいとその前に前置きなのですが、これ何度もこのブログで書いておりますが(苦笑)、村上クンがホームラン56本を打って三冠王になった2022年8月の神宮球場での燕戦。4対2で鯉がリードしていた8回裏に村上クンになんと起死回生の逆転3ランを食らっちゃいましたよね。強烈に覚えている方も多かろうと思いますが。絶好調だった島内クンが内角高目に投げ込んだ渾身のストレート154キロを村上クンが豪快なスイングで弾き返し、打球がピンピン球のようにライトスタンドに消えていきました。ええそうです、小生は神宮球場バックネット裏の特等席でその様子を真後ろから見ておりました。衝撃で席から立ち上がれませんでしたわ。この男の打撃は天才じゃわ。もうどんな投手が投げても通用せんじゃろ。もうお手上げです、はよメジャーに行ってくれやと。

 

因みに彼のプロ初ホームランも鯉の岡田クンから豪快にライトスタンドにぶち込んだ一発でしたよね、いきなり新人の若造が竜の福留クンばりに派手なガッツポーズをかましながらダイヤモンド一周したもんだから「こいつ絶対に許さんぞ、今に見てろよ、舐めんなよ。テメェなんざプロで通用するもんか!」と思ったのも極めて鮮明に覚えております(笑)。が、あっという間にこんなに素晴らしいバッターになっちゃいましたわな。WBCではオヌシの打撃に拳を突き上げて感動したワシでございます(笑)。そんな村神様です(苦笑)。

 

もとい。

 

それほどすごい打者である村上クンですが、今季は苦しみまくっておりますわな。で、鯉の投手陣というか、會澤先輩や坂倉クン石原クンを含めた「鯉バッテリー」は、シーズン当初からこの村神様を完璧に抑えてますよね。この3連戦初戦に投げた床田クンも彼に1本タイムリーは打たれましたがセカンドゴロ併殺打と紙一重でしたし、残り二打席はいずれも彼のバッティングをさせずに上から見下ろしたような「空振り三振」でしたよ。

 

そして2戦目のこの試合。すいません、ある意味では歴史的場面とも言えますので、またアホみたいに長々と書いておきますね。以下は村神様の5打席連続三振の記録でござる。

 

大瀬良(33歳)vs 村上(24歳)

1打席目は初回2死1塁の場面。3ボールナッシングとなりますが、外から入ってくるカットボールを見逃して1ストライク。インローの厳しいところへのカットボールをファールして2ストライク。フルカウントからの勝負球は4球目のカットと同じところ、今度は145キロのストレートでズドン!全く反応できない村神様。見逃し三振!

 

2打席目は3回表の2死2塁、得点圏にランナー置いての打席。初球は外角ストレート145キロ、そうです1打席目に手が出なかった勝負球と同じ球ですわ。いやぁ憎いねぇ會澤先輩。これに思わずムキになってスイングするも豪快な空振りの村上様。こっから凄いですよ。2球目から6球目までインハイ内角高目の厳しいところと、アウトロー外角低目の厳しいところを「1球ごと交互に」攻めていく鯉バッテリー。更にはカットと直球も混ぜ混ぜ。いやぁこんな攻めされたら村神様は太平洋よりも広いストライクゾーンの「幅」と、マリアナ海溝よりも深い「高低差」を感じちゃいますわな。インハイを2球ファールにした後で8球目の勝負球は外からのカットボール。バットに当たる筈もなく空振り三振。お見事。

 

3打席目は6回表2死1塁の場面。この打席では一転して外のフォークボール(スプリット)を多投します。1球だけ失投があったんですよね、3ボール1ストライクからのカットボールがど真ん中にスッと入ります。これは普通の状態の村上クンだったらライトスタンドのCOSTCO看板直撃の特大ホームランだったかも(苦笑)。が、前の2打席で体感ストライクゾーンがズレている村神様は完全なミスショットで打球が前に飛びません。で、最後は外角低目に沈むフォークを見逃し三振。手が出ません。あっぱれ大瀬良大地でござる。

 

栗林(28歳)vs  村上(24歳)

0対0の9回表1死無走者で迎えた対戦です。当然ながら一発警戒。これまで3三振でも最後にしれっとホームランが打てるから「神」と呼ばれている男です。鯉バッテリーはなんと初球と3球目に127キロのスローカーブでございます。いやぁ。素晴らしい。もう村上クンの頭の中はぐちゃぐちゃですわ。そこから4球目以降は150キロストレートでガンガン押しまくる。栗林のストレートにマン振りするもバットが掠りもしない。最後は外角低目にズドン!空振り三振!内角には1球スローカーブ投げただけですが、ずっと内角攻めを意識していた村上クンの右の腰はずっと開きっぱなしのスイングでしたな。あっぱれ鯉バッテリーでございます。

 

黒原(24歳)vs  村上(24歳)

そして11回表、2死からショート二俣クンの失策で嫌なランナーを出して2死1塁で迎えた村神様の第5打席。今日の不甲斐ないここまでの打席で、怒り心頭のメラメラ状態で打席に入った村神様。1戦目で村上クンと対戦した際には真っ向勝負できずにボールが先行して四球を出してしまいそのまま森浦クンに尻拭いしてもらった黒原クンでしたが、ここの勝負は胸熱でしたね。今日も強気のストレート攻めですわ。

 

2ボール2ストライクからの5球目の勝負球。149キロのストレートは、ほぼ「ど真ん中」でした(笑)。それでもなんだかいろんな熱い思いというか「魂」の集約された1球だったかと。デビュー早々の危険球でネット攻撃されて苦しみ、再起をかけた今季も開幕2戦目でまた危険球。それでも使い続けてくれた新井さんへの思い。昨日初めて勝ちパターンの8回に起用してもらったというのに、村上クンとの勝負を「逃げた」自分への後悔とリベンジ。まぁ今日はよく言うところの「打てるもんなら打ってみろ」のピッチングでしたわな。痺れました。村神様を見事な空振り三振!でしたよね。このストレートをミットで受け止めたリトル石原が試合を決めたのは、もはや自明の流れだったかなと。野球はやはりメンタルのスポーツでございますな。

 

今日は雨で中止ですかね。次週というか明日からはハマスタに移動してDeNA、その次は甲子園で虎戦とタフな一週間になりますな。何度も言いますが投手陣がこれだけ必死のパッチで踏ん張ってますので、野手陣よそろそろオヌシ達の出番ですぞ(苦笑)。

 

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1回表から31球も投げて満塁から押し出しで先制点を与え、それでも味方打線に一旦は逆転してもらったというのに、またすぐに先頭に四球を出して連打と犠飛で再逆転される。夏バテよろしく粘りとキレが欠けるように見えちゃう下半身の投球フォーム、球もばらけて球威もなし、甘く入ると痛打される。まぁ普通の投手なら打席が回ってきたところで代打送られて早々に降板ですわな。それでも4回表から6回表までの3イニングを3人づつでパーフェクトに抑えるあたりがこの男の「凄味」でございます。

 

その名も床田寛樹(29歳)。今や鯉のエースというか勝ち頭。雨上がりの蒸し暑さの中でマウンドに上がり、試合開始早々に大粒の汗が顔面から滝のように流れて首筋に伝う床田クンでございます。その昔、鯉に篠田クンというサウスポー投手がいて、雨の日に投げるとサングラス仕様のメガネが曇ってよく打たれまくっていたので「雨の篠田はダメなんよ」と言われてた記憶がありますが(笑)、大汗を掻いてる床田クンもいつも打たれて悲壮感が漂ってる記憶しかないんだよなーとそれこそ「大汗の床田は〜」とか思いながら見ておりましたが、予想通りの苦しい序盤のピッチング。それでも前述の通り立て直して4回以降はきちんとゲームメイクしましたわな。

 

特に秋山先輩のホームランで1点勝ち越した直前の5回表、試合序盤で打たれまくっていた2番武岡クン、3番宮本クン、そして4番村上クンの並びの打順でしたが、ここをきっちり3人斬りしたのが大きかったですな。そういう意味では先頭の武岡クンの左中間への大飛球を背走しながら長い距離を走りそのまま背面キャッチしてくれた上本先輩の超美技は、この試合を左右するくらい大きなプレーでしたわ。村上クンに145キロのストレート連投で空振り三振!は爽快感たっぷり。床田クンの高目のストレートに全然合ってなかった村上クン、まぁ今日は何球スイングしても空振りだったかもですが。

 

床田クンは終わってみればヒット4本3四球を与えながらも6回3失点102球できっちりとQSクオリティスタート達成。で、なんとこの数字で鯉にしては珍しく勝利投手になれちゃいました(苦笑)。ここ数週間の鯉の試合は2対1とか1対0とかサッカーみたいなスコアの試合ばかりで、投手陣が8回1失点とか7回無失点とかいわゆるHQSハイクオリティスタートをしても勝ち投手になれないことが殆どでしたのでなんとなく「棚ボタ感」もありますが、でもホントはこれが当たり前の姿なんですけどね、6回3失点で抑えれば先発の役目としては必要十分の及第点で、ソコソコの確率で勝ち投手になれる、そういう意味でクオリティスタートと呼ばれてる訳ですからね。3点取られたら今日は負けという貧打線チームで投げる先発投手はツラいです。鯉投手陣はよく頑張ってますが、みんな思ってる筈ですよ、6回3失点でも勝ち投手になれる。そんなチームでワシは投げたいんじゃってね(苦笑)。

 

もとい。

 

打線の方は4番小園クンが初回、3回と得点圏にランナー置いて美しいタイムリーを2本、5番リトル石原クンも1死2.3塁でしぶとく三遊間にゴロをこ転がして仕事をすると、秋山先輩が決勝ホームランをライトスタンドに叩き込んで合計4得点。まぁ燕のレジェンド石川雅規サマ(44歳)もこの暑さはさすがに堪えますわな、球が高目に浮いて苦しいピッチングでしたが、それを差し引いたとしてもこのところの鯉打線としてはよく頑張って得点を重ねれくれたところでしょうかね。特にここ最近の攻撃と違ったのはその「反発力」でしょうか。いわゆるよく言う「取られたらすぐ取り返す」感じです。初回に先制されたらすぐ1回裏に逆転し、3回に再逆転されたらその裏にすぐ追いつく。で投手が踏ん張ってる間にきっちり追い越す。

 

まぁ相変わらずしみったれた打線ではありますが「もっと点が取れただろ」とか「打てないベテラン達はとっとと由宇に落とせ」とか「シャイナーさんのあんな打球のヒットで喜んでる場合じゃない」とか、そんな厳しいことは言わずに(笑)、たまには「頑張ったね!よく出来ました!」とばかりに、この情けない貧打線を褒めてあげましょうや(苦笑)。たった4点でも勝つことが全て。とはいえ、小園クンの2本のタイムリーは久々に「美しい打球」でしたな。頼むぜ4番!

 

投手陣の方は7回ハーン8回黒原&森浦と、なんと先発床田から4人続けて左投手を投入。ベンチにはまだ塹江もいるのですからもはやサウスポー王国ですわな(笑)。8回黒原クンが残した1死1.2塁でオスナを迎えたピンチにマウンドに上がった「右殺し」の森浦クンが相変わらず素晴らしかったです。外のチェンジアップを意識させる中で2球連続で148キロの豪速球をインハイへ投げ込み、怖い怖いオスナさんを見事にキャッチャーフライに仕留めます。ピンチでの右強打者への森浦クンのワンポイント起用(今日は2人)が効きまくってますな。頼もしい限りでございます。

 

栗林クンも例のプチ劇場で、1点差9回1死3塁で山田哲人というかなり痺れる場面を演出して頂きまして(そんな演出してくれんでええんじゃけど、笑)。今日はリリースがバラバラの制球で苦しみながらの投球でしたが、哲人クンへ3ボール1ストライクから投じた「完全に逆球のインコースに抜けたボール球」を球審さんにストライク判定してもらったのが助かりましたな、山田クンも憮然としてましたがすまんのぉ、で、フルカウントから最後は外角低目にズドン!の美しいストレート、真っ直ぐ糸を引くように上から叩き込んだ惚れ惚れする「栗林のあのストレート」で見逃し三振。哲人さんよ、これは文句なしのストライクでしたぞ。で、なんとか無失点リレーを完成。6回3失点の床田クンをめでたく勝利投手にすることが出来ました、というか、チームも4連敗で止まりましたわ(泣)。

 

パンチ矢野クンが魅せてくれた「イレギュラー打球にぴょん飛びからのジャンピングスローで1塁へノーバン送球でズドン!」はもうそろそろエリア33超美技の域(少々の美技では誰も褒めてくれなくなる)に入ってきた感じがしますが、いや、あれって身体の仕組みをよく考えてみて下さいよ、実は数年に一度あるかないかのものすごいプレーでしたけどね(笑)。あっぱれでしたな。燕の長岡クンの三遊間逆シングル&ノーステップで1塁へズドン!も同じくらい素晴らしいプレーでした、打者走者が菊池先輩ということもあっての判断と思いますが、これぞ金を取って魅せる価値のあるプロ野球のショート!という感じでしたわ。あっぱれでした。

 

ともかく連敗が止まってひと安心です。まぁ順位の方はコロコロ変わりますのでアレですが、貯金の数は意識しながらオールスター明けまで大きな連敗をしないようになんとか凌いで欲しいですわ。7月単月は負け越しでスタートしてますので早めに五分に戻して行きたいところですかね。大瀬良さん今日はデーゲームで大変ですが、よろしゅうお願いします。無理に無失点ピッチングでなくとも床田クンのように6回7回を2〜3点で凌いで後は打線に助けて頂き勝利投手にならせてもらいましょうかね、今シーズンこれまでの彼の貢献度を考えれば、たまには野手陣にそれくらいやってもらってもバチは当たらんじゃろて(笑)。

 

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良かったのか悪かったのかよく分かりませんが、本日のジャイ戦は3回終了して1対1の時点で雨が強くなりノーゲームとなりました。今季は雨のマツダスタジアムでは負け知らず「無双状態」の新井カープですので、この4連敗を止めるべく無理矢理にでも試合を続行して欲しかったなぁという思いもありますが、とはいえ試合を見ている限りでは相変わらず点が入りそうもない感じが蔓延(泣)しておりましたので、ノーゲームで流しこれ以上連敗が伸びるのだけは回避できた、そりゃ「御の字」でしょということにしておきましょうかね(小生もダメダメな弱気思考に成り下がりです。イカンなぁ、苦笑)。

 

とか言ってる間に、虎さんは甲子園で燕の奥川クンを打ち崩し快勝、DeNAもハマスタで東クンが圧巻の投球を見せ竜に勝利。セリーグ上位チームの順位が僅差ゲーム差でひっくり返り、1位はジャイ、2位は0.5差で虎、3位はゲーム差なしでDeNAとなり、我らが新井カープは首位から一気にBクラスの4位まで転落でございます(泣)。この時期ですから「順位はまだまだ全然関係ない」と新井さんのように強がってはみても、やっぱり「首位陥落」更には「Bクラス4位」というコトバの響きはそれはそれは悲しい限りでございますな。

 

しかしセ・リーグがちょいと「やばい感じ」になってきてるのは小生の気のせいなのでしょうか。いえいえ、上位4チームが1ゲーム差以内にある、この歴史的な「どんぐりの背比べ状態」のことを言ってるのではございません。少々やばいなぁと思っているのは、ここにきて「攻撃陣がついに好調になってきて元気いっぱいで上向きなチーム」と「相変わらずの貧打っぷりでいつまでも下を向いてるチーム」が明確に2つに分かれてきた感じがします。

 

前者はジャイ・虎・DeNA。いずれも元から強力な打線を持っているチームですが、ここにきて打ちまくってます。ついに点火して着火した感じの打線です。で、後者にあたるのが竜・燕と残念ながら我らが新井カープでございます(泣)。怪我人や助っ人不在などを背景にいつまで経っても点が入らぬ悲しい貧打っぷりを継続中。で、今日の試合の結果、ゲーム差こそまだ小さいのですが、それでもきっちりそのまんま「Aクラス」と「Bクラス」に振り分けられてしまいましたよね。なんだかこの好不調の2つのチーム群の間の「溝」が、今後どんどん大きくなっていくんじゃなかろうかという恐怖に慄いている小生でございます。新井さんよ、このままBクラスの沼に沈んでいくんじゃねーぞ!

 

明日は試合がありませんから、金曜日からの燕戦が今季の鯉の大きな分水嶺になってきそうです。燕さんはサウスポーの3人衆(石川、高橋、山野)でくるようです。まぁシャイナーさんの1軍での起用について小生は少しの間はノーコメントを貫いておきますが(苦笑)、右打者の若い力として奨成クンや二俣クンが「鬼のような覚醒っぷり」で打ちまくってくれることに期待しましょうかね。瀕死の鯉を救ってくれや若人たちよ。そんな雨天ノーゲームの夜でございます(悲)。

 

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3回裏に秋山のレフトフライで3塁ランナーの會澤がまさかのタッチアップでホームまで懸命にドタドタ「激走」してもぎ取った先制点、6回裏に矢野のファーストゴロが根性イレギュラーでツーベースになり野間と小園の内野ゴロ2つの「進塁打」で泥臭く取った2点目、7回裏に大盛のヒットを菊池が犠打で送って2死3塁からまさかの「代打上本」が執念のライト前タイムリーで奪った3点目。このところ貧打に喘いでいる鯉打線が牛歩戦術のように必死のパッチで得点を積み上げたというのに、森下が岡本にパッカーンと食らったホームランと犠飛の得点に届かないのでございます。悔しすぎて、惨めすぎて、涙も出てきませんわ。

 

同点に追いついた直後の8回表のマウンドに新井さんが瀕死の島内を送り出した時は、おいおいおい違うじゃろ新井さんよと思いつつも、代打上本のような「新井マジック」を見せてくれるのかと少し期待して見ていた自分がいましたが、1死2.3塁となった場面で岡本とそのまま勝負させるのはさすがにあり得ませんでしたぜ、新井さんよ。それは結果論じゃなくて戦術論として。うーむ。今日は「絶対に負けられない試合」だった筈なんです、まぁそんなことはみんな思ってたことですけどね、そして当然ですが「絶対に負けたくない試合」だった筈なんですよ。どーしたんかいな、新井さんよ、藤井さんよ

 

ジャイはこれで5連勝、逆に鯉はこれで4連敗です。虎は2試合連続で甲子園のサヨナラ劇場、DeNAもオースティンのサヨナラホームランで大盛り上がりです。僅差で盛り上がっているセリーグの上位争いの中で、捻くれ者の鯉は一人だけベクトルがマイナスになっちまっております。まぁ5月6月と出来過ぎだった鯉ですから当然ながらその反動はくるのですが、それにしてもツラすぎますわな。明日はなんとしても勝とう。いやなんとしても勝ってくれ。そんなことしか言えませんわ。

 

クソ暑い中だし、勝てそうにもないし、天気予報も良くないし、いっそ雨で試合が流れた方がいいんかも。いや違う。違いまっせ。今週の地元マツダスタジアムでの1週間は、鯉の意地を見せる時じゃろが。屋根付き人工芝のドーム球場でやってる奴らに負けるわけにはいかんのじゃ。こちとら屋根のない天然芝の野球場で、灼熱の太陽や降り頻る雨の中で「リアルな野球」をやっとんじゃ。オヌシ達に負けるわけにはいかんのじゃ。もう一度だけ言いますぞ。明日はなんとしても勝とう。いやなんとしても勝ってくれ。

 

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虎戦で1つ勝っといて良かったです。走りまくって無茶苦茶やって勝ったあの試合がなければ「悪夢の7連敗」となっていたところでしたわな。まぁそんなことはなんの慰みにもなりませんが、この貧打っぷりですからね、どうして首位にいるのか分からない不思議なチームが「苦手のチーム」に「苦手の場所」で、結果そのままで3タテくらいましたという、今週末のバンテリンドーム劇場でした(泣)。

 

今日も玉村クンが6イニング1失点で勝利投手になれない訳ですからね、栗林クンのサヨナラの悲劇を嘆くよりも、野手陣そろそろいいかげんなんとかしろやとしか書きようがない状態ですわな。ちょいと今日のブログは短めに切り上げて、ビール飲んで素麺でも啜りながら甲子園と神宮球場を見つつ、男子バスケットの韓国戦と都知事選挙開票番組でも眺めて早く寝ようかなと存じます(苦笑)。

 

東京もご他聞に漏れず連日35℃の超クソ暑い週末でしたので、鯉の惨敗試合をレビューなんかしてブログを無理して書こうとすると、それこそ「室内で熱中症にかかっちゃいました」級のいらん体力まで持っていかれそうでこの老体には毒しかございませんのでね(苦笑)。もはや何もなかったかのように、ひっそり穏やかな週末の夜を過ごそうかなと思っております(泣)。

 

とはいえ、ひとつだけ(苦笑)。竜の板山クン、昨日の大瀬良クンからの貴重なホームランに続き、今日は栗林クンからサヨナラヒットで連日のお立ち台でしたな。もともときっと控え目で真面目な性格なのでしょうな、それでも満員のスタジアムを盛り上げようと一所懸命に、そして真摯に喋っている姿が印象的でございましたわ。

 

思えば虎で戦力外通告を受けそのままプロ野球人生にピリオドを打つ可能性も十分にあった訳ですからね。小さな子供さんと家族を抱える中で、野球人生のどん底の暗闇の中からどんな思いで再び育成契約を結んでこの表舞台にまで這い上がってきたのか、それこそ年末にTBSでやってる戦力外通告ドラマじゃないですが、壮絶な物語があった筈です。今日のお立ち台のヒロインで「今日は球場に息子が見に来ていたので、その前で打てて本当に嬉しかった」と嬉しそうに、そして真っ直ぐ前を向いて真摯にインタビューに応える彼の姿を見ていると、なんかこちらまでグッときてしまいましたわ(泣)。

 

絶対にこのチャンスを逃してなるものかという姿勢、あの9回裏の彼の打席にはそんな「思い」と「集中力」が溢れておりましたよ。鯉党としては腑が煮えくりかえるような屈辱のサヨナラ負けの場面でしたが、野球人としての板山クンの復活はリスペクトの思いとともに「あっぱれ」を贈ってあげたいです。そして鯉諸君よ。オヌシ達だって持っている筈のそんな「思い」を見せてくれ。切にそう願ったのでございました。

 

もとい。

 

・・・とか書いていると、神宮ではジャイさんが燕相手に猛打爆発でボロ勝ち中ですな。DeNAさんも虎さん相手にリード中。もうこれで1位から4位までのゲーム差はほぼゼロになりますね。次週火曜からはその絶好調のジャイとの直接対決。不安いっぱい(泣)ですが、そんなこと言ってられません。今季の行方を左右するであろうとてもとても大事な1週間、地元マツダスタジアムでジャイと燕との5戦でございます。板山クンに負けない、必死のパッチの「思い」をもって真正面からぶつかって参りましょうや。頼むぜ鯉諸君。

 

そして皆様。

 

お身体ご自愛くださいませ(苦笑)

 

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