鯖江市長の「気ままなブログ」 ~頑張ろう・日本!~ -4ページ目

鯖江市健康づくり推進員委嘱式

こんばんは。鯖江市長の佐々木勝久です。

 

本日、令和5年度鯖江市健康づくり推進員委嘱式を行い、ご挨拶申し上げました。


ただいま、270名の皆様を鯖江市の健康づくり推進員として委嘱させていただきました。

 

皆様には、地域での健康づくりの推進にご尽力いただくことになりますが、2年間どうぞよろしくお願いいたします。


さて、鯖江市のまちづくりの基本となる「鯖江市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に掲げた基本目標のひとつ、「若くて元気なまちの創造」の実現のため、多くの方々の御意見等をいただきながら、「第7次鯖江市保健計画」を策定しました。

 

すべての市民が生涯にわたり、心身ともに健やかに暮らせる地域社会の実現を目指し、
市民の皆様、関係各位および市がそれぞれの役割を認識し、相互に連携を図りながら協働して、あらゆる年代の生涯を通じた健康づくりを地域全体で推進しております。


健康づくりを推進するためには、市民一人ひとりが自分の健康に関心を持ち、主体的に健康づくりに取り組むことが重要であり、さらに、家族の健康づくり、そして、地域全体の健康づくりへと広がっていくような社会の構築が必要であります。


健康づくり推進員の皆様の活動としては、健康に関する学習を通して、「特定健診やがん検診の受診勧奨」「健康づくりの普及啓発」など、町内の身近なところでの声かけを中心に活動をすすめていただいております。

 

コロナ禍の3年近くは、人との交流が減り、活動が制限されることが多い中であっても、自分のできる範囲での活動をされ、昨年度の特定健診・がん検診の受診の声掛けは3,673人にされたとお聞きしております。

 

健康づくり推進員の皆さんの「健診受けよう」という言葉が、「私も行ってみようかな」という思いにつながります。こうした地域のつながり、人と人とのつながりが地域全体の健康意識を向上させ、健康の輪を広げることになります。


元気なまちづくりには、市民の皆様が元気であることが欠かせません。鯖江市健康づくり推進員の皆様におかれましては、まずはご自身やご家族の健康、さらに地域へと健康づくりの輪を広げていただく活動にお取組みいただきますようお願い申し上げまして、簡単ではありますがご挨拶とさせていただきます。

 

 

 

鯖江・丹生消防大会

こんばんは。鯖江市長の佐々木勝久です。

 

今日は、鯖江・丹生消防大会を開催し、分列行進を行い、その後に式典を開催し

 

式典では、消防庁長官表彰(伝達)や鯖江・丹生消防組合管理者表彰等の各種表彰を行いました。

 

本日の式典での私の式辞です。

 

 

 本日、ここに令和5年度鯖江・丹生消防大会を挙行いたしましたところ、ご来賓の皆様方には、公私ともに大変お忙しい中、ご臨席を賜り厚くお礼申し上げます。

 

また、平素は当消防組合に対しまして、格別のご支援、ご協力を賜り、深く感謝申し上げます。

 

ただいま、栄えある表彰をお受けになられました皆様方におかれましては、長年にわたり献身的なご努力を重ねられ、多大なるご功績を挙げられた方々であり、本日の受賞を衷心よりお祝い申し上げますとともに、深甚なる敬意と感謝を申し上げるところでございます。

 

また、消防職・団員の皆様には、尊い命や大切な財産を守るため、火災や地震をはじめとする風水害などの災害対応の最前線でご活躍いただいておりますことに重ねて感謝申し上げます。

 

さて、社会情勢もコロナ禍前の日常に戻りつつあるなか、今月初めには石川県珠洲市において震度6強の地震が発生し、続けて千葉県においても震度5強の地震が発生しました。現在も余震が発生しており、予断を許さない状況が続いております。

 

災害は一瞬にして将来の夢や希望、人々の生命・身体・財産を奪い去っていきます。尊い命と貴重な財産を奪い去る災害は、最も身近で大きな脅威であり、消防防災体制の確立はもちろん、地域の防火力ならびに防災力の向上が喫緊の課題であります。

 

当消防組合では、消防力の充実強化に取り組み、訓練による技術の向上や防火、防災における啓発活動に力を入れているところではございますが、ひとたび大規模災害が発生いたしますと、やはり地域と一体となった災害対応力が必要となります。

 

地域消防力の強化、その要となりますのが地域に密着した消防団員の皆様方でございます。今後も、市民・町民が消防に寄せる期待も高まり、消防に課せられる責務はますます大きくなってまいります。

 

災害に強い安全で安心なまちづくりを推進していくために、消防職・団員皆様方の、より一層のご活躍を賜りますよう、切にお願い申し上げます。

 

結びになりますが、本日大変お忙しい中をご列席賜りました受賞者の皆様ならびにご来賓の皆様、参加消防職・団員皆様の今後ますますのご健勝とご活躍をご祈念申し上げまして、式辞といたします。

 

令和5年5月21日 鯖江・丹生消防組合 管理者 佐々木勝久

鯖江市水防協議会

こんばんは。鯖江市長の佐々木勝久です。

 

出水期を前に鯖江市水防協議会を開催し、水防計画を審議しご承認をいただきました。

 

関係各所の皆様のご協力をいただき、体制を構築し諸対策を講じてまいります。

 

令和5年度鯖江市水防協議会の開会にあたりまして一言ご挨拶申し上げます。

 

本日は、大変お忙しい中、令和5年度鯖江市水防協議会に御参加いただきまして、誠にありがとうございます。

 

また、皆様方には、平素から、市政の各般にわたりまして格別の御理解と御協力を賜っておりますことに対しまして、この場をお借り致しまして、厚くお礼申し上げます。

 

さて、今年も出水期が近づいてきておりますが、本市においても梅雨入りに備えて、すでに担当部局間で水防体制の確認や情報の共有を図り、水防活動の事前対策に万全を期したところであります。

 

近年の雨の降り方は、局地化、集中化しており、昨年8月4日には奥越で猛烈な雨が降り、激しい雨が同じ場所で降り続いたことから「線状降水帯」が発生し、5日明け方から朝にかけて嶺北南部や嶺南東部に次々と発達した積乱雲が流れ込み、南越前町今庄では8月4日から5日の総雨量が426.5mmとなる記録的な大雨となり、各地に甚大な被害をもたらしました。本市においても、4日には、高齢者等避難を発令し、避難所を開設したほか、5日には、日野川が氾濫危険水位に達したため、鯖江、新横江、神明、中河、立待、吉川、豊の7地区に高齢者等避難、避難指示を順次発令いたしました。幸い氾濫には至らず、大きな被害は発生いたしませんでしたが、堤防では漏水箇所が複数確認されるなど、市民に大きな不安をもたらしました。

 

こちらの漏水箇所についは、県が対策を講じており、特に漏水が著しかった平井町、熊田町、下司町については、先月、対策工事に着手したところであります。

 

これから、集中豪雨、台風襲来等の本格的な出水期を迎えるにあたり、風水害による被害を可能な限り最小化するとともに、被害の迅速な回復を図る減災の考え方のもと、さまざまな対策を組み合わせ、スピード感をもって防災・減災対策の強化、充実を図ってまいりたいと考えております。

 

本日、御出席賜りました各委員の皆様方には、本市の水防行政の基本であります「水防計画」について御審議をいただき、より一層の水防体制の充実が図られますことを祈念いたしまして、簡単ではございますが、開会にあたりましての御挨拶とさせていただきます。

 

本日は、どうぞよろしくお願いします。

令和5年度鯖江市区長会連合会総会

こんばんは。鯖江市長の佐々木勝久です。

 

令和5年度鯖江市区長会連合会総会が開催され、表彰と来賓挨拶を行いました。

 

本日は、令和5年度鯖江市区長会連合会総会が開催されますこと心よりお祝い申し上げます。
 

区長の皆様方におかれましては、平素より、自治会活動を通じ、地域の防災・防犯活動をはじめ、市民生活に密着した幅広い分野で御活躍をいただくとともに、市政全般にわたって御支援、御協力を賜り、厚くお礼申し上げます。


また、先ほど表彰をお受けになられました10名の優良市民の皆様、昨年、各地区の会長職を全うされました7名の前地区会長様、区長職を継続して5年以上全うされました1名の区長様ならびに区長職を通算3年全うされました7名の区長の皆様。

 

いずれの皆様も、長年にわたり他の模範となる優れた御功績を残され、その献身的な御尽力と不断の御研鑚に対しまして、衷心より深く感謝を申し上げますとともに、心から敬意を表する次第であります。
 

さて、今月8日に、新型コロナウイルス感染症が季節性インフルエンザと同じ5類に移行し、約3年ぶりに規制のない日常が戻ってまいりました。先日行われました「さばえつつじまつり」「河和田塗越前漆器まつり」など市内の各種イベントには多くの来場者がお越しになり、賑わいある鯖江市が戻ってきたと大変嬉しく思うと同時に、地域経済や地域コミュニティの交流が活性化するこ
とに期待が大きく膨らむところであります。


こうした中、年内には「冠山峠道路の全線開通」、来春には「北陸新幹線 福井・敦賀開業」、さらに令和7年度には「大阪・関西万博の開催」を控え、人の流れが活発化し、鯖江市が発展する大きなチャンスを迎えます。


市では、今年度当初予算において、地区の活性化に寄与する新たなイベントを開催するための地区への補助金の新設や、市内産業の支援や賑わいの創出に向け、デザイン思考を活かした地場産業の経営マインドの醸成を図るためのスクール事業の開催、サンドーム福井でのコンサートによる来訪者が商店街に足を延ばすイベントを実施し、街中への誘客を行う事業を実施し、100年に1度
の大交流時代のチャンスを掴むため、攻めの予算編成を行いました。


また、6月から各地区公民館において「市長とのふれあい座談会」を実施させていただきます。


就任当時から実施を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の関係で開催できず、新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことでようやく開催できることとなりました。

 

市民の皆様が私に伝えたいこと、聞きたいこと、日頃思っていることなど、気軽に対話させていただきたいと
思っております。


今後も引き続き、市民の皆様の声に耳を傾け、対話を大切にし、共に考え、共に汗を流しながら「笑顔があふれるめがねのまちさばえ」、そして「選ばれるまちさばえ」を目指してまいりますので、引き続き、区長会連合会の皆様のご協力を賜りますようお願い申し上げます。


結びになりますが、区長会連合会のますますのご発展とご参会の皆様のご健勝をご祈念申し上げまして、あいさつとさせていただきます。

明日8日から、新型コロナウイルス感染症「5類」移行されます。

こんばんは。鯖江市長の佐々木勝久です。

 

新型コロナウイルス感染症との闘いは3年を過ぎ、明日からは対応が変わり新しいステージになります。

 

これまで、社会全体で取り組み、感染拡大を抑制してきた経験を活かし

 

またこれまでの辛かった経験を明日への糧にしていきたいと思っています。

 

そして、これまでご尽力をいただいた医療従事者をはじめとするエッシェンシャルワーカーの皆さん

 

危険と隣り合わせで対策・対応にあたっていただいたこと

 

改めて敬意を表し感謝を申し上げます。ありがとうございました。

 

これからまだコロナウイルスは存在しますので

 

各自で対策や対応をとっていきましょう。

 

チームさばえ!

 

みんな健康で元気に明るく生活できる地域社会をつくっていきます。

 

皆様、引き続き行政へのご支援・ご理解をよろしくお願いいたします。

 

 

以下、鯖江市ホームページより転記

 

新型コロナウイルス感染症「5類」移行後の対応について

令和5年5月8日から、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが現在の「2類相当」から「5類」に移行されます。移行に伴い、これまで公費負担により無償であった検査費や医療費が自己負担になるなど、新型コロナウイルス感染症への対応が変わります。

基本的な感染対策について

 ・体調不安や症状がある場合は、無理せず自宅で療養あるいは医療機関で受診を
 ・状況に応じたマスクの着用や咳エチケットを心がける
 ・手洗いは、日常の生活習慣に
 ・定期的に窓を開けるなど、換気をする
 ・適度な運動や食事などにより、健やかな暮らしの実践を

感染状況把握

定点医療機関(39医療機関)にて、年代別陽性者数を、週一回把握・公表

総合相談センター

発熱等の受診先案内は引き続き実施
※ 新型コロナ総合相談センター 0570-051-280

検査体制

無料の抗原検査は「終了」

ワクチン接種

全年代を対象に令和5年秋冬に接種
65歳以上の方など重症化リスクの高い方を対象に令和5年春夏に接種
※1・2回目接種、小児接種は継続

外出自粛要請

法に基づく要請は「終了」  ※ 外出制限はなくなります
【療養期間の目安】 発症翌日から5日間経過かつ症状軽快から24時間

イベントの開催制限

イベント開催制限なし

県民行動指針

「廃止」 ※基本的な感染対策を実施

学校

出席停止期間については、発症した後5日を経過し、かつ、症状が軽快した後1日を経過するまで

 

 

鯖江市最大のおまつりとオモテナシ

こんばんは。鯖江市長の佐々木勝久です。

 

5月3日、4日は、西山公園では「さばえつつじまつり」が、うるしの里会館では「河和田塗越前漆器まつり」が開催されています。

 

西山公園は、歴史公園百選にも選ばれ、5万株のつつじが咲き誇り、レッサーパンダで有名な西山動物園もあります。

 

この西山公園を会場に開催される鯖江市最大のお祭りが「さばえつつじまつり」です。

 

コロナ禍での縮小から今回は完全開催。

 

沢山のお客さまに1日中、賑わっていました。

つつじは例年より早く咲き始めた事もあり満開の時期は過ぎてしまいましたが、お客さまには堪能いただけている様子でホッと一安心しています。

 

そして、うるしの里会館を会場に開催されている「河和田塗越前漆器まつり」も日本一の漆器産地として

 

産地価格での販売や体験などを用意してご来場者をお迎えしています。

 

こちらも沢山のお客さまで、朝から賑わいお得なお買い物チケットも予定を上回る販売でした。

 

どちらのお祭りも素敵な空間があり、是非ご来場をしていただき

 

笑顔があふれるさばえを体感してほしいと思います。

 

そして、両会場は勿論、鯖江駅等でもボランティアの市民の方々オモテナシ精神で活動をいただいています。

 

市民力あふれる鯖江市の自慢です。

 

市民主役のまち・さばえ。

 

今日1日市内をぐるぐるとして改めて実感。

 

『チームさばえ』

 

みんなでつるく、みんなのさばえ。

 

さばえらしいまちづくりを全力で取り組みます。

 

明日も皆様、よろしくお願いいたします。

 

 

#福井県

#鯖江市

#めがねのまちさばえ

#さばえつつじまつり

#河和田塗越前漆器まつり

#市民主役

 

 

100条調査特別委員会の報告書案に対する弁護士の意見書

こんばんは。鯖江市長の佐々木勝久です。

 

先日、臨時議会終了後100条調査特別委員会報告書が公開されました。

https://www.city.sabae.fukui.jp/about_city/shigikai/100joiinkai.files/houkokusho.pdf

特に「8調査結果」以降をご覧ください。

この報告書は臨時議会後に公開されましたので、3月31日の委員会での委員長が朗読した「報告書案」がほぼ報告書と同様(上記報告書「9総括」以降)となることから、この「報告書案」を弁護士に見ていただき、また証人喚問時の議事録も見ていただき、4月27日付(臨時議会当日)で弁護士としての意見書をいただきました。

以下が朗読された時の委員会議事録です。

https://www.city.sabae.fukui.jp/about_city/shigikai/100joiinkai.files/20230331kaigiroku.pdf

 

議会がまとめ、結論を出した報告書に対する弁護士の意見書は以下の通りです。

これほどまでの意見が出されてしまう報告書の内容に不信感が出るのは当然ではないでしょうか。

皆さんは、どう感じられますか?

 

弁護士意見書

 

 

 

令和5年3月31日に開かれた第19回100条調査特別委員会における、同委員会委員長による同委員会調査報告書案の朗読箇所(以下、単に「調査報告書案」という。)について、以下の通り意見を申し上げる。

 

第1 意見の内容

調査報告書案において、「佐々木市長(中略)の発言には著しく虚偽の疑いが生じ告発に値するものと考える」としている部分は、極めて不当である。

 

第2 意見の理由

調査報告書案においては、佐々木市長らのどの証言に虚偽の疑いが生じているのか、必ずしも明確に指摘されていないが、調査報告書案の「結論」以下の部分において、佐々木市長の発言として挙げられているのは、「入札参加要請の事実はない」という証言のみであるから、以下では、佐々木市長の当該証言について、偽証による告発に値するものと結論付けられていることを前提に意見を述べる。

1 調査報告書案の内容自体に矛盾がある

調査報告書案において、「佐々木市長・玉邑議員・清水組会長・清水組社長の4人が料理屋で会食(以下、「本件会食」という。)をした」際に「新ごみ焼却施設等整備に関する入札参加要請等、何らかの話が行われた可能性があることは否定できないが明確な事実認定には至らなかった」としている。

それにも関わらず、調査報告書案の「結論」の部分においては、清水組会長の証言内容から「佐々木市長から清水組に入札参加を要請したことが事実であると捉えられ、佐々木市長および玉邑議員の証言は虚偽に当たると考えられる」としている。

前者においては佐々木市長による入札参加要請等があったという明確な事実認定には至らなかったとしつつ、後者においては佐々木市長から清水組に入札参加を要請したことが事実であると認定しており、その内容が明らかに矛盾している。少なくとも、前者の認定の通り、佐々木市長から清水組に入札参加要請をしたと明確に事実認定できないのであれば、入札参加要請の事実を否定する佐々木市長の証言が虚偽に当たると認定できないことは言うまでもない。

2 調査報告書案の内容が不合理である

佐々木市長らを告発すべきという結論が不当であることは、前述の通り、調査報告書案の記載内部に前項記載の矛盾があることから既に明らかであるが、念のため、その他の記載にも不合理な点があることについて指摘する。

(1)本件電話録音について

令和3年11月29日正午前の清水組社長の佐々木市長に対する電話(以下、「本件電話」という。)において、清水組社長が「鯖江市民と越前町民のためにいいものを安く、初心を貫く」と発言していることは、清水組会長が、令和2年10月の鯖江市長選後、しばらくして開催された本件会食の際、佐々木市長から清水組に対する入札参加要請があり、「安くいい仕事をするから参加してくれと言われたので、私はお受けしました」と証言していることの真実性を裏付ける旨記載されている。

しかしながら、本件電話の際の清水組社長の発言と、本件会食の際の会話についての清水組会長の証言は、関連が全く不明であり、清水組会長の証言の真実性を補強するものなどではない。あえていえば、「安くていい仕事をする」旨の発言が一貫しているのかもしれないが、それだけで佐々木市長から清水組に対する入札参加要請があったということの裏付けなどにはなり得ない。

さらに、「佐々木市長から清水組に荏原側への下請けに入って欲しいとの清水組会長の証言にも符合する」とあるが、何が当該清水組会長の証言に符合するのか不明である。

そもそも、清水組社長による本件電話の録音は、清水組の主張の証拠とするために佐々木市長に無断でなされたものであり、清水組社長の発言内容自体の真実性を保証するものではない。

(2)玉邑議員の神鋼との関りについて

清水組会長の「玉邑議員は神鋼環境ソリューション(株)(以下、「神鋼」という。)に訪問している。また、清水組の会社で、神鋼の三野氏、堀田氏、森川氏、玉邑議員が会い、その中で三野氏のほうから、どこのメーカーとも組まないで欲しいと言われた。」という証言内容から、「佐々木市長から清水組に入札参加を要請したことが事実であると捉えられ、佐々木市長及び玉邑議員の証言は虚偽に当たると考えられる。」と記載されている。

そもそも、清水組会長の証言内容通りの事実があったのかどうかも不明であるが、仮にあったとして、玉邑議員の神鋼への訪問や、三野氏の発言内容をもって、佐々木市長から清水組に入札参加要請をしたと認定するには明らかに無理がある。

(3)本件会食についての佐々木市長の証言について

本件会食についての佐々木市長の証言には不透明感がある旨記載されているが、どのような証言に不透明感があるのか具体的な指摘がない。そもそも、佐々木市長の証言は令和5年1月13日になされたものであり、その2年ほど前と思われる会食時の会話内容の記憶が鮮明に残っている方が稀であると思われる。

(4)清水組会長の下請け工作の疑義に関する証言について

佐々木市長に対する下請け工作の疑義について、清水組会長の「森川さんとも相談せえって市長が言うたもんやで」「12時までちゅううんで、11時50分ぐらいかな、一緒に断ったんです。」との証言から.佐々木市長自らが本件会食時に神鋼と地元企業のグループ化を行った可能性もある旨記載されているが.その内容自体意味不明である。

善意で解釈すれば.佐々木市長が清水組に対し、森川さんと相談するよう言ったのは、それより前の本件会食時に佐々木市長自身が神鋼と清水組のグループ化を行ったから、という意味かもしれない。しかしながら、そもそも佐々木市長はそのような発言を認めていない。仮に佐々木市長がそのような発言をしたとしても、佐々木市長自らがグループ化を行ったということを証明するものではない。

さらに佐々木市長が、神鋼と地元企業のグループ化を行ったことの口封じをしようとした可能性も否定できない旨記載されているが、「森川さんとも相談せえ」という発言がなぜ口封じにつながるのか意味不明であるし、その他、佐々木市長が口封じをしたなどという証言や証拠は全く出ていない。

3 偽証以外の部分の不合理な内容

調査報告書案において、「入札公告書類の作成過程で、一者入礼に偏った内容とは見受けられず、メーカーが入札を断念する決定的かつ具体的な要因は見つからなかった」としつつ、「一者入札となり、競争原理が働かず、(中略)価格が高止まりする結果となったことは、入札公告問際の大きな修正変更などが、組合事務局によって行われたことに起因していると考えられる」「入礼公告にあたっては、不透明な変更、満たしにくい要件が追加されたことにより、応札できる業者が限られたこと、それにより健全な競争性が失われて価格が高止まりする結果になり、一者応札に導いたことで、高額な落札額となった」としているのは、明らかに無理な認定である。

 

第3 結論

すくなくとも、調査報告書案の「結論」以下の部分は、事実認定が杜撰に過ぎ、佐々木市長らが虚偽の陳述をしたと断じるのは不可能である。

鯖江市議会が佐々木市長らを告発すべきでないことは明らかである。

 

第4 補足

令和5年3月22日、調査報告書が一度否決され、そのわずか9日後の同月31日、今回の調査報告書が可決されている。

前述の通り、調査報告書の「結論」以下の記載が杜撰に過ぎるのは、わずかな期間に十分な検討がなされることなく追記されたことが原因であると思われる。このような杜撰な調査報告書に基づき、佐々木市長らを告発などするようなことがあってはならないものと考える。

 

以上

 

消防防災拠点施設開所式

こんばんは。鯖江市長の佐々木勝久です。

 

先日完成した消防防災拠点施設の開所式で挨拶しました。

 

本日ここに、鯖江・丹生消防組合 消防防災拠点施設の開所式を挙行するにあたり、一言ごあいさつを申し上げます。


この度、令和2年度から3か年にわたり進めてまいりました、この消防防災拠点施設整備事業が、関係各位の格別のご支援、ご協力により、昨年 7 月の工事開始から、本日開所を迎える運びとなりましたことは、誠に喜ばしく、心から厚く御礼申し上げる次第であります。


平成7年に現在の消防本部庁舎の運用を開始して以降、今日まで複雑多様化、大規模化する各種災害に対応するため、緊急消防援助隊をはじめとする資機材を計画的に整備し、消防活動体制の強化を図ってまいりましたが、年々、保管倉庫が手狭となり、他の署所で保管するなどの対応を取ってきたことから、これを解消し一元化することが長年の懸案事項でもありました。


今回、整備をしました消防防災拠点施設につきましては、緊急消防援助隊登録車両の格納および各種資機材や保存食等の備蓄倉庫として活用し、災害発生時には地域住民が一時的に避難することが出来るフロアーを有しております。

 

また、平常時には消防職・団員が濃煙内での実践的な消火訓練や、市民への救急講習を実施する施設があり、災害活動に万全を期すことが可能となったところでございます。


消防防災拠点施設の開所を機に、地域の防災拠点として、この機能を十二分に活用し、より一層消防防災体制の充実強化を図り、市民の皆様が安全で安心して暮らせるまちづくりに取り組んでまいります。


結びに、今後とも安心・安全なまちづくりの推進に向け、特段のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、あいさつとさせていただきます。

 

#めがねのまちさばえ

#鯖江市

#越前町

#鯖江・丹生消防組合

#防災

国史跡兜山古墳環境整備工事完成記念式

こんばんは。鯖江市長の佐々木勝久です。

 

快晴の青空の下で挙行した「国史跡兜山古墳環境整備工事完成記念式」で感謝の意を込め挨拶し感謝状を贈呈させていただきました。

 

おはようございます。開会に当たり、一言ご挨拶申し上げます。


本日は、皆様ご多用中にも関わらず、国史跡兜山古墳環境整備工事完成記念式にご出席いただき誠にありがとうございます。

 

また、平素は本市の文化行政ならびに市政全般に御理解・御協力を賜り、重ねてお礼を申し上げます。


この兜山古墳ですが、直径70mの規模を有する北陸最大級の円墳ということで、昭和52年に国の史跡いわゆる重要文化財に指定されました。

 

以降、史跡の保存を確実なものとするため、指定範囲については公有化を進めますとともに、史跡内にございます八幡神社さんとは社殿の移転に向けた協議を重ねて参りましたが、最終的には現状のままで整備事業を推進するという結論に至りました。

 

これを受け、平成28年度から古墳の保存活用計画策定に着手し、整備基本設計・実施設計の策定を経て、令和元年度から昨年度末にかけて築造当時の姿を可能な限り復元した整備工事を実施いたしました。


ご覧いただきますと、見上げるほど立派な二段の墳丘(ふんきゅう)の外側をさらに堀が巡る非常に大きな古墳であることがお分かりいただけると思いますが、この古墳に埋葬された人物が、神明をはじめとする丹南の広いエリアを影響下においた有力者であったことは想像に難くありません。

 

県下ではこのような大型古墳の整備事例はなく、今後は、歴史文化が薫るまちづくりを体感できる貴重な文化財として利活用を推進してまいります。加えて、神明地区の皆様にとりましても、歴史をより身近に感じられる史跡公園としてぜひご利用いただければと思います。


結びになりますが、本事業に御協力いただきました八幡神社をはじめとする地元の皆様、そして、御指導いただきました文化庁ならびに福井県教育委員会の皆様、史跡兜山古墳環境整備検討委員会の皆様に心より厚くお礼申し上げ、挨拶とかえさせていただきます。

#めがねのまちさばえ

#鯖江市

#兜山古墳

鯖江市交通指導員委嘱式を行いました。

こんばんは。鯖江市長の佐々木勝久です。

 

ブログの更新が久しぶりになってしました!すみません!

 

今日は、鯖江市交通指導員委嘱式を行い、表彰状や委任状を贈らせていただき

 

敬意を表し感謝を込めて挨拶させていただきました。

 

本日は、公私共にお忙しいところお集まりいただき、誠にありがとうございます。


鯖江市交通指導員の皆様への委嘱にあたりまして、一言御挨拶を申し上げます。


ただいま表彰を受けられました皆様、永年にわたり交通事故から市民を守り、安全で住み良いまちを創るため、街頭での指導や交通安全の啓発などに御尽力いただき、心より感謝申し上げます。


今回、退任される6名の皆様におかれましては、活動を続けてこられるうえで、御家族の御協力はもちろん、相当の御苦労が数多くあったであろうと存じますが、皆様におかげを持ちまして、本市の安心安全なまちに向けての礎を築くことができました。

 

今後も交通指導員の皆様や県警察をはじめとする関係機関と連携を密にし、安心安全なまちを更に推進してまいりますので、温かく見守っていただけたら幸いです。

 

この度は、長い間、御献身いただき、誠にありがとうございました。


今ほどは、今年度からご活躍いただく鯖江市交通指導員の方の委嘱をさせていただきましたが、14名の皆様は、全員、前回に引き続き、長年、市民の安全安心にご尽力いただいており、一昨年は、鯖江市交通指導員会の設立50周年をお迎えになられました。

 

半世紀にわたり、お守りいただいておりますこと、市民を代表してお礼を申し上げます。


鯖江市におきまして、人身事故件数、傷者数につきましては、この5年間で半数まで減少しており、交通指導員の皆様の活動をはじめ、交通安全に対する取り組みの成果が出ておりますこと、関係各位に感謝申し上げます。


4月から新学期が始まり、子どもたちの新しい環境や生活の中での通園・通学が始まっており、交通事故に遭う危険性も高まる時期を迎えております。

 

皆様には、交通安全保持の為、街頭での指導や交通安全思想の普及にお努めいただき、悲惨な死亡事故だけでなく市内で起こる交通事故が減少し、子どもたちや高齢者が笑顔で安全に安心して生活できるよう、交通指導員の皆様のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。


結びとなりますが、交通指導員の皆様には、御自身の身の安全を一番に確保していただきながら、今後とも安全で安心して暮らせるまちづくりの実現に向けて、御支援と御協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様が御健勝にて活躍いただきますよう祈念申し上げ、挨拶とさせていただきます。

 

#鯖江市

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#市民主役

#交通指導員