36冊目!
36冊になりました。
今回は恩田 陸 さんの 「夜のピクニック」 です。
本屋大賞作品です。
内容・・・・・・・
高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために――。学校生活の思い出や卒業後の夢など語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ただただ歩くだけの学校行事ベースに若者の複雑な心情を物語として広げられよく描けていて最後にはハッピーエンド。読後感は最高です。
一気読みの後、「青春っていいな」と思わせてくれる作品でした。
梅雨の雨降りの中、爽やかな気分。奥田さんの本は読後が爽やかです。
今回も至福の時間いただきました。感謝。