34冊目は 青山文平 さんの 「つまをめとらば 」 です。
昨年の 「直木賞受賞」作品です。
内容・・・・・
女が映し出す男の無様、そして、真価――。
太平の世に行き場を失い、人生に惑う武家の男たち。
身ひとつで生きる女ならば、答えを知っていようか――。
時代小説の新旗手が贈る傑作武家小説集。
「ひともうらやむ」「つゆかせぎ」「乳付」「ひと夏」「逢対」「つまをめとらば」
男の心に巣食う弱さを包み込む、滋味あふれる物語
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ゆったりとして暖かい情景が浮かんでくるようでした。男女の関係が温かく、叙情的に表現されていて、心があたたかくなりました。