今月はこの本です! | 釣り師カッチャンの読書リスト NO LIFE NO FISHING

今月はこの本です!

5月はこの本です。

司馬遼太郎 さんの 「菜の花の沖」1~6巻

36冊目の読破です。
 


内容は・・・・・・・
  江戸後期、淡路島の貧家に生れた高田屋嘉兵衛は、悲惨
 な境遇から海の男として身を起し、ついには北辺の蝦夷・
 千島の海で活躍する偉大な商人に成長してゆく…。沸騰す
 る商品経済を内包しつつも頑なに国をとざし続ける日本と、
 南下する大国ロシアとのはざまで数奇な運命を生き抜いた
 快男児の生涯を雄大な構想で描く。



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先日元気一杯、健康最高とウオーク・体操・ゴルフの打ちっ
ぱなしと過ごしていた。ふと尿意・排便を催しトイレ用を足
すと便器内が真っ赤!こりゃ大変と病院へ出掛けるとどうも
「憩室」という症状で大腸からの出血とか。
下血を繰り返しやむなく「内視鏡にて止血処置。
出血多量で点滴では十分でなく「緊急入院!」


・・・・そんな時の必需品はやっぱり「愛読書」・・・・

じっくり横になっての読書です。

ご存知の高田屋嘉兵衛の快男児の一代記!
・江戸から新時代へを迎える「グローバル化」の中の「人」
「体制」や「ものの交通・物流」さらに新たな挑戦・人格面
司馬さんの豊富な知識・資料・歴史観にも多くの紙面を割き
解説ありの大作です。
・身分制度厳しい中での新漁場の開拓、日本とロシアの立体
的交渉表現、死を厭ぬ「志をもった生き方」、国は違えど友
情のある人間関係。
・ベッドの中で、心スッキり爽やか読書でした。



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でもでもやっぱり健康一番!日ごろの食生活を反省の入院でした!