読書も快調、25冊目読破!
25冊目は 吉川英治 さんの
題名 「 親鸞 2 」 です。
内容は・・・・・
大盗天城四郎の魔手から、玉日姫をふりほどいたのは、範宴である。
そして、その日から範宴はもの想う人となった。甘ずっぱい春の香りは、
払えども払えども、範宴を包む。禁断の珠を抱いて、範宴はみずからお
ののく。京の夜を煩悩に迷い狂う範宴、追い討つように、山伏弁円は彼
に戦いを挑む。信仰の迷いに疲れた範宴は、このとき法然を知る。奇し
き法然との出会い。親鸞の大転機であった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
感じた一文です。
・功名に燃え・野望に燃え・物質の満足を最大な人間の行く先と夢
見ていたころなら知らず、年齢を重ね泰平に帰ってよくよく落ち着いて
自己の周りを考えてみると、そこには修羅の声や血生臭い・・・は無く
なったが、依然として功利をむさぼる餓鬼のような・・は絶えない。
策謀や権謀やあらゆる醜い争闘はむしろ巷より陰剣で惨鼻だ。そ
んな仲間にいれば自分も又その醜い争いに憂身を窶していなければ
他からたちまち陥れられる。・・・どこに安住の場が有ろうか・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
*吉川英治さんの作品は、三国志・宮本武蔵・新平家物語・太閤記な
どの作品を読んでも主人公のみならず「全員を暖かい眼差し」で表現
されているよう感じる。シッカリ主張を表しながら、読後感が本当に爽
やかな気持ちになります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
吉川さん「至福の時間・爽やか気分」ありがとう!感謝でした。
題名 「 親鸞 2 」 です。
内容は・・・・・
大盗天城四郎の魔手から、玉日姫をふりほどいたのは、範宴である。
そして、その日から範宴はもの想う人となった。甘ずっぱい春の香りは、
払えども払えども、範宴を包む。禁断の珠を抱いて、範宴はみずからお
ののく。京の夜を煩悩に迷い狂う範宴、追い討つように、山伏弁円は彼
に戦いを挑む。信仰の迷いに疲れた範宴は、このとき法然を知る。奇し
き法然との出会い。親鸞の大転機であった。
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感じた一文です。
・功名に燃え・野望に燃え・物質の満足を最大な人間の行く先と夢
見ていたころなら知らず、年齢を重ね泰平に帰ってよくよく落ち着いて
自己の周りを考えてみると、そこには修羅の声や血生臭い・・・は無く
なったが、依然として功利をむさぼる餓鬼のような・・は絶えない。
策謀や権謀やあらゆる醜い争闘はむしろ巷より陰剣で惨鼻だ。そ
んな仲間にいれば自分も又その醜い争いに憂身を窶していなければ
他からたちまち陥れられる。・・・どこに安住の場が有ろうか・・・・・
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*吉川英治さんの作品は、三国志・宮本武蔵・新平家物語・太閤記な
どの作品を読んでも主人公のみならず「全員を暖かい眼差し」で表現
されているよう感じる。シッカリ主張を表しながら、読後感が本当に爽
やかな気持ちになります。
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吉川さん「至福の時間・爽やか気分」ありがとう!感謝でした。