プラ・バロック?読みました。
暑い暑い、夜長のオリンピック放送の合間に一冊読みました。
第十二回日本ミステリー文学大賞新人賞は
結城 充考 さんの 「プラ・バロック」です。
・内容は・・・・・
神奈川県警機動捜査隊に所属する女性刑事・クロハ。殺人の捜査
を外される格好で趣いた埋め立て地の冷凍コンテナで、彼女は14
体もの凍死体を発見する。凍死体は自殺と判断されるのだが……
冷凍コンテナの中に整然と並んだ、14体もの凍死体ですぜ?
その状況などから、自殺として処理はされるものの、それぞれ身元は
不明だし、合同捜査本部は人間関係でギクシャク。そして、ようやく
判明した死者からは奇妙なメール……
意外な事件、意外な展開、解読できない暗号、謎の人物たちの登場
そして、最後にサスペンスとどんでん返し、この小説には息もつかせぬ
小説の面白い要素がすべてつまっています。そして、その筆致も簡潔
でテンポよく、自然な描写で我々を小説世界に引き込んでくれます。
*本作品の人名。皆、カタカナ表記っていうのは正直、読みづらいだけ
なのだが……。何の意図があったのかよくわからなかった。
*肝心の最後を走り読み!目はTVへ!!
オリンピックの観戦の方が今回は勝ってしまった!!!
結城さん「ごめん!?」
「頑張れ!!日本!!!」