コンサートが終わったのは14時ちょっと前。 ロンドンへ戻る列車は16時発。
とりあえず、一息ついて、ホテルに荷物を取りに帰って、バスに乗ってタウンへ。
たいした時間も残らなかったし、荷物もあるし、ということで、ボーっとしていました。
バグパイプの音、バグパイプとロックを合わせたような音楽、昨日ほどは天候に恵まれていないものの、すばらしい景色。
16時発ロンドン行きの列車、結構満席でした。 途中から空き始めましたが。
帰りは進行方向左側の窓側の席。 本を読む気力もなく、ずっと窓の外を眺めていました。
北の海、色も濃いし、寂しい感じが。 9月1日には南のブライトンへ行くので、そこで海を見るのが楽しみです。
エディンバラを出て1時間ほどのところの駅で停車。 行きよりも停車する駅が多かったです。
この駅を出てすぐ、とっても素敵な風景が。
大きな川と、素敵な橋と家々。
ヨークを過ぎて、多分ドンカスターの駅も過ぎて、しばらくして停車した駅。
思わず、駅名の写真を撮ってしまいました!!
NHKの地球ラジオをお聞きの方なら聞き覚えがあるはず。
ニューアークです。 ニューアークにお住まいの酒井さんも、地球ラジオ投稿の常連さん。
列車は驚くことに時間通り、20時44分にロンドン・キングス・クロス着。
今回は、行きも帰りも、クワイエット・コーチを予約。 要するに、携帯電話での通話、音楽を周りの人に聴こえるくらい大音量で聴くこと、おしゃべりが禁止の車両。 この場合のコーチは、車両、という意味で使用しています。
行きは、私の前に座っていたインド人家族がうるさい。 クワイエット・コーチ、ということはわかっているのです。 車掌さんが見回りに来た時だけ、凄く静か。
帰りは、私の後ろに口うるさそうなおばさんが座っていたおかげで、うるさい人に注意をしてくれていました。
イギリス人は、平気で長距離バス、列車の中で大声で携帯電話でしゃべる人もいますからね。
移民も多いから、人種によっては、普通にしゃべる声が大声に聞こえることも。
というわけで、一人旅、静かにすごしたい方には、このクワイエット・コーチはお勧めです!!
とはいっても、全ての列車についているわけではありませんが。
エディンバラ滞在時間26時間弱、という今回の旅。 エディンバラ・フェスティバルの雰囲気も楽しめたし、演奏も楽しめたし、あの素敵な大聖堂で演奏させていただいたことは、とても有意義なことでした。
次回は、ぜひ、ミリタリー・タトゥーを観に来たいと思います!
願わくば、一度、ロンドンを夜中出発の長距離バスに乗って、翌朝エディンバラ着。 一日観光をして、その夜にエディンバラを夜中に出て、翌朝ロンドン着、という、0泊3日の強行バスでエディンバラへの旅を一度やりたいな、とは思っていますが。
11年前、マンチェスターの音大に入学する前に、母と旅をした時に訪れたエディンバラ。 こうして11年後、演奏をしに来られたこと、とっても感慨深いです。