エディンバラからの帰り | WITH HOPE!!

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在英14年目、イギリスの生活を愛し、楽しんでいるMiyukiです。
イギリスで細々と演奏活動をしているので、クラシック音楽の話題、日常、イギリスの姿をお伝えしたいと思います。
バレエが好きで、ロイヤルバレエの公演を主に観ているので、その感想も。

コンサートが終わったのは14時ちょっと前。 ロンドンへ戻る列車は16時発。


 とりあえず、一息ついて、ホテルに荷物を取りに帰って、バスに乗ってタウンへ。

 たいした時間も残らなかったし、荷物もあるし、ということで、ボーっとしていました。

 バグパイプの音、バグパイプとロックを合わせたような音楽、昨日ほどは天候に恵まれていないものの、すばらしい景色。


 16時発ロンドン行きの列車、結構満席でした。 途中から空き始めましたが。


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帰りは進行方向左側の窓側の席。 本を読む気力もなく、ずっと窓の外を眺めていました。

北の海、色も濃いし、寂しい感じが。 9月1日には南のブライトンへ行くので、そこで海を見るのが楽しみです。

 

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 エディンバラを出て1時間ほどのところの駅で停車。 行きよりも停車する駅が多かったです。

 この駅を出てすぐ、とっても素敵な風景が。 

大きな川と、素敵な橋と家々。 

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 ヨークを過ぎて、多分ドンカスターの駅も過ぎて、しばらくして停車した駅。 

 思わず、駅名の写真を撮ってしまいました!!

 NHKの地球ラジオをお聞きの方なら聞き覚えがあるはず。

 ニューアークです。 ニューアークにお住まいの酒井さんも、地球ラジオ投稿の常連さん。

 

 列車は驚くことに時間通り、20時44分にロンドン・キングス・クロス着。


 今回は、行きも帰りも、クワイエット・コーチを予約。 要するに、携帯電話での通話、音楽を周りの人に聴こえるくらい大音量で聴くこと、おしゃべりが禁止の車両。 この場合のコーチは、車両、という意味で使用しています。

 行きは、私の前に座っていたインド人家族がうるさい。 クワイエット・コーチ、ということはわかっているのです。 車掌さんが見回りに来た時だけ、凄く静か。

 帰りは、私の後ろに口うるさそうなおばさんが座っていたおかげで、うるさい人に注意をしてくれていました。

 イギリス人は、平気で長距離バス、列車の中で大声で携帯電話でしゃべる人もいますからね。

 移民も多いから、人種によっては、普通にしゃべる声が大声に聞こえることも。


 というわけで、一人旅、静かにすごしたい方には、このクワイエット・コーチはお勧めです!!

とはいっても、全ての列車についているわけではありませんが。


 エディンバラ滞在時間26時間弱、という今回の旅。 エディンバラ・フェスティバルの雰囲気も楽しめたし、演奏も楽しめたし、あの素敵な大聖堂で演奏させていただいたことは、とても有意義なことでした。

 次回は、ぜひ、ミリタリー・タトゥーを観に来たいと思います! 

 願わくば、一度、ロンドンを夜中出発の長距離バスに乗って、翌朝エディンバラ着。 一日観光をして、その夜にエディンバラを夜中に出て、翌朝ロンドン着、という、0泊3日の強行バスでエディンバラへの旅を一度やりたいな、とは思っていますが。


 11年前、マンチェスターの音大に入学する前に、母と旅をした時に訪れたエディンバラ。 こうして11年後、演奏をしに来られたこと、とっても感慨深いです。