実話から生まれた 奇跡の物語
「 僕と妻の1778の物語 」
原作 : 眉村 卓
「 余命1年と告げられた彼女に僕は何が出来るだろう 」
大腸癌に冒された妻 節子の余命があと1年であることを医師から告げられたサクは
「抗がん剤で必ず治る」と節子に笑顔で告げ 事実は胸にしまい込む
病院を退院した節子の手助けをと 家事に挑戦するが
どれも満足にはこなせなかったサク ・・
「 笑う事で免疫力が上がることがあるそうです 」 と医師から聞かされた言葉を思い出し
笑える小説を毎日一遍、原稿用紙に3枚以上の短編を書いて
節子を毎日笑わせる決心をしたサク
世界でたった一人の読者のために書き綴る日々が始まる
余命1年の宣告から1年が過ぎ 2年 3年と経つにつれ
節子の容態は少しずつ確実に悪化してゆく
そして 5年間毎日かかさず書き続けた物語が1778話に達した時に
サクがたどり着いた答えとは・・・・?