相撲好きの私は大正時代の力士綾川という方の本を読みました、この方横綱大関にはなれなかったですが小柄で顔も良く人気があり、今の遠藤のような力士かと想像してください。力士の枠にはまらず、大学生に相撲普及し当時では珍しい写真解説つきの本を出したかと思えば、リンゴサイダーを売り出したりバイタリティーのある方で、自彊術という体操も広めたという話も。

この自彊術(じきょうじゅつ)はラジオ体操が生まれる前にできた大正時代の体操で31の動作はそれぞれ効能がありストレッチのような動きで、座ったままでもできるということ。興味ある方は検索しますと出てきます。リンクを張らなくて不親切で申し訳ないです。

もう一冊、日本体育叢書という本も読んでみたのですが、大正時代のスポーツによるケガの処置の仕方などが書いてあり興味深かったのですが、いずれもいいお値段で。大震災、戦争を経て存在する本に値段以上の重みを感じました。