昨日、我が家の家猫の一匹が逝きました。

 

 一番多い時期で10匹居たのがだんだん減ってきて、無くなったのは4匹目、それでも、家の中の内猫だけでも後6匹、家の周りには、特設のゲージを住み着いた猫も4~5匹いるでしょうか。

 

 それでもやはり、妻や娘はかなり悲しんで、娘が特にショックで、刀の写真を撮る気に成れない様です。

 

 ま、明日も無理なら私が久しぶりに撮りましょう。

 

 猫の名は「ウッチー」、「オレンジ」と兄弟ですが活発なオレンジと違い、気が弱く、二階の猫部屋からあまり出てこないので、内気の「ウッチー」と名ずけられました。

 

 娘から写真をもらいました。

 

 これを見ていただければ、娘がどれだけの愛情をもって接してきたか、分かってもらえる気がします。

 

 我が家では、猫も立派な家族です。

 

 

 

 

 

 

 

 

形居合専用に特化して特注ちされたお刀と思われます。

軽さ・樋鳴り・美しさ、いずれを取っても、申し分のないお刀です。

鞘も2つ付いて、ちょっと出てこない逸品です。

 


【超軽量・美しい刀身】「赤松太郎兼裕 」 2尺3寸5分 、鑑賞に・居合刀として!!!

 

(七段斬りの部優勝の表彰と、3月の昇段審査で合格した教士の証書です)

 

 昨日は、流派の大会があり、三重県の津市まで行って来ました。

 

 昨年は、形も斬りも取れずに悔しい思いをしたので、今年は、雪辱を晴らしたいと、斬り用に、河野貞光の一振りを出しました。

 

 あまり傷めたく無かったので、前回研いだ後、6年程は使わずに置いて居たのですが、体力の衰えが顕著なので、刀を思うより、面目を取りました。

 

 昔はずいぶん長く感じたお刀ですが、不思議と今振ると、抜刀も納刀も極自然に出来ました。

 

 続けていると、鯉口を傷めない操刀が少し身に付いて居るのかもしれません。

 

 昔は、形も斬りも全てこの一振りでやって居たのですが、やや長くて、リーチの極端に短い私には、納刀をやや斜め上から入れる癖が付いてしまっていました。

 

 古株に成って、教える立場になると、ちょっと癖のある自分の納刀を後輩に教える訳にも行かず、

 

 70㎝ほぼジャストの刀を使う様にしていました。

 

 結果は、七段試斬の部で、優勝、とりあえず面目が立ちました。

 

 やや太めの竹を、力ずくで切り伏せた感じです。やっぱり貞光はよく斬れてくれました。

 

 おかげで、一つの賞も取れないと言う最悪の事態は避けられました。

 

 昨晩のビールは美味かったです。

 

 また、今日から仕事漬けの生活に戻りますが、頑張る元気が出て来ました。

 

 

 

 

 

 

本鍛錬の注文打ちの一振りで、樋の入れ方や、金着せのハバキなど、かなり凝ったお刀です。

樋鳴りもしますが、樋は浅く、実戦向きなお刀です。

 

 


【丁寧な造りの実戦刀 】「仙台住三浦権平国光 」 70cm 、鑑賞に・居合・試斬刀として!!!

 今日、スタッフの一人が、ティシュの上にカマキリの子供を見つけたと騒いでいました。

 

 「私もこの前、旧事務所の前で見つけたよ。」と言って写真を見せました。

 

 そう、私の店の周りはこの村でも少しは緑が残っている地域なのです。

 

 裏口を開けると、

 

 

 こんな感じで、今も緑が多いです。

 

 2年前までは、ここも水田で、旧事務所(私の実家)の窓を開けると秋など、稲穂が風に揺れて緑の海の様に波打っていました。

 

 両親が亡くなってから、数年無人の時期もあったことから、ベビーゴキブリが家の中を這いまわっている姿より、ベビーこおろぎの方が良く入ってくる家でした。

 

 しかし、この土地も売却にかけられて、もうすぐここに大きなマンションが二棟立つそうです。

 

 虫も最後の住処を追われそうです。

 

 なんだか、とっても切ない気持ちがします。

 

 せめて、うちの実家(旧事務所)の一角だけでも虫達が暮らせるスペースを残してやりたいです。

 

 

 

 

ちょっと大きな脇指をアップしました。

これが意外とよく斬れて、地肌がとても良く現れています。

少し傷は在りますが実用上は全く差支えがありません。

脇指は、59.6㎝のこの長さでも、そんなに高額には成りません。

大刀代わりに試斬をしてみても面白いかもです。

 


【地肌良し・斬れ味良し】「加州住清光」 59.6cm 、鑑賞に・居合・試斬刀として!!!

 

 

 昨日、同門他支部の若手が事務所にやってきました。

 刀の鍔を交換してほしいと言う話でしたが、
一目見て「こんなもん、交換できるわけないやないか〜」となりました。

 元の拵に付いていた鍔は3ミリ程度の薄い鍔でしたが、新しい鍔は、カタログデータ8ミリの、外形は小さいながら、厚みがかなりある鍔でした。

 鍔の中央の穴をヤスリで広げれば入ると考えていたようですが、鍔を交換する場合、厚みが1番問題になります。

 そこには考えが、至っていなかったようです。

 使う内に、少し木が痩せて、切羽を多目にしていたようですが、それでも、どう見ても厚みが違います。

 縁金の下を少し削る事も考えましたが、ちょっと難しそうでした。

 本人がっくりです。

「厚みのちょうど良い鉄板を買ってきて、自分で作ったら」と言ってしまいました。

 現在ついている鍔の厚みが少し厚めで、付け替えたい鍔が、それよりも薄めであれば、切羽を増やせば交換は可能です。

 しかし、現在ついている鍔が薄くて、それを分厚い鍔に変える時は、目釘孔の位置が変わってしまうので、基本的に付け替えは出来ません。

 

 柄の作り直しが必要に成ります。

 何度か取り上げましたが、みなさんも気をつけてください。

 

 

 

 

 

中々に切れ味の良い白鞘のお刀にが手に入ったので、本歌で土方俊三拵を誂えました。出来た拵はとってもかっこいいです。刀身はかなり切れ味良いので、未だ研ぐのは勿体ないと思いました。

研げば原価でもかなり上がりますから。

この斬れ味ならしばらく研がなくても大丈夫と思います。

 

【斬れ味抜群・本歌土方拵新調】「無銘」 72.1cm 、鑑賞に・居合・試斬刀として!!!

 

 どちらも同じ刀の鞘なのですが、上は替鞘です。

 

 下は模擬刀の鞘だと思います。

 

 ただ、栗型の位置が1㎝程違います。

 

 これが、左手の握り具合に大きく影響します。

 

 指定しないと、メーカーの人の話では、2尺3寸以下は、指定が無ければ、鯉口から6.5㎜で、2尺3寸より大きな刀は、7.5㎜程度で作成して居るそうです。

 

 長く販売しながらも、私自信は自分の刀で注文した事が無かったので、あまり気にした事はありませんでした。

 

 たまたま、お話があり、触って見ると、確かに、握り心地がかなり変わりました。

 

 所で、この栗型の位置を、鯉口から何センチの所にして欲しいと指定出来るのはご存知でしようか。

 

 当然ながら、手の大きな人と、手の小さな人では、鯉口と栗型の幅も使い心地に大きく影響します。

 

 特に気にならない方は良いのですが、手の大きめの方にとっては、仕様感かなり変わります。

 

 指定は、良くあるので、出来る事は知って居ましたが、手の小さな私は、あまり戻って来た替鞘をチェックしても、腰に差して、使い具合をチェックするのではなく、もっぱら、鯉口のキツさや、鞘の遊びのみチェックして居ました。

 

 でも、今回、二つの鞘を握ってみて、これは結構大きな事と言うのを再認識しました。

 

 注文時の参考にして頂けると幸いです。

 

 

 

 

 

大変、身幅の広い豪快なお刀です。

身幅の広さだけでなく、地肌も非常に良く現れていて、如何にも日本刀らしいお刀で、良い感じだと思います。

 


【健全な現代刀・見幅広い豪刀】「源国次」 72.8cm 、鑑賞に・居合・試斬刀として!!!