西国巡礼紀行 -一乗寺-
((一乗寺)) 第26番札所
圓教寺に続いて、姫路駅にいったん戻り、またバスに乗って30~40分ほど。
加西市の「一乗寺(いちじょうじ)」にも行ってきました。
観音霊場は、山の上にあることが多くて、
ここも石段がだ~っと続いています
ただ、この石段を登りつめると…。
今回もキレイなキレイな紅葉が待っていました
こちらは国宝の「三重塔」。
平安時代の三重塔では国内屈指の建築物なんだそうです。
本堂も重厚な造りで、厳粛な雰囲気が漂っていました。
こちらの観音さまは「聖観音」。
いちばんスタンダードな観音さまですね。
こちらのお寺の伝承では、
創建はインド(天竺)から7世紀に渡来したお坊さんによる、とのこと。
ご本尊の仏像も白鳳時代のものとされる銅製の仏さまで、
天竺風のオリエンタルなお顔をされていました。
体もスリムでしゅっとした体で、
普通に見かける観音さまとはちょっと違ったお姿でした。
こうしていくつも観音さまを拝みに行かせていただくと、
その体つきや表情って、みんな違うんだなぁ、と気づきます。
(最近、それを見比べるというか、
いろんな観音さまに会いに(?)行くのが楽しみです)
こちらの観音さまはやさしい顔で、ニコッと笑っているように感じました。
こちらも秘仏のご本尊で、22年ぶりのご開帳だそうです