今回の震災から2週間が経ちました。

いつの間にか、震災で被災された方より福島第一原発の話題が先行している様に思えます。
ニュースでは毎日の様に原発の話題。
僕達の生活にも暗い影を落とす話なだけに誰も不安に感じていると思います。
誰もが不安です。

○何が不安か
眼に見えない物である放射性物質に毎日怯える日々。
外出してもいいのか?雨に濡れたらダメなのか?など
テレビでの情報で得たり、ネットで得たり。
その不安を取り除くのは政府の対応だと思うのです。

○不安にさせてるのは政府
まず、政府が後手後手なのが一番の不安です。
今回のの原発関連で東電→保安院→政府のラインが正常に機能していない。
東電の会見でも「確認中」を繰り返し、保安院も「情報は確認中」政府は「直ちに人体に影響はない」
の繰り返しで、僕らが欲しい本当の情報が出てこない。
全て、事後報告であり、本当にこの政府は駄目だな・・と

○現在の進捗がわからない
安全の正確の情報もほしいですが、原発に関しては進捗を発信してほしい
まず、東電がスケジュールを出さなければいけないと思います。
過酷な状況の中でも現場のリーダーの元作業しているはず?です
このリーダーと、東電が一週間毎のスケジュールを作成し公表すべきです。
なんとなく、行き当たりばったりの作業を行っている様に思うからです。
スケジュール管理されれ公表し、それを元に会見をひらき
現在の進捗状況は予定の何%と発表すれば僕らでも状況把握はできると思います。

○情報を隠蔽しているのではないか
余りにも、東電、保安院、政府からの情報がないと真実を隠蔽しているのでは?
と、ますます不安になります。
おそらく、情報は隠蔽している部分はあると思います。これは東電の体質です。
しかし、問題なのは情報をコントロール出来ていない政府です。

○コントロール不足
今週、「通常よりも高い放射性物質が水道水から検出」
テレビで放送されるやスーパーの水が一斉に買われ、一人1本や在庫切れのスーパーが続出しました。
これも政府の対応次第だと思います。
まず、ここで大事だったのは「乳児には」という事です。その他は身体に害はない。
しっかりとアナウンスすべきでした。

○曖昧な表現に踊らされる
「直ちに身体に害はない」、原発30km圏内も「自主避難が望ましい」
などなど。
害はあるのは確かです。
では、どの様な症状が今後でる可能性があるのかなど的確な情報がほしい。
それをいかに表現するか「直ちに~害はない」という事は何年か後に影響がある
「自主待避が望ましい」と言うなら待避して下さいというだけでいい。
曖昧な表現が多すぎ、不安を煽っている。

今回の事故で何がわかったか
この政府はホントなんもできないなーと。
そして、菅首相には絶望しました。ここまで何もしていませんよ。
この政府で本当に復興出来るのか?
東電のずさんな管理体制、職務管理体制。

しかし、復興の種は少しずつですが、根付いていると思います。
もう少しで春がやってきます。
誰の元にも