荒川 弘
荒川 弘（あらかわ ひろむ、1973年[1]5月8日[2][3] - ）は、日本の漫画家。北海道出身[2][3][4][5][6]。女性[5]。初連載で代表作の『鋼の錬金術師』は大ヒットし、TVアニメ化、劇場アニメ化され、2009年4月には原作基準のTVアニメ新シリーズも始まる。→
概要
自画像の牛は、実家の牧場経営と、丑年生まれで牡牛座であることに由来する[4][7]。兄弟は姉3人、本人、弟1人の5人兄弟。インタビューで、夢がかなうなら月で牧場を作りたいと語る。[要出典]
職業訓練学校卒業後、[8]。義肢・義手の人々が多く働く福祉施設に勤務[2]。そのときに得た知識が『鋼の錬金術師』の源流となっている[2]。また、鋼の錬金術師の作中において死生観や「人間」の定義が大きく取り上げられているが、これは作者自身が幼少の頃から、動物の生き死にやクローン問題を見てきている事と、幼馴染が目の前で亡くなった事が大きいと、インタビューで答えている。[9]1999年にデビュー後、『魔法陣グルグル』作者衛藤ヒロユキのアシスタントを経て独立[3][7]。
電撃文庫の人気小説『灼眼のシャナ』の作者である高橋弥七郎と交友があり、『灼眼のシャナノ全テ』に荒川弘によって描かれた『灼眼のシャナ』が収録されている。また『週刊少年サンデー』系の漫画家モリタイシと交友がありモリタイシの単行本におまけ漫画を描いた事もある[10]。
かつてエドモンド荒川というペンネームで『ゲーメスト』内のイラストや『コミックゲーメスト』の投稿4コマ漫画を手がけていた。その頃の影響が濃く、代表作『鋼の錬金術師』の登場人物アレックス・ルイ・アームストロングは、『ゲーメスト』で一番人気だった中平正彦の漫画『RYU FINAL』のダッドリーを思わせる。また、当時からオッサンキャラや筋肉質キャラを好んで描いていた。[要出典]
久米田康治のデビュー作からのファンを公言しており、『創』2006年6月号では久米田との対談が実現、そうした縁からアニメ『さよなら絶望先生』第8話のエンドカードを手がけている。
1999年 「STRAY DOG」にて第9回エニックス21世紀マンガ大賞受賞。
2004年 『鋼の錬金術師』にて第49回小学館漫画賞受賞。
2006年3月25日、東京国際アニメフェアで開催された第5回東京アニメアワードで、原作賞（『鋼の錬金術師』）を受賞。
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作品リスト
STRAY DOG（1999年、『月刊少年ガンガン』、スクウェア・エニックス）デビュー作。
突撃となりのエニックス（2000年、『月刊少年ガンガン』）
上海妖魔鬼怪（2000年、『月刊少年ガンガン』）2006年3月24日、ドラマCDが発売される。
鋼の錬金術師（2001年- 、『月刊少年ガンガン』） テレビアニメ化されMBS・TBS系列で2003年10月から2004年10月まで1年間にわたり放送。2005年7月に全国松竹・東急系列劇場にて『劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』が公開された。
RAIDEN-18（2005年、『月刊サンデージェネックス』、小学館）
蒼天の蝙蝠（2006年、『ガンガンカスタム No.1』）
獣神演武（2006年-、『ガンガンパワード』） 原案：黄金周、脚本：社稜。テレビ東京系列で2007年10月から2008年4月にわたり放送。
百姓貴族（Vol.8より、新書館『ウンポコ』）
アシスタント
ゆづか正成[11]
あいやーぼーる（AIYAH-BALL）[12]
ひのでや三吉[12][13]
高枝景水[13]
- ^ 『創 』2006年6月号36頁における「26歳くらいでデビュー」との発言、及び丑年生まれであることから。
- ^ a b c d 『ぱふ 』2004年9月号、10頁。
- ^ a b c 荒川弘 マンガ家｜アミューズメントメディア総合学院 - 東京校・大阪校
- ^ a b 『創 』2006年6月号、35頁。
- ^ a b 原作者・荒川弘に聞く 映画「鋼の錬金術師」 朝日新聞 2005年07月25日（インターネット・アーカイブ ）
- ^ Yahoo!ブックス - インタビュー - 荒川弘
- ^ a b 『ぱふ 』2004年9月号、11頁。
- ^ 2005年月刊「創 」6月号
- ^ 2007年『ぱふ 』3月号
- ^ 『いでじゅう! 』10巻
- ^ 「リンク 」『STUDIO Type”T”--ゆづか正成公式サイト 』
- ^ a b 『ぱふ 』2004年9月号、18頁。
- ^ a b ナマズ、上海へ行く(出発編)。-なまず小僧のヒトリゴト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 →
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