坊ちゃんは、経済環境的には運に恵まれているようです。前回も世界バブル、今回もその可能性が出ています。FRBはまだ緩和的なスタンスですが、ECBは抑制し始めており、通貨安戦争は落ち着き、耐えていた日本に対する文句が減っています。猛威を奮っていたチョン安が逆回転し始め、日本は相対的に改善しています。日足で見ると、ユーロ円が一番綺麗で、㌦円もかなり綺麗です。実際にやっていることはほとんどロングで、妙な安心感があるので今は底が抜ける雰囲気がない状態が続いています。証拠金のことを考えると、ムダに単価が上がり続けるためにどこかで落ち着いて欲しい部分もありますが、下がっても下で拾えばいいだけ、黙って持っていたらいいだけという相場は楽です。

 デフレを止めるという部分については、近所はかなり早い時期だったローソンストア100が普及し始めた頃は衝撃でしたが、アコレはその上を行きます。もう普通にスーパーで買う機会は激減しているし、PBを拡大させる小売業の努力がデフレを後押ししています。同じモノを安く売っているので、高いモノをわざわざ買う気もなく、パイが大きくならない限りは客の奪い合いになるだけで、競合店が努力すればするほど体力勝負になります。円安が進む中でどこまで価格を維持できるかは不明ですが、流通コストとしての燃料費が利幅を削り続ければ、上昇する原材料費とともに押し上げてくるでしょう。すぐに値上げするアメリカ等と違って、量を減らすことで単価維持を志向する傾向がありますが、それにも限度があります。問題は賃金をタイムラグという言い訳でごまかし続けられるかです。役員報酬は悪い時でもさほど下がらないのに業績連動で露骨に上昇しますが、従業員には一時金でお茶を濁して基本給でのコストアップは避けます。短期間で不況が何度も押し寄せる状態では無理もないですが、下げるために利用してきた業績連動を掲げれば掲げるほど、上げないと矛盾が生まれます。

 ミランを再建するには、代理人のミーノ・ライオラとの決別が必要です。表に出過ぎる代理人はすぐに移籍させることでカネ儲けを企み、今度はミランにバロテッリを押しつけました。根本的に素行の悪い選手は改善する余地が乏しく、ミランというクラブは選手に抑制させる魔力はありますが、タチの悪い代理人は変わりません。若いアズーリなので移籍金としては適度な水準かもしれませんが、基地害丸出しのバカなことをやったらドンドン罰金を取るくらいの予防が必要です。

 またやきうばかりになる季節が来ましたが、たかがキャンプで騒ぎ続けるから飽きられます。どうしてもマスゴミは報道したいようですが、時代について行けていないのがマスゴミの悲しさです。当事者も数字を見れば理解はしているでしょうが、止めることができないのでしょう。まだ練習しているだけなのにバカみたいに群がって、学習能力のなさを発揮しています。

 バルサを観ながら、ミランを待つのは楽しいですが、ネットは2窓もできるので開始時間をどうにかして欲しいです。