●ロスカット口座を採用した松井証券
多額の貸倒損失を計上する(日本経済新聞より)
やはり、松井証券のロスカット口座の脆弱性を利用して儲けた
人は存在した。
手口は
夕場の板が薄いときに
① OP 4月CALL売り 100枚 値幅上限 1,470円で指値して注文
② これ以下の売り玉を成り行きで全部買う
③ さらに成り行き買い注文1枚する
④ 1,470円で成約する
⑤ 松井証券のロスカット口座を持っている口座より ロスカット発動のため
成り行き買い注文(返済買い)がいっせいに出てくる
⑥ 1470円で成立
⑦ これだけで1億4700万円
⑧ これが連鎖的に反応して、異常な高値で成約
⑨ 顧客は証拠金の何倍の損失
⑩ その結果、松井証券は顧客から回収できなくなり
多額の貸倒損失を計上する
これが、松井証券のロスカット口座の仕組みです。
非常に恐ろしいですね。
ちゃんとチェックしてないシステムです。
●ショートストラングルを推奨していたひまわり証券は、FX以外 廃業
売りと買いのスプレッドポジションを取らないと、長期に勝ち残れない。
以下日本経済新聞より
東日本巨大地震後の株価急落で一部の個人投資家が多額の損失を出し、イン
ターネット証券が決済資金を受け取れない事態が起こっている。問題になってい
るのは株価指数先物やオプション取引。17日に松井証券は3月期決算で35億円の
貸倒損失を計上すると発表し、ひまわり証券は先物取引などからの撤退を決め
た。他のネット証券にも同様の影響が広がる公算がある。
松井は複数の大口顧客が同社に差し出した証拠金を大幅に超える損失を出した
ため、貸倒引当金を積み増す。ひまわりは先物だけでなく現物株や投資信託から
も撤退し、17日から口座開設を止めた。関連事業の預かり資産は約230億円で、
今後は顧客への資産返還に専念。店頭の外国為替証拠金(FX)取引などに経営
資源を集中する。
貴重な時間を使って読んでいただいて
ありがとうございました。