五年後に今の当たり前が通用するかどうかなんて誰にも分からない。だから外していくんだ。 | 春のブログ

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6/21セカンドラインに来てくれた皆さん、ありがとうございました。
「キネマトグラフ」リリース記念ギグと謳い、「キネマトグラフ」収録曲のみの、たった35分ほどのワンマンライブ。
その短い時間のために足を運んだ君たちは、熱狂しているのです。

何かに熱狂出来る経験、これがとても貴重で、俺とてラーメンに熱狂していた時期があり、カドヤ食堂の限定メニューを食べに滋賀県からオープン一時間前に店に行ったり、千葉県のつけ麺で二時間並んだり、まさしくumbrellaを愛する君たちのような熱狂です。

何かを愛して行動することはとても労力がいります。ライブに来るのも、CDを買うのも、それこそラーメンを食いに行くのも。便利で楽がトレンドな現代ならなおさら誰でも出来ることじゃないです。



なのでこの場を借りて、お礼を言います。普段よりumbrellaを愛してくれてありがとうございます。

今回のライブで大きく変わったところ、まぁ、まず楽器が変わりましたよね。フェルナンデスさんからベースを提供してもらい、ネックの長い、umbrellaのチューニングに合ったものを用意してもらいました。

前のベースは、30年くらい前の物ですから、正直色々ガタもきて、昔のスイス製だからパーツも劣化して替えもなく、ブリッジなんてレシート挟んで使ってたんですよ実は。

今回のベースは、色んなチューニングに対応してるのと、音もベースらしい音がします。
現代のベースはやたらドンシャリで良くないです。ベーシストとPAさん以外の生き物はどうも必要以上にドンシャリな音を好み、どうもアンサンブルを壊す気がします。俺が高すぎるベースが嫌いな理由がそれで、バンド全体の音量感ではなくベース単体の音が主張しすぎる物が多い気がします。

なので今回のベース、とても使いやすく流石は老舗、といった物です。弾いて納得でしたよ。



あとは音楽に向き合う為の環境ですね。

身の丈に合った範囲で、自分たちの音楽の質を高める為の演出に一切ケチりたくないという主張を支えてくれたスタッフチームには、感謝してます。俺らだけでなくお客さんのことを大事にしてくれたので、今回のリリースが何のストレスもなく出来たと思います。大事な初ワンマンの日程である6/23にリリースを近づけてくれたのも本当に感謝してます。


さて、9/4にumeda AKASOでワンマンライブが決まりました。

umbrellaをやたら愛してくれるお客さんと、思った以上に手厚いスタッフチームと、とにかく周りに恵まれた俺らで楽しく音楽しましょうや。



人間、楽しいと思うことを思い切りやること程幸せなことないですよ。最近のヘナチョコ社会じゃ幸せになることに難癖をつけるのがスマートなのかもしれないけど、ヘナチョコより俺を信じれば良い。一緒に幸せになって、良いバーさん、良いジーさんになろうぜ。
俺は良いジーさんになったら、悪いジーさんたちから子供たちを守るって決めてるんだ。子供と動物の暮らしやすい地域にするんだ。そんなポジティブな男が増える為にもumbrellaを大きくしたいです。