かるたら日記   since December 29, 2005

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taraと柴犬の軽井沢日記です。
気が向けば毎日怒濤の更新、気が向かなければ半年、普通に放置。
そんな感じでやってます。


2023年11月05日(日) 曇

【軽井沢】最高気温 16.9℃ / 最低気温 7.8℃

 

09:37 高岩山

 

09:38

 

北野牧トンネルの足場要塞が見えてきました。

2023年07月17日(月)に撮った写真とあまり大きな変化はないかな。

 

 

 

 

 

 

 

09:43 碓井橋

 

09:54

夫に「燃費が20km/L を記録したから写真を撮って!」と言われて撮った写真。

 

途中、三芳PAで、お土産に「ぽくぽく(2,080円)」を買って、ファミマでコーヒー(110円)を買って、夫は新井園本店でほうじ茶ソフト(430円)を購入。

 

12:53 横浜に着いてから地元のお蕎麦屋さんで私は盛り蕎麦(650円)、夫は天せいろ(1,580円)

 

そば湯。

2023年11月05日(日) 曇

【軽井沢】最高気温 16.9℃ / 最低気温 7.8℃

 

今日、帰宅します。

 

07:18 軽井沢、今年最後の散歩。

 

07:38

朝ご飯は冷蔵庫の片付けを兼ねて、残っていたスモークサーモンとアスパラをパンに挟んで頂きました。

 

掃除とパッキングを済ませて、いよいよ出発です。

 

09:21

昨日より一段と紅葉が進んでモミジ。

 

来年は紅葉が終わる迄、滞在したいな。

 

では、また、来年。

 

夫に「モミの木のバナナパイ、とっても美味しかった~。 来年まで食べられないのは悲しい!」とアピールするも、「モミの木は11時からだよ。」と言われ、あえなく玉砕・・・。

 

09:26 「モミの木」

来年はいっぱい通います! 

2023年11月04日(土) 曇時々晴

【軽井沢】最高気温 20.2℃ / 最低気温 4.5℃

 

夕方、15時過ぎくらいの夕陽を浴びた紅葉はオレンジ色に輝いてえもいわれぬ美しさですが、残念ながら今日は曇っていて、ゴールデンアワーの紅葉を楽しむことはできませんでした。

 

13:23

別荘地内の毎年、ドウダンの赤い紅葉が見事なエリア。

 

我が家のドウダンはオレンジ色に紅葉しますが、真っ赤にはならないんですよね。

 

 

今朝から急激に色付き始めた我が家のモミジ。

毎年、他より紅葉が遅いのです。

明日、横浜に帰る為、最後まで紅葉を見守ることはできないので写真をいっぱい撮っておこうと思ったら、バカな夫が邪魔してきました。

 

全体が真っ赤なのもキレイだけど、赤、黄、緑のグラデーションもキレイ。

 

アトリエ前のモミジはだいぶ大きくなりました。

 

こちらも錦色の紅葉が楽しめます。

 

15:02

紅葉を愛でながら、まだ残っていたバースデーケーキをいただきました。

2023年11月04日(土) 曇時々晴

【軽井沢】最高気温 20.2℃ / 最低気温 4.5℃

 

紅葉の季節に「一房の葡萄」に行って、塩沢通りで紅葉を愛でながら、山荘に戻るというのが、私の秋のゴールデンコースなのですが、今年は塩沢通りの紅葉が終焉を迎えていました。

 

12:53 一部紅葉が残っている場所もありましたが、モミジは殆ど落葉していました。

 

13:05

NAGAKURAYAに立ち寄り。

 

信州りんごのシナモン風味マフィン(486円)と、

 

オリジナルチョコレートカヌレ(303円)をお買い上げ。

 

この季節は日曜日はお休みなので、今日、買えてラッキーでした。

 

 

同僚がカヌレに嵌まっているので、お土産に。

2023年11月04日(土) 曇時々晴

【軽井沢】最高気温 20.2℃ / 最低気温 4.5℃

 

「一房の葡萄」でミルクティーをいただきつつ、大正20年7月10日 信濃毎日新聞に掲載されていた有島武郎情死事件の現場はどの部分になるのだろう?と思いを馳せていました。

 

信濃毎日新聞 大正20年7月10日

有島氏最後の場所 

有島氏別荘母屋Xが現場食堂の位置

 

Xを探せ”ということで、移築後の有島武郎氏別荘(浄月庵)の写真を①~④の四方から撮ってみることにしました。

 

 

まずは地点から撮影。

 

塩沢通りから、勝手口のある浄月庵東側を撮影。

 

 

『(二人は)山道を懐中電灯を照し別荘に辿り付き様子を知った裏口の鍵を開けて室内に入り暫時語り合った後自殺に着手(大正13年7月9日(月)信濃毎日新聞より)』

 

現況、玄関意外の出入り口はここしか見当たらないので、この扉から死出の旅に向かったのでしょうか。

 

想像するとわくわく。

 

浄月庵南側。

 

地点から撮影した玄関。

 

2階にドーム窓があって、現在テラスになっている1階右側が食堂だったのではないかと。

 

応接間の次の八畳の間の梁に男は向かって右市松模様のシゴキ(志古貴)女は鹿ノ子のシゴキを掛けて縊死していた(大正13年7月9日(月)信濃毎日新聞より)』

 

縊死した室は北東に出張った六畳の食堂で真ん中に四尺四方(=121cm四方)のテーブルがあり之れを挟んで武郎氏は右、秋子は左と分かれ二脚の椅子を各自踏台にして梁からシゴキを下げて縊死した(大正13年7月9日(月)信濃毎日新聞より)』

 

同じ日の記事ながら、八畳説、六畳説がありますが、「応接間の次の間」「北東に出張った」とあることから、現在はテラスになっている場所ではないかと思われます。

 

テラスは余裕で六畳~八畳ありますからね。

 

地点から撮影した浄月庵南側。

 

地点から撮影した浄月庵南側。

 

縊死した室は北東に出張った六畳の食堂』と記事にありますが、移築したので出っ張っているのは西側ですが、他に出っ張っている部分はないので、食堂をテラスに改築したという推理は間違いではないと思います。

 

地点のタリアセン駐車場側から撮影した浄月庵西側。

 

地点のタリアセン駐車場側から撮影した浄月庵西側。

 

 

「一房の葡萄」でお茶をしながら、二人が首を吊ったのは、どこの梁か、マスターに聞きたいけど、やっぱり聞けない。

でも、知りたい。

2年に渡り記念館の新聞記事を読み込んで、自分なりに場所が絞れてきました。

2023年11月04日(土) 曇時々晴

【軽井沢】最高気温 20.2℃ / 最低気温 4.5℃

 

 

「一房の葡萄」で一休み。

 

12:13

ミルクティー(850円)を注文。

 

12:23

 

ミルクティーの甘さに、ほっと一息。

 

年に一度、紅葉の季節にこの場所を訪れることに幸せを感じます。

2023年11月04日(土) 曇時々晴

【軽井沢】最高気温 20.2℃ / 最低気温 4.5℃

 

「龍宮」でお昼をいただいた後、「一房の葡萄」で下ろして貰いました。

3年続けて、この時期にここを訪れています。

 

12:03 

「一房の葡萄」は水・木曜定休で、今年の営業は11月14日(火)迄。

11月15日(水)から来年の4月12日(金)まで冬休みに入ります。

 

1階の窓がある部分とテラスがカフェです。

 

まずは2階にあがって有島武郎記念室を見ることにします。

 

12:06

2階に上がってすぐにある応接間。

ここは入室禁止。

この写真の正面にある窓はタリアセン駐車場に面した位置にある窓。

右側にチラッと写っているのはドーマーの窓(屋根窓)。

 

有島武郎記念館入口

 

軽井沢彫りの展示ケース。

ここに有島武郎と愛人の波多野秋子の情死事件を取り扱った当時の新聞記事などが展示されている。

去年から、この新聞記事を読むのが楽しみになってきました。

 

『有島武郎滞欧画帖』 全二十四葉・付録一 有島生馬編 1963(昭和38)年9月、日本近代文学館刊

有島武郎の弟・生馬氏が編集した武郎が欧州滞在時のスケッチ。

「一房の葡萄」を読んで、この人は絵を描く人なんだと思っていたけど、なかなか上手なスケッチだ。

 

軽井沢彫りのキャビネットの中に展示されていた武郎の写真。

葬儀の遺影に使われた写真なのだろうか。

 

キャビネットの上に掲げられていた額。

 

軽井沢にて    有島武郎

せみひとつ

木をばはなれて

地におちぬ

風なき秋の志つかなる哉

 

蝉ひとつ樹をば離れて地に落ちぬ風なき秋の静かなるかな

 

いつ頃、詠んだ詩だろう。

秋子には既に出会っていたのだろうか。

「蝉が死んで、秋の静寂を感じる」とは、さすが作家の感性だと思うけど、情死事件を知った後で詠むと、死への暗示に感じられる。

「風なき秋」は秋子の暗喩かな?とか。

 

2階の窓から見える野上弥生子別荘

 

大正20年7月10日(火)信濃毎日新聞① の記事が興味深かった。

 

信濃毎日新聞 大正20年7月10日

有島氏最後の場所 

上図は遠望せる有島氏別荘、下図は同別荘母屋Xが現場食堂の位置

 

このX印の場所って、今はテラスになっている所じゃないかしら?

 

2021年11月03日(水)撮影

私は1階のカフェの天井を眺めながら、二人が帯を掛けた梁らしきものが見当たらないのは、リフォームしたからだと思っていたけど、現場の食堂は解体されて、テラスになっているのかもしれない。

 

2021年10月24日(日)撮影 

テラス席。

ここなら帯を掛けられる梁がある!

 

大正20年7月10日(火)信濃毎日新聞②

 

 

去年は大正13年7月9日(月)付の信濃毎日新聞に掲載されていた、武郎が母親に宛てた遺書を読んで、『運命だから仕方がなかった』というのは、なんとも穴(けつ)を捲った感のある遺書だなぁ~と思いました。

今年は大正13年7月10日(火)付の信濃毎日新聞に掲載されていた、秋子と武郎、それぞれが秋子の夫・波多野春房氏に宛てた遺書を読んで、「有島武郎って、やっぱクズじゃね?」と思った次第です。

 

(以下、記事より)

 

有島氏と秋子の遺書を八日夜発表されたが遺書は何れもレター、ペーパーに鉛筆で書かれてあった

 

妻秋子からの遺書

春房様とうとう悲しいお別れをする時が参りました。

度々御話しする通りで秋子の心は能く解って下さることと存じます。

私は貴方が良く能く解って居ります。

十余年の間愛して下すったのを嬉しく勿体なく存じます。

我儘の有り丈をした揚句貴方を殺す様なことになりました。

之れを思うとたまりません。

貴方をたった一人ボツチにして行くのが可愛くて可愛くて堪りません。

 

6月9日午前1時半       秋子

 

 

武郎氏からの遺書

波多野様此の期になって何事も申しません。

誰が善いのでも悪いのでもなく善に付け悪に付け夫れは運命の負うべきものの様です。

私達は運命に素直な許りだったのです。

夫れにしても私達は貴方の病軀を切に感ぜぬには居られません。

貴方の受けられる手傷が少しでも早く薄らぎ癒えんことを祈り上げます。

私達の取交した手紙の断片は私達が如何に貴方を感じて居たかを少しく語ると思う。

併し私達は遂に自然の大きな手で安々と此処からさらはれて仕舞った。

今私達は深く心から総ての人々に謝し総ての人に同感します。

現世的負担を全く償うことなく此の地を去る私達を何うか御許し下さい。

 

6月8日夜列車中にて    有島武郎

 

(以上、記事転載終)

 

秋子の遺書は、現在と言葉の意味合いや語感が違うので、遺書がかかれた大正13年(1924年)から100年経った日本人が読むと、夫をおちょくっているようにも感じられる。

「これからはボッチで可哀想ね~。」てな感じで。

 

武郎の遺書については、もう言語道断で、私が春房氏の親族であったならば「ヤルことヤっといて、運命に責任転嫁してんじゃね~!」と怒鳴りつけたくなるような文言の羅列です。

私は去年、情死事件の記事を読んだ後、「一房の葡萄」を読みましたが、級友の絵具を盗んで、発覚しても、謝らなかった姿勢と一環しているなぁ~と思うのです。

 

有島武郎略年譜

学習院に通い、大正天皇の学友に選ばれたり、明治36年(1903年)に留学したり、明治39年(1906年)に弟とヨーロッパを歴訪したり、生粋のお坊ちゃまであらせられたのですね。

 

 

2023年11月04日(土) 曇時々晴

【軽井沢】最高気温 20.2℃ / 最低気温 4.5℃

 

バ介の診察が終わったのは11時20分過ぎ。

今日のランチは「龍宮」と決めているのですが、山荘に戻って出直すには時間が中途半端。

なんたって「龍宮」の営業時間は11時30分~13時で、12時半を過ぎると「準備中」になっている可能性がありますから。

そこで、動物病院から「龍宮」に直行。

11時25分には駐車場にINしたので、開店時間まで車の中で待つことに。

そしたら、夫が「もうお客さんがどんどん入ってるよ!」と騒ぐので、私達も店内に。

13時前に閉店するから、開店時間より多少、早めに入っても良いんですねニヤリ

 

11:31

今頃気付いたのですが、「龍宮」の内装は山小屋風なんですね。

 

今日は二人ともみそラーメンな気分でしたが、別々のものを食べてみようということで、私はもやしラーメンにしました。

 

もやしラーメン(700円)。

醤油ベースのスープにもやしとキクラゲの餡がかかっていて、すごく好きな味♪

 

夫はみそラーメン(700円)

これぞ王道みそラーメン!

 

今年最後の「龍宮」でみそラーメンを食べられてよかった♪

 

 

食事を終えて、お店を出たらまだ11時53分。

やたら早い。

2023年11月04日(土) 曇時々晴

【軽井沢】最高気温 20.2℃ / 最低気温 4.5℃

 

動物病院にやってきました。

お腹の皮膚の炎症は治まり、白くなってきました。

 

10:16

掻いて抜けてしまった目の周りの毛も生え始めてきました。

 

目力も戻ってきた感じ。

 

耳の縁の毛もハゲてたけど、かなり生えてきました。

 

それになんたってバ介は元気になりました。

 

診察室に入ってまず体重測定。

食欲がなくなって9.0kgにまで落ちていた体重が、食欲が戻って(いや今まで以上になって)9.2kgまで回復していました。

先生は耳の中をチェックして、「だいぶ炎症が治まってきたから、今日は耳の掃除ができそうですね。」と医療用鋏の先端にガーゼをクルクルと巻き付けて、耳の掃除をしてくださいました。

バ介は意外と痛がらない。

むしろ気持ちよさそう。

そして、耳の付け根部分の毛をカットしてくださったので、耳の穴が良く見えるようになりました。

 

抗生剤は途中でやめないで2週間飲み続けた方が良いというので、もう一週間分処方。

かゆみ止めのアポキルもあと一週間、16mgを4等分にカットして飲ませることにしました。

 

抗生剤は「セファクリア」。

2023年11月04日(土) 曇時々晴

【軽井沢】最高気温 20.2℃ / 最低気温 4.5℃

 

朝、リビングのカーテンを開けて、庭を見た時、思わず「わぁ~!」と叫んでしまいました。

 

07:19

庭のモミジが一気に色付き始めたのです。

ドウダンの赤とあいまって、カーテンを開けた途端、カラフルな世界が目に飛び込んできました。

明日は横浜の自宅に帰宅するので、紅葉のフィナーレまで見届けることができないのは残念です。

 

07:38

反対側の別荘地の紅葉もとても美しいです。

 

07:47

この道のモミジの紅葉とカラマツの黄葉がクライマックスを迎えていました。

 

2023年10月29日(日)08:37撮影

6日前はまだ緑色が圧倒的に多かったのに、今年の紅葉は一気に進んだ感じがします。

 

今日の朝ご飯は浅野屋のハーベストとりんごの「ハニーレッド」。