次女の話は、聞いていて疲れる。

ネガティブな話題ばかりが、

2時間くらい、えんえんと続くからだ。

耳をおおってしまいたくなるほど、キツい。


いつかは前向きになってもらいたいが…。


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おとといの放課後、

H(仮名)君と雪遊びした次女。


帰宅後、私にこう言った。

「雪うさぎ用の赤い実がない!」

「作ったうさぎをH君にこわされた!」

「手が冷たい!痛い!」


うう、2番目のセリフが一番気になる。

いつもなら

「H君がいやなら、もう遊ぶのをやめなって!」

と声かけしてるところだが、

今回は、感情の方に寄りそってみた。


「近所に赤い実がなくて残念だったね。

 せっかく作ったのに、壊されてつらいねぇ。

 (両手をとって)本当に手が冷たくなってる。

 ママの手のあったかさをあげるね」

としばらく握っていたら、

その後の次女の、グズる時間が少なかった。


しかも立ち直りが早く、鼻歌で絵を描きはじめた。

私は心で「ええぇ~~~?!」と叫んだ。


実は、感情に寄りそう方法が効果的だとは、

正直な所、あまり信じていなかった。


が、今回の実験結果によると

(もはや次女はモルモット状態だが)、

かなり有効であると思われた。


しかしまだまだデータが足りないので、

さらに試験し、検証をつづけよう。


みにもる博士の実験に、終わりはない。

(誰だよ↑)