聞き手がいようがいまいが、

ずっとしゃべり続けていた次女が、

最近、急に落ちついて、静かになってきた。


たぶん私がアクティブリスニングを

心がけているからだと思う。

(自画自賛)


今までの私は

次女が学校で嫌な目にあったと

涙ながらに語っている時、

①またか、と生返事

②泣くのをやめさせる

③私が考えた対処法を伝える

・・・という3つの態度が多かった。


それをやめて、以下の通りにした。

①次女の目を見て、しっかり聞く

②「それはつらいね」と心情を受けとめる

③本人に対処をゆだねる


そうしてると、あきらかに次女は

「あ、聞いてもらえた!」っていう顔をする。

満足したのか、同じ話をむし返さなくなった。


積極的に聞くというのは

こういうことなのかと、

目からウロコおちまくり。


「どうしたらいい?」

という悩み事を打ちあけられても

最適なアドバイスが出来ないとき、

また、たとえアドバイスしたとしても

それを採用してもらえないときは、

無力感がおそってきたものだった。


でも、私のアドバイスの良し悪しは

実は関係なくて、

感情を受けとめることが第一とわかった。


人の感情を受けとめるなんて、

考えたこともなかったし、

人の感情を読みとるのも苦手だった。


が、自分の感情をありのまま

受けとめられるようになったら、

人の分も急に出来るようになった。


ふしぎなことだなぁ。