漫画「20世紀少年」と「21世紀少年」を、読み終えた。
個人的な感想を書いておきたい。
この漫画の悲劇がなぜ起こってしまったのか。
それは自分の所属を、
正義のグループと悪のグループのどちらかに
無理やり分けようとした点にある。
本当は人間は両面を持っているのに、
悪側になった者は自らの暴走を
自力(良心)で止めることが出来なくなるし、
正義側も自分の中の悪が許せなくて苦悩する。
私の子供時代のテレビ番組は
正義か悪かの二者択一しかなかった。
男の子らの戦いごっこも、
悪側なんて誰もやりたがらないのに、
リーダーによって強制的に配役が決められたりしていた。
その後ガンダムが世に出て、
お互いに言い分があるという図式が出てきたが、
「自分側はまったく落ち度のない正義だ」と思っているから、
結局どちらかが倒れるまで
争いを終わらすことが出来ない。
「負け=悪」という思い込みは、
日本が第二次大戦で敗れた時から
続いているのだろうか?
見た目で勝とうが負けようが、
人の本質は変わらない。人に優しくしたい面もあれば、
冷たくしたい面もある。
自分の中の、正義と悪の国境線を調べて両方の意見を聞き、
和解して共存できたとき、
もはや所属にこだわる必要は
なくなるのだろう。
個人的な感想を書いておきたい。
この漫画の悲劇がなぜ起こってしまったのか。
それは自分の所属を、
正義のグループと悪のグループのどちらかに
無理やり分けようとした点にある。
本当は人間は両面を持っているのに、
悪側になった者は自らの暴走を
自力(良心)で止めることが出来なくなるし、
正義側も自分の中の悪が許せなくて苦悩する。
私の子供時代のテレビ番組は
正義か悪かの二者択一しかなかった。
男の子らの戦いごっこも、
悪側なんて誰もやりたがらないのに、
リーダーによって強制的に配役が決められたりしていた。
その後ガンダムが世に出て、
お互いに言い分があるという図式が出てきたが、
「自分側はまったく落ち度のない正義だ」と思っているから、
結局どちらかが倒れるまで
争いを終わらすことが出来ない。
「負け=悪」という思い込みは、
日本が第二次大戦で敗れた時から
続いているのだろうか?
見た目で勝とうが負けようが、
人の本質は変わらない。人に優しくしたい面もあれば、
冷たくしたい面もある。
自分の中の、正義と悪の国境線を調べて両方の意見を聞き、
和解して共存できたとき、
もはや所属にこだわる必要は
なくなるのだろう。