父の日に 夫の実家に行った

前日 博多座で買った

【左馬の将棋の駒のストラップ】を

馬が大好きな父に渡したいからなのか

行く前は いつになく わくわくしていた

 

朝のうちに行かないと 

出かけられるかもしれないと思い

9時過ぎに電話して出かけた

 

最初に 仏壇にお参りしたが

線香立が見当たらない!

お義母さんが 灰の掃除でもしてるのかな?と思い

ろうそくに 着火マンで火を点けてお参りした

が 見ると ろうそくに火は点いていなかった

なんだか 仏壇が空っぽな気がした

 

テレビの部屋で 

両親にお土産を渡し 

左馬の駒の説明をしたり

歌舞伎を観に行った話などをして

しばらく過ごしていた

 

すると お義父さんが 隣(妹の家)に行くと言うので

私も帰ろうと思った

ところが 今から隣の家の井戸の

お祓いをしてもらうことになっているという

 

隣は もともと 祖父母の家で

お義父さんが家を建てるまでは

そこでみんなが暮らしていたのだ

 

祖父が亡くなってからは 誰も住んでなかったので

妹夫婦が 改築して住んでいる

 

少し前に 見えないものが見える占い師を

紹介してもらったそうで

特に占ってもらうことはないと思っていたけど

ふと 古い井戸が気になったので

その話をしたら お祓いをした方がいいと言われ

この日に お祓いをすることになったとという

 

見えないものが見える

はじめて聞くと 驚くよね

ほんとのところは どうなのか 私にはわからない

 

でも そんなことで 私は 井戸のお祓いに参加した

行く前に とてもワクワクしたのは

これに参加する為だったのかな

 

井戸の上には 線香立が置いてあった

仏壇の線香立は ここに来ていたのだ

もしかしたら 仏壇の中の人たちも

みんな お祓いを見ていたのかもしれない

だから 空っぽな気がしたのだろう

 

井戸には 赤い目の白い蛇の霊が見えるそうだ

お祓いをしたので あとは 井戸を粗末にせずに

庭の水まきなどに使うと 

どんどん浄化されると言われていた

 

この蛇は 弁財天の使いなので

浄化されると 守り神になってくれるそうだ

あと 強力な竜神様にお参りに行きなさい

とも 言われていた

 

 

お祓いが終わった後

両親が 1ヶ月ほど前に

家の玄関の前にいた 蛇の話をしてくれた

 

とても痩せていて お肉をあげたけど

数日後には 草むらの中で死んでいた

 

画像を見せてもらったら

骨が浮かび上がるぐらいに痩せていた

長年この家に住んでいた蛇だったのだろうか

とても 長老の蛇という感じがした