久々の試写会で、メトロポリターナ様から、K-20 怪人二十面相・伝の試写会の葉書をいただいたので観てきました。主演は金城武さん、共演は松たか子さんや仲村トオルさんほかです。怪人二十面相は、江戸川乱歩作品の中でも有名な作品の一つ。明智小五郎とか小林少年などおなじみのキャラが総出で、子供の頃に読んだ人も多いのでは？でも、今回の「怪人二十面相・伝」の原作者は、北村想さんですのでお間違いのないよう。
今回は1949年の架空の都市、帝都で、第二次世界大戦が無かったという前提で設定されています。で、ここでは現代のカースト制度のように、厳しい身分制度に支配され、職業や身分を越えての婚姻などはできないという窮屈な世の中。金城武さん演じる平吉は、サーカスの団員でしたが、怪人二十面相にハメられ、彼が怪人二十面相として捕まってしまいますが、その誤解を解き本物の怪人二十面相を捕まえようと奮闘しつつ、上手く使えば人類の助けになるが、悪用すると世界破滅を起こしてしまうあるモノがどこにあるのかを、松たか子演じるヒロインと一緒に探しながら話が進みます。本物の怪人二十面相は誰だったのか、最後まで話はひきますよ～。
出演者がすごーく豪華です。国村隼さんや高島礼子さん、鹿賀丈史さんなど主役を張れちゃう俳優ばかり。若手では、本郷奏多くんとかね
仲村トオルさんが、今TVで放映中の「チームバチスタの栄光」の白鳥さんと、キャラがややかぶり気味。でも今回も準主役といっていいでしょうね。
金城武さんといえば、先日BSで「ウィンターソング」をやっていましたが、これはうーん？というような作品でしたが、現在上映中の「レッドクリフI」では、イケてる軍師の役柄で、とても彼に合っています。俳優ってすごいな、コメディからシリアスなものまでちゃんと自分をはめ込むんですから
職業として、憧れるところもあります（絶対女優にはなれないけど
）
個人として今年観た映画の中で、この作品が一番面白かったし、人にも観ることをおススメしたい映画です。が、上映時間はチョット長すぎ...２時間１４分ですから！
