既刊の「動物感覚」(NHK版、3200円、税別)と新刊の「動物が幸せを感じるとき」(同、2200円、同)の2冊。著者は、自閉症を持つアメリカの動物行動学者テンプル・グランディンです。



 動物感覚の方は、まだ途中ですが、犬や猫、豚などの動物が、探索するという好奇心を持ち、それを満たしてやることが、動物のストレスを解消し、幸せを感じさせることになる…。動物好きの人向けの本ではなく、目からうろこの話が盛りだくさんです。

 こうしたタイトルですが、決して、酪農や畜産や乗馬などを否定しているわけではありません。

 北海道のせたな町に、放牧で黒豚を育てている畜産家がおられます。ファームブレッスドウィンド

 以前、取材させていただいたとき、その豚達が本当に幸せそうな表情をしていたのを思い出しました。




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