<賄賂を10ドル渡したら、欧米の観光客

を追い払い、 ツタンカーメンを正面から

撮影しろと言う>


ピラミッドの瞑想が終わって

目的を達したので、後はエジプトを

楽しむ旅だ。


瞑想は結局<主観>なので

天国への階段を昇った人は

昇ったのだ。


肉体に魂ががっちり「ひっついて」いる

私などは結局何の体験もしない。


カイロから飛行機でナイル川上流の

ルクソールに向った。


古来 ファラオの頭巾の額に

下エジプトの象徴のコブラと

上エジプトの象徴の河馬が付いている

このように上下エジプトは別れている


私が行った2月 下エジプトの

サッカラの砂漠で吹雪に遭った。

その翌日ルクソールに来ると、陽光強く

アフリカの気候である。


ナイル川には帆かけ船が浮かび

古代エジプトの雰囲気


アブシンベル神殿の大石柱が残り

映画で見た石柱の陰から短剣を持った

暗殺者が出てきそうだった。


アメン神とアテン神の宗教改革の

戦い、この神殿でも殺し合いが

あったに違いない。


ルクソールの対岸は死者の

王家の谷、歴代の王の墓がある、


午後は一泊二日のナイルクルーズ

ルクソールからデンデラまで千トンくらい

の船で下るのだ。


その船の名は<ナイルロマンス>

その名の通り、ロマンスのばらが

咲く


いよいよ「ナイルに咲くばら」のクライマックス

乞うご期待。


(明日につづく)