恋愛について語るならば、好きという気持ちと相性が良いとは必ずしも一致しません。四柱推命では精神面の相性の良し悪しと、愛情面(SEXを含む)の相性の良し悪しを別として考えます。さらに共調性の良し悪し、また互いの家庭との相性の良し悪しも別として診ます。
さらに結婚という領域で診ますと、2人の結婚運のタイミングの良し悪しが、結婚に至るかどうかまでを診なければなりません。となるならば恋愛=〈イコール〉結婚は成立したくなるものです。つまり、理想の高い結婚を求める人ほど結婚には縁遠くなります。結婚生活に向いた人と、そうでない人が男女ともにいるわけですから、結婚に対しての甘いイメージは捨てたほうが賢いことになります。これからはシングルマザーとか、バツイチの母子、父子家庭が今以上に増えていくでしょう。
が、何が良いか悪いかではなく、自分の選んだ道に対して責任をしっかりととることが、その人のその後の人生や子供たちに影響を与えてくるものです。結婚する相手は運命の人ではなく、運命の人から二番目の人と思ってみてはいかがでしょうか。運命の人とは出会えないようになっていると思うのが、人生の不条理というものなのかもしれません。