【佐藤優】読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門~捨てるために速く。 | 華麗の空~小難しい本のナルホド書評

【佐藤優】読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門~捨てるために速く。

佐藤優氏が語る「読書の技法」。書店で見つけて気になったので購入。

多くの人が気になるのは「速読術」だろうか。
併せて、ノートを取ることにも触れておきたい。

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【佐藤優】読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門
NEW青木世界史B講義の実況中継 (1)
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平均300冊。多い月は500冊以上!佐藤流「本の読み方」を初公開!
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●佐藤流「熟読」の技法―どうすれば難解な本を読みこなせるか?
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著者の読書術を初めて完全体系化!
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なぜ、速読が必要か?
速読は、大量にある書籍群から、読まなくていい本を振るい落とすワザである。
重要と感じた書籍は熟読する。速読はページをパラパラめくって大事なコトが頭に入るワザではないので、その点を勘違いしてはいけない。
ではそもそもナゼ、「読まなくていい本」が手元にあるのだろうか?書店もしくはネットで吟味した上で買えば、自分が気に入って選んだのだから振り分ける必要ないじゃんと思うだろう。ここが実はポイントである。

例えば、ある分野を勉強したいと思ったとき、知らない分野の本の良し悪しなんて分かるわけない。本屋の一角で粘りに粘って思案するか、ネットの評判をみて検討するか?そうした、勉強をする前段階で二の足を踏み時間を浪費しているコトが勿体無い。また、過度の立ち読みは読書に対する姿勢としてマイナスであると。ゆえにまず、アレコレ考えずとにかく「買ってみる」。そして「読んでみる」。

同じコトを、谷沢永一さんから教わる。以下、私なりの要約。
1.まず、5万円用意して、本屋へいく。
2.興味のある分野の本を、ひとまず20冊くらい買って帰る。(~3万円くらい)
3.1冊ずつ順番に読んでいく。ツマらないと感じたらその時点で置く。
4.1冊くらいは自分に合う著者が見つかるだろう。
5.次は、その著者の他の本に当たってみる。(~1万円)
6.さらにその著者が参考にしている文献にも手を伸ばしていく。(~1万円)

この時点である程度、自分なりの方向性が見えているハズだ。早い段階でツマらない本を選別したおかげで、以降は限られた予算で効果的な読書ライフを送ることができるのではないか。自分に合うターゲットを得られたら、必要な情報は幾らでも入ってくるだろう。

以上、佐藤氏の速読術も要は同じである。
けっして「何万冊読みました!」と誇示しているわけではないのである。

なぜ、ノートを取るのか?
ただ読むだけに較べ、記憶の定着率がいいと。また、都度メモを取っておけば、後になって「当時自分はどう感じたのか?」をサッと確認できる。これはナルホドなと思う。
私は時々、自分のブログを検索して「過去の自分の感想」を確かめることがある。あーそんな内容だったなと新鮮な気持ちで思い出すことしばしばで、それはつまりブログに書いて残してなかったら二度と思い出せなかったわけで、「時間は取られるけど書いて残す」ことは有用だと感じる。

ただ時間的な関係で、私は佐藤氏と同じような「ノートを取る」ことまではしないかな。替わりにブログにキッチリ書いておこうと。むかしはノートを取っていたけど、「検索が難しい」んだよね。時系列で記録するか?あいうえお順に枠をとって著者別もしくはタイトル別に書き込んでいくか?でも五十音の偏りがあるし、ノート50冊置くっっ!?基本的に自分の記憶力に期待していないので何処かに記録しておく方針なのだが、いろいろ総合するとブログがいいのかなと。ま、ブログサービスが終了したら終わるけどね(笑


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