立ち読み力(10)―【野村克也】考える野球―考えないから常勝軍団が生まれない。 | 華麗の空~小難しい本のナルホド書評

立ち読み力(10)―【野村克也】考える野球―考えないから常勝軍団が生まれない。

始めにお断りしておくが、この企画は書評ではない。
あくまで、チラッと読んで興味を持てなかった理由を書くコーナである。
また、嫌いな著者を貶すために記事を書くとか、そうしたことはしない。
詳しくはコチラの記事を参照下さい。◆⇒⇒⇒<立ち読み力とは?>

去る金曜日、橋上秀樹「野村克也に挑んだ13人のサムライたち」を買いに丸の内オアゾ丸善へ。
新刊ホヤホヤだから当然2Fスポーツコーナの平積みエリアにあると思いきや、ない。
野球エリアにあるのかなと確認したけど、そこにもない。

?と思って3F新書コーナに行ってみたが、その新刊エリアにもない。
結局、出版社別の新書棚、つまり通常の並び位置のところにひっそりと置いてあるのを見つけた。

替わりに、2Fスポーツコーナの平積み、3F新書コーナの平積み、その他あらゆる目立つところに陳列してあったのが、野村克也「考える野球」だった。どうやら発売日が被ったようだ。

考える野球 角川SSC新書 (角川SSC新書 123)
【野村克也】考える野球(角川SSC新書 123)

ノムさんはそのうち、「いろんな出版社から本を出した人」としてギネスに載るのでは?と思わせるくらい、今年に入ってからも快調な出版ペースである。

私はノムさんの著書を多数読んできたから、よほど新しい魅力が感じられなければ買わない。
あいにくノムさんは昨年から野村監督ではないので、ゲームの勝った負けたの当事者でない。
なので、今回はチラ見で済ました。

ノムさんいわく、「考える野球をしてないので、真の強さがない。だから、脅威がない」
たしかに一理ある。何気にここ最近の巨人は連覇しており、後世がそのデータを見たら「強いっ!」と思うであろうが、しかしいま、「常勝軍団」という雰囲気を感じない。これはクライマックス・シリーズ導入でリーグ優勝=日本シリーズ出場とはいかなくなった点も関係してると思うが、それでも少なくとも「あの球団は隙がない」と警戒させるレベルにはないことは確かだろう。

そんなわけで、「常勝のための考える野球とは何か?」を知りたい方はぜひ。

野村克也に挑んだ13人のサムライたち (双葉新書)
野村克也に挑んだ13人のサムライたち (双葉新書)


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