最期にありがとうと言える人でありたい。 | しーちゃんの自由きままな人生

最期にありがとうと言える人でありたい。

今、私の働く施設に看取りの98歳のおばあさんがいる。
経口摂取はほぼ出来ず、点滴のみで過ごしているが、その点滴も血管がもたなくなったら、終わりとなる。

そんな自分の残された命が僅かな中、苦しい中、辛いであろう中、私達介護職員に、ありがとう、お世話になってありがとうね、と常に感謝の言葉を言われる。
今は数少ない会話しかできない中、苦しい中、人にありがとうと言える人。
大正生まれの女は強い。
苦労して、働いて働いて生きてきた人生は、後に強く優しさで溢れている。

私も、人に感謝の気持ちを最期まで言える人でありたいと切に思う。