マスコミがオスプレイを目の敵にする理由 | 朝倉新哉の研究室

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相変わらずマスコミは、オスプレイを目の敵にしています。

 

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オスプレイ3機が米軍三沢基地に到着 日米共同訓練に参加か

8月16日 14時27分

オーストラリアでの墜落事故を受けて、

防衛省が一時、飛行の自粛を要請していた

アメリカ軍の輸送機オスプレイ3機が、

16日、山口県のアメリカ軍岩国基地から青森県の三沢基地に移動しました。

防衛省関係者によりますと、

北海道で行われている日米共同訓練に参加すると見られています。

アメリカ軍の輸送機オスプレイは、

16日午前の時点で

山口県のアメリカ軍岩国基地に6機が集まっていて、

このうち3機が午前11時すぎに離陸しました。

そして、午後1時半すぎ、青森県の三沢基地に到着しました。

防衛省関係者によりますと、

移動した3機は、北海道で行われている日米共同訓練に参加すると見られる

ということです。

オスプレイをめぐっては、

今月5日、オーストラリア東部の沖合で、

沖縄の普天間基地に所属する機体が

訓練中に墜落して乗っていた3人が死亡しました。
この事故を受けて、防衛省は

アメリカ軍に対し国内での飛行の自粛を要請し、

今月10日から行われている日米共同訓練では、

当初の計画を変更してオスプレイの参加が見送られていました。

その後、アメリカ軍との調整の結果、

18日から訓練に参加することになったということです。

オスプレイについては、

北海道などが安全対策の徹底を求め、沖縄県も飛行の中止などを求めています。
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170816/k10011101581000.html?utm_int=news_contents_news-genre-new_002から引用。

 

なんでここまで花瓶、いやちがった過敏になるのか。

事故が起こったから、当たり前じゃないか、

と思うのは浅はかです。

そもそもオスプレイは、米軍がもっている航空機の中では、事故率は低いほうです。

事故率の指標として、クラスA事故率というのがあります。

クラスA事故率とは、

10万時間あたりで、被害総額が200万ドルを超えたり、死者を出した割合を示す数値のことです。

米軍がオスプレイを普天間基地に配備するとき、

日本政府は、オスプレイのクラスA事故率が1.93だと発表しました。

https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/osprey-mod-why?utm_term=.ptAzqM2KAY#.clwly7gAZE

というサイトでは、

最初は1.93だったが、年々上昇しており、

やはりオスプレイは危険だ、という論調でした。

上記サイトに載っていたオスプレイのクラスA事故率のデータです。

 

12年4月末:1.93

12年9月末:1.65

13年9月末:2.61

14年9月末:2.12

15年9月末:2.64

 

確かに上がっていますが、

米軍の他の航空機と比べるとたいしたことはありません。

 

http://yamatodamasii.jp/wp-content/uploads/2015/06/%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E4%BA%8B%E6%95%85%E7%8E%87.pngより転載

 

MV-22というのがオスプレイのことです。

このグラフでは、1.93ですが、これが2.64に上がったとしても、

半分よりちょっと上ぐらいで、

ワースト3のH-53やAV-8BやF-22は、6を超えていますから、

それに比べれば、全然たいしたことはありません。

事故率が高いから危険、という理屈は成り立ちません。

事故率が高いから(そもそもこれは成り立っていません)、

事故が起こったから、

というのは、

なんとかしてオスプレイの飛行や配備をやめさせたいための方便にすぎません。

 

本当の理由はこれです。

 

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海兵隊のF-35B導入でもっとも影響を受けるのが、

アジア太平洋地域である。

ご存じの通り、2017年から岩国基地には

F-35B装備の第121海兵戦闘攻撃飛行隊が展開することになったが、

これはアメリカ軍全体を見てもJSFの初の海外展開となる。

だが、

F-35Bの配備というセンセーションにばかり目を奪われると、

問題の本質を見落としかねない。

その際の鍵となるのが、先に配備を終えている

同じく岩国基地のMV-22オスプレイの存在だ。

 

F-35Bとオスプレイの組み合わせは、

海兵隊単独の航空戦力によって、敵の防衛線の内側に浸透し、

そこから攻撃の手を広げられるようになる。

これが昨今、南シナ海と東シナ海で

露骨な領土拡張に動いている中国にとって、決定的な抑止になり得るのだ。

F-35Bは

ハリアー戦闘機とは桁た違いの強力なセンサーやレーダー、

ウェポンシステム、そしてステルス能力を持っている。

そのため、従来の

局所的な航空優勢を、

場合によっては短時間でもいいから保持する

といった

消極的な運用ではなく、

敵の防衛網の奥深くまで侵入して、

レーダーや通信設備などを破壊できるようになる。

さらに間髪を入れずに

海兵隊員と装備を満載したオスプレイが続いて

敵前線拠点を占領することもできる。
これが実現すると、

中国が政治的リスクを高めて営々と築き上げてきた

南沙諸島の防衛コンプレックスは、

海兵隊による第一撃で崩壊し、

逆にその基地群が

F-35Bにとっての前進拠点となってしまう可能性を生んでいるのだ。

実際、アメリカの動きはこの弱点を突き始めている。

2016年11月には

強襲揚陸艦「アメリカ」にて

F-35BとMV-22オスプレイの共同運用演習が実施されたが、

オスプレイの護衛をふくむ各種テストの結果はすべて良好で、

まさに新型揚陸艦の「準空母」的な運用が狙いどおりであったことを証明した。

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『丸』 2017年5月号から抜粋して引用

 

マスコミには、中国人が入り込んでいたり、

中国と仲良くすることが、日本の国益になる、と信じ込んでいる輩も多かったりしますから、

オスプレイがあると中国様が困る、

なんとかアラを見つけて、飛行を中止させたり、配備をやめさせたい、

と思っているわけです。

すでに中国の犬と化しているマスコミなんて、日本には不要ですよね。

 

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