液体ばんそうこうの話 | 朝倉新哉の研究室

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やあ、みなさん、私の研究室へようこそ。

本題に入る前に、こちらの写真をご覧ください。


http://asianews2ch.jp/archives/38326878.htmlより転載

沈没した韓国船の写真ですが、
上が、日本で運航されていたときの写真で、
下が、韓国に売却されたあとの写真。
上は、窓の列が2段になっていて、下は、3段になっているのが、わかると思います。
これは、2階建てを3階建てにしたようなものです。
客室を増設したと言われていましたが、
既存の客室の上に、追加したのでした。
これじゃ、重心は上がりますよ。
どうやら、私の推測が当たったようです。
一昨日の記事で、
客室を増設したため、重心が上がって転覆しやすくなっていたのではないか、
と述べました。
復原性の問題を軽視したことが、原因の1つと考えて間違いないんじゃないでしょうか。
  復原性とは、おおざっぱに言うと、
  復原性が高い=転覆しにくい
  復原性が低い=転覆しやすい 
  ということだと思ってください。


さて、本題、液体ばんそうこうの話です。

先日、指をケガしてしまい、絆創膏を貼りました。
車の中にも、消毒液と絆創膏を常備しておいたほうがいいな、
と思い、
コンビニに行ったら、こんな商品が目に飛び込んできました。

















http://www.the-seiyu.com/front/commodity/00000000/4901957044351/より転載

「何?
 液体のばんそうこうだって?
 そんなものがあるのか!」
と思って、買いました。
次の日、普通の絆創膏をはがして、液体絆創膏を塗ってみました。
すると、変な匂いが…。
「なんだこれ。接着剤そっくりの匂いじゃないか。」
と思いました。
そこで、ウィキペディアで調べてみると…。

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水(みず)ばんそうこう。
液体絆創膏とも。
コロジオンを主成分とした接着剤のような液体を患部に塗布し、
乾燥させることで被膜を形成し細菌の侵入等を防ぐ。
被膜が患部に密着するため皮膚の屈伸に強く、また、水にも強いという特長を有する。
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(青字強調はブログ主による)

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コロジオン(英:collodion)は、
セルロースのグルコース単位につき
2ヶ所に硝酸エステルを持つニトロセルロース(ピロキシリンと呼ぶ)を
エタノール、ジエチルエーテルの混合液に溶かしたもので、
傷口に塗ると耐水性の皮膜を作る。
粘りけのある液体であり、水絆創膏として知られている。
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(青字強調はブログ主による)

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ニトロセルロース接着剤
ニトロセルロース接着剤(Nitrocellulose adhesives)は、
セルロースのエステル系誘導体のひとつである
ニトロセルロース(硝化綿)を主成分とする接着剤
セルロース系接着剤の一種に分類される。
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(青字強調はブログ主による)


液体絆創膏の主成分は、コロジオン。
コロジオンは、
ニトロセルロース接着剤の主成分であるニトロセルロースを
エタノール、ジエチルエーテルの混合液に溶かしたもの。

う~ん、どうやら、液体絆創膏は、接着剤と成分が似ているようですね。

>塗布時にややきついにおいがあり、傷口がしみるのが欠点。

http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/health_news_tokushukiji/188366.htmlから引用。

最初に塗ったときは、匂いとともに、
「なんか、ピリピリするなー」
と思いましたが、痛みはありませんでした。
しかし、2回目、3回目に塗ったときは、
「なんか、けっこう痛いなー」
と思いました。

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地獄の液体絆創膏

使ったことのある人はわかると思うが、
この液体絆創膏、小さい傷であればあっというまに固めてしまい、
水や激しい動きでも剥がれず、なかなかに頼もしいものであるが、
傷口に触れると尋常で無いくらい痛い
大の大人が飛び上がるほどの痛みで、まず小さい子供には使えない代物である。
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http://plaza.rakuten.co.jp/jokerz/diary/201207190000/から抜粋して引用。
(青字強調はブログ主による)


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この液体絆創膏は、塗り始めはめっちゃ痛いです!
わかると思いますが、ようは、傷口にボンドを塗る感じです!
傷口に直接液体を塗るんです・・滲みて痛いのは当然です!
その痛みを、ぐっと我慢出来たら後は楽です(笑)
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http://uribo213.blog92.fc2.com/blog-entry-970.htmlから抜粋して引用。

そーかそーか、みんな痛いのか。
”痛くない注射針”
というのも、作られましたから、
そのうち、”痛くない液体ばんそうこう”というのも登場するんじゃないでしょうか。
普通の絆創膏って、けっこう手間がかかるんですよね。
まずは、マーキュロクロム液(いわゆる”赤チン”)などで、消毒してから、
貼らないといけませんから。
塗るだけでいいというのは、なかなか重宝なのです。

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