http://sankei.jp.msn.com/world/news/111231/chn11123118180005-n1.htm
に以下のような記事がありました。
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中国軍 宇宙部隊創設を明記 国防大学の教材に
中国人民解放軍の幹部養成機関、国防大学の教材が将来の宇宙分野での軍拡競争を視野に、
人工衛星や弾道ミサイルなどを応用する中国軍宇宙部隊の創設構想を明記していることが
31日までに分かった。
将来的には宇宙兵を養成し、宇宙からレーザーや電波などで敵を攻撃する部隊をつくることを
想定しているとみられ、米国に対抗して宇宙軍事大国化を目指す姿勢を明確にしている。
この教材は中国における軍隊建設の歴史や特徴、指導理論などを教える
「軍隊建設学」(2008年、国防大学出版社発行)。
第14章の「新型部隊建設」で「最前線の課題」の一つとして宇宙部隊を取り上げ、
「(同部隊創設が)国際(軍事)競争における新しい戦略要衝を押さえる
重要な取り組みとなる」として、宇宙分野で主導権を握る狙いを示している。
その目的について「新たな戦略空間において国家利益を拡大し、
将来の宇宙資源開発に有利な条件を創出することにある」としている。
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神舟5号の打ち上げ ウィキペディアより転載
日本は宇宙戦略室を設立するのですから、上記のような中国の動きに対抗する
宇宙戦略を策定、実行しなければなりません。
今のところ、宇宙戦略の基本としては、
・宇宙開発に国費を投入することで、関連産業を発展させ、技術の発達と経済の成長を図る
・上記の政策によって、技術を発達させることによって、
中国に宇宙での優位を許さない体制を整備する
・ガンマ線バーストに備える
・地球に衝突する天体に対する対策を講じる
・宇宙の資源をただ使うだけではなく、リサイクルして使う方法を考える
このような基本線が考えられます。
>宇宙からレーザーや電波などで敵を攻撃する部隊をつくることを想定しているとみられ
なんですか?これは。
私が提唱した”宇宙太陽光発電の兵器転用”と同じじゃないですか?
中国もこういうことを考えているのです。
日本が手をこまねいていれば、先を越されてしまいます。
「国にはカネがない」「政府が無駄遣いしてるから借金が増えたんだ。政府は無駄遣いをやめろ」
こういう誤解が蔓延していると、政府はデフレ脱却のための積極財政ができません。
過度のインフレにならないかぎり、政府はお金を使っていいのですから、
必要な支出をどんどんやるべきです。
必要な支出の1つが、宇宙への投資なのです。
ガンマ線バーストや天体の衝突については、”遠い話”のように思われるでしょうが、
中国の宇宙軍拡は”明日の話”です。
中国の宇宙兵器の脅しに屈して、属国になりたいですか?
私はイヤです。
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