※ 病院名称の日本語表現に誤記があったので訂正しました

 

武漢の新型肺炎に対する注意喚起をSNSで発信し、当局にデマとして処分された李文亮医師が亡くなってからおよそ1ヶ月が経ちました。SNSや勤務する武漢中心医院(Central Hospital of Wuhan)からは、2月6日に死亡が発表されていましたが、公式の記録としては蘇生措置を終了した2月7日に死亡とされています。

 

https://www.cnn.co.jp/world/35149100.html

 

 

そして、3月3日には同じ病院で別の医師(Mei Zhongming氏)が亡くなりました。このニュースは日本で報道されていないようです。

https://www.thestar.com.my/news/regional/2020/03/04/another-wuhan-doctor-treating-covid-19-patients-dies-from-infection

 

その医師2名が死亡した武漢中心医院から、プレプリントではありますが、3月3日に病院内医療スタッフの症例報告の論文投稿がありました。

Ru Liu, et al.
Association of Cardiovascular Manifestations with In-hospital Outcomes in Patients with COVID-19: A Hospital Staff Data
medRxiv preprint doi: https://doi.org/10.1101/2020.02.29.20029348

 

その内容は、なんと死亡者ゼロで、ほとんどが軽症者であるという内容。

 

日本語はこちらの呼吸器内科医さんのブログが見やすいです。

COVID-19:医療スタッフ感染例41例の臨床的検討

驚いて症例報告の基準を見てみると、「2020年1月15日から1月24日まで、中国武漢の武漢中心医院(Central Hospital of Wuhan)で、自施設のCOVID-19確定医療スタッフ41人」とあります。

 

先に告発し死亡した李医師は、その頃発症して入院していたものの、偽陰性が続き、1月末にようやく陽性と判定されたことを自身のSNSで投稿していました。

また、3月3日に亡くなった医師は、論文の観察期間が終了した後に死亡しています。

 

つまり2人の死亡医師を対象から外し、情報操作するためにこの論文が投稿されたと考えられます。

 

武漢では、1月下旬から2月上旬にかけ、火葬場が24時間フル稼働で万を超える未診断の患者が火葬されたとの情報がありました。また、当局から患者データを削除するように指示もでていると、大紀元が報じています。

 

日本も検査妨害や患者隠しの箝口令が敷かれている噂もあります。

 

WHOの公式発表の数字ですら、致死率が3%を超えてきました。やはりインフルエンザの致死率の100倍を超える大変危険なウイルスであることは間違いないと思います。

 

人混みを避け、やむを得ず人混みへ出かけるときはマスク着用と、帰宅時、食事前の手洗い徹底など、自分の身は自分で守ることを徹底してください。

 

あと、マスクは、健康な人には予防効果なしというデマが流れていますが、日本はマスク一色になった2月以降、インフルエンザの発生数が激減しています。

https://nesid4g.mhlw.go.jp/Byogentai/Pdf/data4j.pdf

 

日本のような人口密度の高い状況では、マスクの効果はあると思います。マスクを否定したいなら、首都圏の通勤する医療関係者でRCTを組んで実施してから言ってください。まず倫理員会すら通らないと思いますが。

 

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