HPVワクチンの疫学調査など、さまざまな研究において、

利益相反の問題が指摘されています。

 

2015年4月の日本産科婦人科学会で

GSKやMSDから利益供与を受けた上田豊氏、 榎本隆之氏、 木村正氏らが、

ワクチンの宣伝のために、母親にどのような情報提供するかを研究して発表しています。

 

 

上田豊  GSK/ジャパンワクチン、MSD(メルク)より奨学寄附金

榎本隆之 GSK/ジャパンワクチン、MSD(メルク)より講演料、奨学寄附金

木村正 GSK/ジャパンワクチン、MSD(メルク)より講演料

 

さて、奨学寄附金については、産科婦人科学会の規定を見ると、

http://jsog.umin.ac.jp/67/index67.htm

開示する利益相反状態は学会誌2月号(抄録号)に掲載される抄録(もしくは講演要旨)提出前1年間のものとします。

 

奨学寄付金(奨励寄付金)については、1つの企業または団体から1名の研究代表者に支払われた総額が年間200万円以上

 

研究に関連した企業、団体から、会議の出席(発表)に対し、研究者を拘束した時間・労力に対して支払われた日当(講演料など)については、1つの企業または団体からの年間の日当が合計50万円以上

 

この規定によると、

上田豊氏は、400万円以上の奨学寄付金

榎本隆之氏は、400万円以上の奨学寄附金と、100万円以上の講演料

木村正氏は、100万円以上の講演料を2015年までの1年間に受領していたようです。

 

上限や実際の受取額の開示はありませんので、

数百万円なのか、千万以上なのかは詳細は不明です。

 

このような利益相反を抱えて、公正な研究が行われるとは思えません。

 

また、上田氏は、今年2016年の産科婦人科学会ランチョンセミナー(企業の資金提供によって行われる医師を対象とした宣伝目的の講演)にもエントリーしていました。

 

しかし、私のブログや被害者会の指摘と情報拡散によってか、

突然の演者変更があったようです。

 

産科婦人科学会の洗脳教育(HPVワクチンの有効性?と安全性?)

 

特に上田豊氏、榎本 隆之氏については、

直ちにHPVワクチンの疫学研究メンバーから外す必要があると考えます。

(榎本氏もメンバーであったことを見落としていたので追記しました)

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000105681.pdf

 

(追記) NANAさんからいただいたコメントもぜひご確認ください。