【安室奈美恵が訪れて有名になったセドナ】

セドナ(Sedona)が安室奈美恵とロンブー淳が正月に訪れ今週一躍有名になった。

セドナはアメリカ有数のパワースポットがあることで知られるが、アリゾナ州フェニックスから

北に200kmでグランドキャニオンに行く手前にある人口15,000人ほどの町だ。

私の友人夫妻がフラク・ロイド・ライトが設計に携わったチャペルのすぐ下に家を建て

リタイア・ライフを楽しんでいるが、以前世界一周旅行の時に友人を訪ねてセドナに行った。

チャペルはChapel of the Holy Crossと呼ばれ、フランク・ロイド・ライトの生徒だった

女性建築Marguerite Brunswig Staudeが1955年に完成させ、カテドラルロック、

ベルロックが眺望できる岩山の上に建っている。

セドナは半径20km以内に15箇所のパワースポット（アメリカではヴォルテックスVoltexエネルギーの渦と呼ばれる）が集中している場所で、西部劇で見た巨大な赤い岩山がいたるところに見られる非日常の景色が美しい町だ。

ヴォルテックスは、巨大な磁気を発する場所で、プラス・エネルギーとマイナス・エネルギーがあり、

プラスは女性的エネルギー（陰=Yin）を持っていて、マイナス・エネルギーは男性的エネルギー（陽=Yang)

を持っていると言われる。

陰のエネルギーは、はぐくむ優しさで、おだやかに、静かな心を刺激し、陽のエネルギーは、力強く、活発で、

元気な心を刺激しエネルギーを与えてくれる。

セドナが世界有数のスピリチュアルスポットと言われるのは、多数の陰と陽のエネルギーを持った強烈な

パワースポットが同じエリアに混在し、狭いエリアに集中しているためだ。

セドナのパワースポットで最も有名な場所が、カテドラル・ロック（Cathedral Rock）（大聖堂の岩）（女性の’気’）、ベル・ロック(Bell Rock)（釣り鐘の岩）（男性の’気’）、エアポート・メサ（男性の’気’）,

ボイントンキャニオン（男性・女性の’気’がバランスしている）がある。

レッドロックの谷間に広がるセドナの町。エアポートメサの夕日が始まる直前だ。

新しいことが好きでトレンドに敏感な日本人が「セドナ」にどっと押し寄せることになるのだろう。