前回のブログで、私は、ありのまま認める×EFTに取り組む以前、大きく躓いたと感じた時期があると書きました。

その頃、私は色々な問題と感じることを抱えていました。

現状を何とかしたいと思い、様々情報を集めるけれど、それらを「過去や現在の躓きを立て直す」ことに、どうやっても繋げられないと感じていました。

集めた色々な情報の中に、いわゆる「引き寄せの法則」と呼ばれるものがあります。

大まかな感じで、
1・何を実現したいのかを明らかにする
2・望んだことが実現するのを信じて疑わず、願った後は、何もしないで待つ
3・実現するのを待っている間、望んだことが叶ったように振る舞う
4・実現するのを信じて疑わないようポジティブに振る舞う
5・実現しないのではないかと疑ったり、ネガティブなことを一切考えないようにする

といった内容だと記憶しているのですが、これを読んだり、聞いたりした時に、必ず生じる思いがありました。

2・望んだことが実現するのを信じて疑わず、願った後は、何もしないで待つ
必要な行動もせずに、ただ願っただけで実現するってこと?
これは、一体、どういうことだろう?


それに
3・実現するのを待っている間、望んだことが叶ったように振る舞う
4・実現するのを信じて疑わないようポジティブに振る舞う
5・実現しないのではないかと疑ったり、ネガティブなことを一切考えないようにする
なんてムリですわ。

そもそも
1・何を実現したいのかを明らかにする
なんて、今の状況はどう考えても嫌なのだけれど、具体的に、何をしたいのか、どうしていいのかわかりません!
といったことを思っていました。

今日は、私の中に生じていた疑問
2・望んだことが実現するのを信じて疑わず、願った後は、何もしないで待つ
必要な行動もせずに、ただ願っただけで実現するってこと?
これは、一体、どういうことだろう?
について書きます。

大きく躓いた時期。
私は、ある事ですごく困っていました。

どうしようもなくて、でも、何とかなることを願ったら、1週間位の期間内で望んだことが実現したのです。


すごく安堵しました。

ここから約半年が経った頃、私は、同じような状況になり、困っていました。

でもこの時、前回、望んだことが実現した方法を使えば良いとは、どうしても思えませんでした。

何故かというと、1回目と2回目は、同じような問題ではあったのだけれど「条件」が異なっていたからです。

1回目の望みが実現したのは、遡ること3か月。

とある事が実現するのを求めて、私は地道な作業を積み重ね、作業内容をとある機関に提出していました。

私が求めていた結果が得られるのかどうかは、最終的に第三者にかかっています。

 

なので、私が出来るのは「望む結果を得ることに的を当てた、必要かつ地道な作業の積み重ねをして提出する」まででした。

その結果が、上記で記した「願って1週間の期限内」のタイミングで来た為、「困ったと感じる状況」から抜けられたのです。

なので、2回目に同じようなことで困った私は、1回目のやり方では無理だと思いました。

実際の所、身近な人にお願いをして、「困ったと感じる状況」から一時的に抜けられたのです。
私は、すごく安堵しました。

このような事を経て
2・望んだことが実現するのを信じて疑わず、願った後は、何もしないで待つ
という内容に対し、

必要な行動もせずに、ただ願っただけで実現するってこと?
これは、一体、どういうことだろう?

という思いを抱いたのです。

話は、2016年の春へと飛びます。


ありのまま認める×EFTの2013年からの取り組みが、ちょうど3年で終わったと気付いた時のことです。

この3年間、最中には全くわからなかった、物事や流れが、何故そうだったのかが、少しずつ見えてきていたのですが、その際に、「あ、引き寄せって、もしかして、こういうことを指すのではないか。」と思いました。


それと同時に
「子供仕様」の視点・思考状態と
「大人仕様」の視点・思考状態では
同じ「引き寄せの法則」と表現していても、1~5の内容について、捉え方、考え方、実現の仕方がまるで違うということにも、気付いたのです。

●「子供仕様」の場合は、「自分の人生は誰かや何か次第」
(自分が動かなくても周りの誰かが動いてくれたり、何かを与えてくれる)

●「大人仕様」の場合は、「自分の人生は自分次第」
(自分が動く必要がある。周りの誰かに動いてもらうにしても、その前に、自分から動く必要がある。)
という違いがあります、

なので、捉え方、考え方、実現の仕方がまるで違うのは当然なのですが、得られる結果も当然違うのです。

この記事を書く為に、あの頃の自分を振り返って、改めて意識したことがあります。

それは、
1回目に、望んだことがタイミングよく実現した
2回目にその場を一時的に何とかすることが出来た。
でも、私の問題は何も解決していなかった(解決どころか問題が大きくなっている)ということです。

実は、私はその後、3回目、4回目と「同じような問題」を起こしました。

同じような問題を何度も起こし、その度、
・望んだことをタイミングよく実現することを願う
・一時的に何とかして、その場を凌いで終わる
ことが、本当に、自分にとって「良い」のか。
「引き寄せ」なのか。

今の私は、NOと答えます。

あの頃の私に本当に必要なのは、同じような問題を引き起こす、「大人なのに子供仕様に合わせた視点・思考・行動の癖」に手をかけて、物事への対応方法を「子供仕様」から「大人仕様」へと立て直すことです。

「大人には大人の引き寄せがある」ということで、次回に続きます。