アルコールによる肩こりは飲み過ぎが原因!飲む機会が多い春先の肩こり対策法とは? | 体の悩み解決ブログ

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春先といえばこの時期特有の緊張感、新しい環境や新しい人が出入りすることによる張りつめた気持ちが原因でストレスを強める方が増えると言いますが、同時にこの緊張を緩めるための様々なイベントがある時期です。新入生や新入社員と聞くと、アルコール量が増えるかな?とか、歓迎コンパなどでの過剰摂取を気にされる方も多いと思います。お酒を飲み過ぎるとどうなるか、二日酔いならまだしも、つまり急性アルコール中毒はもっと怖いものですし、飲めないのに飲まされたりして精神的なものが参ってしまったり、5月病にまっしぐらになるのも困ります。


他にはアルコールによって肩こりを起こすこともよくあります。二日酔いでもないのに頭痛がしたかと思ったらその原因は首や肩周辺のこわばりだった、このようなパターンで起こる場合も多く、こわばりによって血管が圧迫されて頭痛や肩こりが起こります。


アルコールを飲み過ぎると翌日は必ず肩こりが起こる、肩があまりに痛くてマッサージ等受けたくなる、このような場合は肝臓が疲労してそれが神経的に肩に伝わり肩こりの土台になることも考えられます。心臓より下にある臓器から心臓に戻る血液は、栄養分を得たり不要な老廃物を落すために肝臓を経由します。つまり肝臓内の血流が悪化すれば他の多くの臓器がうっ血状態のようになって働きが低下してしまいます。


アルコールを飲んでいる間は逆に肩こりが和らいだように感じますが、これは一時的に血行がよくなっただけです。アルコールが神経を麻痺させることで肩周囲の筋肉がほぐれたような気分になりますが、もちろん肩こりの根治にはなりません。適度な量であれば、つまり1、2杯であれば肩こり改善にも効果がありますが、飲み過ぎはよくありません。アルコールを飲み過ぎるとアルコールの利尿作用が働いてどんどん水分が排出されますが、ビタミンやミネラル分などが失われて内臓に負担をかけます。しかし適度なアルコール量とはどれくらいでしょうか、春先に大勢で飲む量をはるかに下回ります。ビールであれば中瓶1本程度、日本酒で1合程度です。結局は1人で晩酌程度です。


飲めば必ず肩が痛くなる、という場合はまず肩を冷さないように心掛けることが大切です。飲む前に肩をほぐしたり、湿布やお灸、もちろん飲む前であれば半身浴も効果アリです。


またアルコールといえば最近ノンアルコール系飲料が人気が高いようです。ノンアルコールビール、そしてワインもポリフェノールが含まれていて活性酸素の発生を抑制し、血行をスムーズにする働きがあります。筋肉にも栄養が伝わって肩こりが和わぎます。焼酎や日本酒の間にノンアルコール系ビールを入れたり、晩酌にもワインを取り入れるのは、忙しい方にとってはもっとも効果的な肩こり解消法になるでしょう。免疫力を上げるには温熱、そしてアルコールの種類をケアしたり、やはり最後の手段は禁酒しかないでしょう。