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ザッハトルテ 2011
銀座菓楽のお菓子教室2月のスペシャルレッスンでは、ザッハトルテ2011をお伝えします。
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ザッハトルテは有名なお菓子。オーストリア。ザッハはホテルの名前。
さて歴史解説は別の機会に譲って、今回は「2011」の話。
お菓子の名前に「2011」と年号をつけたのは、きちんと意味があります。
一番の理由は、ザッハトルテ自体は以前も取り上げたことのあるレシピだから。
前回は2009年の11月のパティシエールクラス。
前回のレッスンを受けていないひとは絶対に受けてほしいレッスンです。
ケーキを復活させる場合にボクが気にしていることが1点だけあります。
以前のものより5倍以上グレードアップしているか？
ここでいう「5倍」は客観的かつ定量的な指標としての数値ではなく、ボク自身の主観的、直感的な格づけの結果です。つまり、なんとなくです。でも結局人間が判断するので、「前より5倍以上よくなっている」と感じられるかどうかはとても大切だと考えています。
論より証拠。2009年バージョンのザッハトルテをみてもらいます。
ザッハトルテ 2009 はこんな感じ
2009年バージョンは軽やかな食感のザッハトルテです。
当時の世相が少し軽かったので、それを味わいにも反映させたのです。
レシピを開発していた2009年9月は、鳩山内閣が発足したばかりのころ。
その後オバマ大統領がノーベル平和賞を受賞して、レッスンのあった11月に初来日。
事業仕分けが始まったのも2009年11月です。
あのときは夢と希望に満ち満ちていたのです（苦笑）。
さて、2011バージョンを別カットでみていただきます。
ザッハトルテ 2011 はこんな感じ
中身のスポンジケーキを、2層から4層にしました。
サンドしているチョコもあんずジャムもたっぷり倍増です。
気になるチョコレートは、フランソワ・プラリュのカカオ80%を使用。
ジャン=ポール・エヴァンやピエール・エルメなどのショコラティエなどでも愛用されている珠玉のショコラです。
なんていうアップグレードをほどこしています。これが5倍の法則。
前回ザッハトルテをお伝えしてから1年以上経過しました。
そんなわけで、ここ1年の間に銀座菓楽のお菓子教室に入会したすべてのかたに参加してもらいたいレッスンです。もちろん前回参加くださったかたも大歓迎です。
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この法則は気に入っている田中啓太がお伝えしました♪
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一度に2切れでもいけちゃいそうです～
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