不倫だけど、彼の子がほしい・・・ | 不倫•未婚で子供を産んだシングルマザーの告白

不倫•未婚で子供を産んだシングルマザーの告白

不倫の末に、妊娠し、未婚で出産した30代女の告白。
誰にも言えなかったこと、相談したかったことを、自力で乗り越えてきたから、
いま、誰にも言えずに悩んでいる人の役にたてる情報を、告白とともに、届けたい。

先日、不倫だけど彼の子がほしい、作る気でいるという

女性から、コメントをいただきました。

でも、そのコメントには同時に、私が書いた、不倫で子供を産んで育てることの

精神的辛さに関して

想像以上で怖くなった、とも書かれていました。

以前も書きましたが、

私は、これから不倫で子供を作ることを煽ったり

奨励したりするつもりは全くなく、

すでに子供が誕生していて、

その存在を受け入れて前進すべきである未婚の母親とその子の、

生きていく何らかの参考になったり

力になったりするといいなと思って書いています。

でも、「不倫だけど、これから子供を」という人に、

その辛さが伝わり、考えるきっかけになっているのなら、

それもまた、ブログを書いてきた成果かもしれないと

思うのです。



「これからなら、やめるべき」と、喝破するほど私は厳しくなれない・・・

なぜなら、人の人生ことだから。

私がとやかく言うことではないから。

それでも言えることは、相当辛いよ、ということです。

相手の妻子、産まれてくるかもしれない子供・・・

それ以前に、あなたが、相当期間に渡り、

相当の精神的ダメージで苦しむことは、

まず間違いないということだけは

伝えておきたいと思います。

あっけらかんとして、苦しまない不倫・未婚母もいるかもしれませんが

そう強くもない普通の神経の持ち主である私は、

なんだかんだで、彼と出会ってから完全に別れて、

思い出し考え過ぎる時間が  ごく少なくなるまで、

10年近くに渡り、苦しんだのです。

不倫で未婚で子供を産んで育てる、というのは、

たぶん、多くの同境遇の人にとって、そういうことだと思います。



「彼しか味方はいない」

というのは、たぶん、勘違いです。

本当に味方なら、すぐにでも、妻と別れてあなたを選んでいるはずなのです。

それに気付くまでに、10年かかった私を、今では冷静に見られる

私自身がいます。

ご自分を大事にしてほしいと思います。

ただ、それでも、それでも、愛した人の子供はかわいくて仕方ない、

自分の命より大切な存在です。

愛した人が結局、自分と自分たちの子供を選んでくれなかった・・・

それでも今 私は、息子と2人で歩む人生が、とてもとても幸せです。