写真で本当の自分を知る | dahlia/ココロのお天気 Life is still beautiful

 

鬱になった時の過ごし方 その

前回 は鬱ノートをつけることで
思いや感情を外に出す
それによって思考も整理される
と言うような事を書きました。

これまでの記事を未読の方は
■鬱になったときの過ごし方 はじめに
■鬱ノートの使い方

をまず読んでくださいね


今回は
『本当の自分ってどんなんだったんだろう』を探ります。

あなたは、小さい時どんな子供でしたか?

ここに『本当の自分を知る』大きなヒントが隠されていますパー


大人になると、社会のしがらみやルールの中で
生きることが増えるかも知れません。

そんな中で自分を押し殺してると
ふと立ち止まった時に

なんでこんなに窮屈になっちゃったんだろう
どこで間違えたんだろう
どうしてこんな事になったのかなぁ


そう思う時があるかも知れません

その時に、おすすめなのが

『幼い時の自分がどんな表情をしていたかを見返す


何にも縛られていない、小さいときの自由な自分。
それを見ると、本当は自分がどういう性格で
どんな顔を見せていたのか、
はっきりと知る事が出来ます。



小学校の時はどんな様子か
幼稚園、保育園の時は?
もっと幼い時はどんな顔を人に見せていたのか
中学校の自分は?高校は?
大学や専門学校時代は?

屈託のない笑顔をしてる写真があれば
それがあなたの本来の姿かもしれません。

いつの時代でもいいので
楽しい顔をしてる自分をみつけます。

その自分を見つけたら,
その時自分はどういう風に生きていたか、
何をしていたか
打ち込んでいたものはあるか

思い返していくと
閉鎖的になった現状を突破する
手がかりが見つかるかも知れません。


たとえば、
今は人付き合いが辛いガーン

でも、過去に友だちとうまくやれていたなら、
どんな風にやっていたか
なるべく具体的に思い出します。

あぁ、あの頃は
人がこういう風に思ってるんじゃないか
とか考えてなかったなぁ。

一つのことでここまでクヨクヨしてなかった。

それよりも楽しいことを見つけたら
そっちに目が行ってた。

けっこうはっきりモノを言ってたかも。


そんな風に思い出したら
そこから今取り入れられる要素をみつけて少しずつ意識し
取り入れます。


もし、幼い頃から、ずーっと寂しそうな顔しょぼんをしていて
楽しそうな顔をしている写真があまりなかったら

そういう子供時代の自分をどう思うか
ちょっと考えてみてください

もしかしたら何かの事情で
幼少期も寂しい思いをしていたのかも知れません。

子供ですので
その時の心情が素直に顔に、特に目に目
出ているはずです。


子供はどうしても周囲の環境に影響を受けやすい。
一人では生きて行けないが故に、
辛くてもそこから脱げだす事ができません。

でも、そういう意味では
自立した大人
子供の時よりも本当は自由が利
きます。


現状さえも本当は全部自らが選んでいる結果である

それがわかれば
大人の今の自分が出来る事は何か、

ちょっと考えてみます。

そして
■昔はやれなかった事で今やれる事は何か
■自分自身が喜ぶ事は何か

を考えて実行に移します。

さらには
幼い時に頑張った自分を認めてあげる。
そして、今しんどい自分も同じように頑張ったのだと
褒めてあげる。

すこしずつでいいので、これをやってみると、
自分自身が癒されて
心の冷たかった部分が溶けて行くのがわかるようになります。


私がどうしてこれをやろうと思ったかというと、

ある時、どこかに挟まっていたのか
何かの拍子で一枚の古い写真がポロっと落ちて来たんです。

それは、まだ幼稚園に行くか否かの頃
ブランコに楽しそうに乗って
ガハハハと大口開けて笑ってる自分の写真でした

あ、笑ってる

写真写りなんか気にしないで、
思いっきり笑っていて

母親が買ってくれた、その組み立て式のブランコに乗って
とっても楽しそうな姿を見た時に、

これが自分の本当の姿かも

そう思いました。
 

それから、小学校のアルバムを見ると
どれも楽しそうに笑ってたり、ピースしてたり、
なんだか無邪気な自分がそこにいました。

それとは別に、
不満げな顔をしていたり
なんとなく沈んだ顔の自分もいました。

そういう時は、大抵家庭内で問題があった時期でした。

そして、一番暗黒時代ドクロだった中学校のときは
ものすごく真面目でネクラな表情の私がいました。
今とは別人のような顔で
整形したのか?ってくらいのご様子です叫び



私はその頃の自分が嫌いで
それを払拭したくて
あまりその中学からは行く人の少ない高校を選んで

自分の環境を変えました。

これからは自分の為に生きよう

高校の時、そう思ったおかげで

それ以降は
優等生で真面目な私から一転、
転がり落ちるように自由になりましたw(^ ^;)あせる



私は小学校までは
すごく活発な面を持った子供でした。

たぶん、それが本来の姿なんですよね。

家ので一人で遊ぶのが好きな反面、
テレビの影響で、勝手にバレーボールのレシーブ特訓とかを
友達にしてたくらいで
結構強引だよな汗、と今では思いますが
思い返すと、自分がやりたいと思った事をやる
『行動の人』だったのかも、ですね


レシーブ特訓とか
今の私を知る人からだと想像つかないと思いますが (^_^;)
たぶんそれが
本来の自分の一面なのでしょう。

もし、写真が残っているようでしたら
みなさんも一度
幼少期の自分を見返してみてください。


そこには、今も変わらない資質を見出す事も出来れば
まるで違う人みたいな自分を再発見するかもしれません。

そして、もし「良いな」と思う昔の自分がいたら
その資質は自分が本来持ってるものです

忘れているだけで、取り戻す事は十分できる!チョキ


少なくとも私はそう思っています。

そして、今の自分はどんな顔をしているか
携帯で自分を撮ってもいいので
ちょっとチェックしてみてください。
鏡の中の顔でも良いです。

鬱ノートも写真を見返すのも
いつでも誰でも出来ます。

現状に閉塞感を感じる方にもおすすめなので
やってみてくださいね

ちなみに、私は今も写真撮影時あまり笑いませんが
本当に楽しいときは,目が勝手にキラキラしています。
それが分かったので、ムリに笑わなくても良いや
と思えるようになりましたラブラブ



次回へ続きます!

 

 

dahliaホームページ