東田 研に聞け?! | 開発教育NGOのおしごと

東田 研に聞け?!

昨日の朝日新聞の朝刊に載った、まんがを使った一面広告。
絵は『課長 島耕作』で有名な人気漫画家、弘兼憲史氏。
(わたしにとっては『ハロー張りネズミ』)


アジア向けのエアコンを開発した会社の人たちが、他社との差別化をはかるために
“東田テクノロジーリサーチ”所長の東田研氏のもとに相談にくる。
大きなビジネスチャンスと意気込む彼らに、東田氏は、
アジアの35億人がいっせいにエアコンを使い出したらエネルギーが足りなくなる、と忠告。
エネルギーが足りなくなったらエアコンは売れない、と。
どういうこと・・・・・・?
というところで、続きはウェブで。


ウェブをみたら、これは第3話まで続くようで、最終話は来年2月になる。
第1話は、世界のエネルギー事情の解説だった。
世界中でぐんぐん伸びる需要に対し、
石油や石炭などのエネルギー資源はこのままの使い方をしたら
もう少しでなくなってしまいますよ、ということをまんがとグラフで説明。
わかりやすい。親しみやすい。なーるほど。



来年2月にわかるこのまんがの結論は、なんだと思いますか?
なんの「広告」だと思いますか?


大きなヒントは、
広告主が東京電力だということ。



でも、エネルギーが足りなくなるけどどうする? という問いに対する「解答」は、
電力会社が決めることではない。
だけど黙っていたら、考えずにいたら、
決められてしまう。


「東田 研に聞け」

http://www.tepco.co.jp/pavilion/energy/