いよいよ本日、ソワレです。
ソワレって夜会っていう意味なんですよね。
私、この企画に関わるまで知らなかったです。
主宰の女子７人はロングドレスでという企画。
来てくださるお客様もロングドレスの方もいらっしゃれば
ワンピースの方もいらっしゃる。
でもいつもよりかなりオシャレして参加する
という機会をご提供することになりました。
私が選んだドレスは黒地にたくさんのパールをあしらった
ゴージャスな雰囲気のもの。
しかも背中の空き具合、というよりも
ストッキングが見えてしまうほどの腰の空き具合。
試着した時、かなり面喰いました。
同行してくれた今回のソワレの発起人はるさんは
「かこさん、このドレス、とても素敵。
写真に撮ってもすごく映えるわ。
ただちょっと体をしぼってね。」とのコメント。
お店の方にサイズ直しを依頼する際に
「あの～、少しだけ痩せるつもりなんですが
それってサイズ直しに影響しますか？」と
私が尋ねると
「何キロくらい落とすおつもりでしょう？」と
「え～～2キロくらい。。。。かな？？？」と
なんとも消極的な私。
（え？２キロ、４キロとかいわれへんの？
（はるさんの心の声）たぶん。。。
その後１キロ減り
サイズ直しされたドレスが届きました。
サロンで着てみると
やはり背中の下のお肉の階段が目立ちます。
なんともリアル肉々しい。
しかし、体重に変化はなくても
食事を少し意識するだけで
締まってくる感覚はわかってきました。
とはいっても食べ物の美味しさに惹かれる私は
ストイックにとはいかず、ゆるいままでした。
１１月２２日までカウントダウンされていく日々。
明日からは甘いものを減らそうと思うものの
なかなかやめられません。
それまでにも何度かサロンでドレスを着てみて
三脚を立ててそこにiPhoneをおいて
背中の具合をチェックする私。
髪の毛はアップにしようと思っていましたが
そうすると首から下が裸の人のようです。
まえかけだけつけて後ろ裸の
びんぼっちゃまみたいやん。。。
ヌーディー感を避けるためにも
髪の毛はおろそうと思いました。
思うように減らない体重。
日にちが近づいてくる。
ある日また着てみると
少しドレスとの余白ができているものの
肉の階段は健在です。
打ち合わせで集まった時にYUKARI先生に
「真後ろから見たらまだ大丈夫なんですが
身体をねじった時に肉の階段がすごいんです。
もうドレス買いなおしたいくらいです。」と言うと
YUKARI先生はケラケラと笑われるので
なにがおかしいんですか？と聞くと
「かこさん、どんな細い人でもね。
身体をねじった時には段々がでるものなのよ。
柔らかいお肉の人なら、
なおさらそうなって当然なのよ。」と。
そうですよね。。。。
捻じって動けるように「あそび」がついているもの
なんですよね。
のりしろっちゅうか、縫い代っていうのか。
あ、違うか。
そこでいったんは納得し
ラストスパートをかける自分に期待するものの
「あれ？？？今なんか食べとるし。。。」
無自覚か！
ドレスに合う小物を選びに行く際も
元来のオシャレさんではない私は
選ぶものに自信がない。
私ってどんな人なの？
どんなイメージの人？
何が似合うの？
カラー診断も骨格診断でも印象分析でも
ある程度理解しているはずなのに
何かを選ぶ段になって
とっちらかる。
ひえ～～～～。
この情けなさを娘に話したら
「かよこは自撮りばっかりしてるくせに
自分に自信がないねん」と一喝される始末。
もっと自信をもちや と。
わからん、自信ってなんなん。
あれほど顔コリほぐしレクチャーで
自分の感覚で圧力を感じとり
自分の感覚でやりやすい方法を選んでくださいと
偉そうに言っていたのに。。。。
そこには突き進める自分であっても
ダイエットやオシャレに関して
まったく自信のない自分を感じました。
つかめる感覚
つかみにくい感覚って
もともと人によって違うんだ。。。
ならば開き直って
脂肪がなんじゃい。
脂肪は私のアクセサリーよくらいの気持ちで
のぞめばいいのに
なかなかそこまでスカっとできない。
美に情熱がそんなにないのに
それなりに綺麗にみせたい
とりつくろいたい
ウジウジ女子か！
そしてまた一方で
このドレスさ～
ウエストマークがない時点で
太ってる痩せてる関係なく難易度高いねん。
とドレスのせいにしてしまいました。
ウエストマークしてるドレスを買いなおそうと
思い立って見に行ったのが
当日の４日前の１１月１８日。
その日は私の誕生日で午後の１枠以降空けていたのです。
入ったお店で選んだドレスは
着心地もデザインも気に入ったのですが
黒地に黒いビーズ刺繍なので少し地味め。
このドレスは髪をアップにして
ネックレスはキラキラさせず
短めの大粒パールが似合います。
品の良い淑女な装いになる感じです。
とお店の方のアドバイス。
超特急で裾直し等２１日までに仕上げて
くださることになりました。
しかし、着用したドレスの様子を
撮っていただいた画像をみると
かなり地味なのがわかりました。
肉眼ではとても良い感じなのに
写真だと暗く見えてしまう。
華やかなイメージはびんぼっちゃま風ドレス。
（華やかなのにびんぼっちゃまって変やな。）
買ったはなから認知的不協和が始まりました。
ああ、誕生日は少しお仕事をして
あとは優雅にゆったり過ごすのを習わしに
していたのに。。。
この葛藤って。。。
１９日、午前にお越しくださったお客様は
オシャレでセンスがよく、洋服に詳しい方。
思い切って相談してみたら
いろいろな案をだしてくださいました。
ちょうどサロンに置いていたドレス。
全面が黒地に白いパールでインパクトが強いのに
後ろがベージュのオーガンジーに白いパールで
いきなり印象ががらっと変わるんで
ちょっとびっくりなんですよね。
なので黒の領域を少し増やせばということで
後ろの裏地に黒い布を装飾のカーブに合わせて
切って縫うのはいかが？と
ご提案いただきました。
めっちゃグッドアイディアです！
ただあまりにも日にちが迫ってて
縫製にだすお店がない。
肩を落とす私に
お客様は丁寧に指示してくださり
１日だけの間に合わせだったら
軽く縫うだけで大丈夫だから！と
勇気づけてくださいました。
とはいえ、背中の装飾のカーブに合わせて
型紙をおこすわけですから
私にとっては超難易度が高いです。
でもやってみるしかない！と
早速、シルクサテンの布を買い
買ったことのないハトロン紙も買いました。
実際やっていたら。。。。
情けないほど洋裁に自信のなかった
自分を思い出しました。
出来ない。。。。
できる気がしない。
途中まで縫って
そして、思ったのです。
黒の領域が増えるということは
髪をアップにした方がよい。
でも私の中で髪の毛はおろして
ぶわ～っとさせるという
イメージのみできていたので
そこを変えるのにためらいがでてきました。
もう一つの淑女系ドレスは
２０日に仕上がったと連絡を受けました。
取りに行ってその場で試着しました。
とても良くしてくださっていました。
こちらもステキだけど大人しい私になってしまう。
黒にビーズの縁取りに合わせて
クリスタルのビーズをつけようかな？
え？今から？
ビーズどこで買うの？
つけるいうても大量につけな意味ないで。
もう夜やで。
家でご飯作らなあかんし。
無理やし。
しかもこのドレスだと髪の毛はアップやし。
最後の最後までどこまで迷うねん自分！
ほとほと呆れました。
こんなに迷う自分を感じたのは
初めてかもしれません。
あ～～～、ええ大人になって。
こんな風に直前にあたふたして。
あ～～～、しょーもない。
気にしいなんやったら
最初から痩せときゃいいし。
気にせんのやったら
堂々としとったらいいし。
中途半端やわ～～～～。
ほんまに見てられへん。
もっとササっと決断する人やと思ってたのに。
一昨日まで悩みに迷いましたが
華やかドレスにすることにしました。
その方が自分らしくいられると思ったからです。
ちょっと枠からはみ出した
でもなんかインパクトある感じは
私に似てると思います。
今日はウダウダ、ウジウジ書いてしまいましたわ。
そんな自分の側面を感じたこの直前１週間。
自分のことやけど
人って面白いですね。
自分のダメさに気がついたときに
人に対しても
もっと寛容でいようと思いました。
さあ、時間が迫ってきました。
今から髪の毛洗って
エクステ行って
雅美さんにメイクお願いして
美容院に行って
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