実務家ファイナンシャルプランナー(FP)相談日記 -73ページ目

家計の身近な相談場所が「実務家FP」です


こんにちは。

京都のファイナンシャルプランナー FP 伊東秀志 です。


先日、日経新聞の編集委員の方の雑誌記事を読みました。

その中に日経新聞の朝刊・夕刊に「ファイナンシャルプランナー」という言葉が
登場した回数の記載がありました。

日本FP協会が創立された1987年は、1年間でわずか10件、
それが昨年2011年には、年間174件になったそうです。


今はほぼ2日に1回!


「ファイナンシャルプランナー(FP)」
という言葉が紙面に登場している事になります。


多い内容はFPの中立的な立場で金融商品や金融サービスについての
専門的な意見や解説です。
家計の側に立った視点からの紙面の重要性が増してきたからです。


これ自体は非常に価値のある事なのですが、
新聞や雑誌の解説はどうしても一般論で終わってしまいます。


実際の家計はそれぞれの個別事情があり問題は複雑です。


そこで次に必要になるのが、

1対1で対応してくれる「実務家FP」です。


「実務家FP」の活躍があってこそ、はじめて最終目的である


「具体的なひとつひとつの家計の改善」である
「ファイナンシャルプランナーの役割」が完結すると思います。


私の顧問客にカナダ人の方がおられます。

その方とお話をしていると、
カナダではFPに相談するのが日常的に当たり前だそうです。
私が作ったライフプランをカナダのお母さんにも見せて話をしているそうです。


日本では「ファイナンシャルプランナー」という名前は広がりましたが、
実際の身近な相談場所がまだまだ少ない状況です。


これからも身近な家計の相談場所、
「実務家FP」として頑張っていきたいと思います。



実務家ファイナンシャルプランナー(FP)相談日記-FP伊東秀志


FP 伊東秀志

高校の保護者会


こんにちは。

ファイナンシャルプランナーの 山下 修一  です。

わが子が高校生になって3ヶ月。


当初はバタバタしていた学校生活にもようやく慣れてきて、
クラブ活動も楽しんでやっているようです。


一方、親である私のほうもようやく落ち着けたかな?
と思っていた矢先に保護者会があり、参加して来ました。


『大学受験事情と選択科目について』

~もう次のことを考えないといけないのか?~


戸惑いながらも、先生方のお話を興味深く聞くことができました。


いまどきの受験事情をわかっていたつもりでも、
現場でのエピソードを伺うと驚いてしまいます。


統計上はいわゆる「大学全入時代」に入っていて、
大学間で学生獲得競争が年々激しくなっている。
それが二極化が進めているそうです。


「関関同立」

も昔に比べてかなり入り易くなっているそうです。


それを顕著にしているのが受験制度。


私自身が約30年前に経験した入試制度は単純でわかりやすいもの、
各学部入試は原則1回だけというものでした。


ところが今では有名校であっても、
××推薦・AO・一般・センター利用入試などバラエティ豊かな

ものになっています。


受験日が学部によっては3~4回設定されていたり、
さらに1回で複数の学部を受験できたりと・・
多様化しているのです。


 → 別の意味でお客様扱いがエスカレートしています。


ただ、それらの入試にあわせて学校での選択科目だけでなく、

塾での受験対策講座選びで色々と考える必要があります。

あれこれで頭がパンク状態。


『本校の入試制度を答えられたら"合格"とします!』


こんな冗談のような入試もありかなと思ってしまうほど、
複雑で選択肢が多すぎる大変な時代になっています。


FP的には、学費や生活費等の”入学決定後のお金"のほうを

クローズアップしておりますが、受験のほうに備えるパワーや

コストも積み上げていくと結構バカにならないです! 


アップデートができました。

保護者の経験、アドバイスでおおいに役立ちそうです。



実務家ファイナンシャルプランナー(FP)相談日記-FP山下修一


FP 山下 修一



「生命保険料、来春上げ」の営業にも、じっくりと検討を

こんにちは。
大阪府高槻市のFP税理士の今一 実 です。



先日(6/24)の読売新聞に、次のような記事がありました。


『生命保険料、来春上げ…標準利率0・5%下げで』

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120623-00001253-yom-bus_all  


「国内の多くの生命保険会社が、2013年4月から、

終身保険や養老保険など主力商品の新規契約分の保険料を

値上げする方向になった。」

 「契約者に約束する運用利回り(予定利率)の目安となる

「標準利率」について、金融庁が現行の年1・5%から年1・0%に

12年ぶりに引き下げる見通しになり、保険料を増やさなければ

保険金の原資を確保できなくなるためだ。」


超低金利や昨今の投資環境の中、予定利率を下げ、

その結果生命保険料が高くなるというニュースです。



予定利率は銀行の預金利率とは違いますので、

保険料がぴったり5%高くなるというものではありません。



保険料は予定利率と予定死亡率や予定事業費率で決められ、

予定利率によって安くなる計算がされています。


安くなる計算のもとが低くなるので、他の要素が変わらければ、

保険料が上がることになります。


現在の激しい保険会社間の競争の中、

各保険会社の営業戦略によっても上げ幅など変わってくるのでしょう。


ここでご注意いただきたいのは、
「保険料が高くなるので、とりあえず早く保険に入っておきましょう」と、

あおるような営業です。


必要のない保険に入ったり、
必要以上の保障内容で入ったりすることのないように、してください。


ライフプラン作成や保険見直し相談の中で、

加入中の保険証券など見せていただきますが、

本当に保障内容・保険金額などをご理解していない方が多いです。


・どんな不安やリスクに備えてこの保険?


・なぜこの保険金額?


・なぜこの期間の保険?


なかなか回答がいただけないです。



各家庭によって、必要なリスク対策やリスク許容度は全く違いますので、

じっくりと検討することが重要です。


「みんなこれぐらいの保険は入っています」などという言葉に、

だまされないようにしてください。


そもそも保険で準備するのが最適か、という点から考えてください。


また公的年金や公的保険や公的介護制度の利用も考えて

保険の種類や保険金額など検討してください。


保険加入するにあたって、その他に考えるべきことは多いです。


なかなかご自身でされることは大変なことが多いです。



そのような場合はライフプランについても話しながら、
必要で最適な保険をファイナンシャルプランナー(FP)と

一緒に考えてはいかがでしょうか。


  
実務家ファイナンシャルプランナー(FP)相談日記-今一FP税理士  

 FP税理士 今一 実