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地震研究の産業技術総合研究所の穴倉正展さんによると、東日本大震災級の大津波は500~1,000年周期で繰り返されていたことが突き止められていたのだそうです。今年に入り、この研究成果は、広報及び啓蒙に移った矢先に起きた大地震だったそうです。


穴倉さんの研究チームは、平成16年より貞観地震(西暦869年)の調査で、福島県沿岸部をボーリング調査し、当時の津波の到達域を解析。その結果、貞観地震は、M8.9よりも大きな太平洋沖を震源とする巨大海溝型地震であることが判っていたそうです。またボーリングデーターには、同様の砂層が周期的に堆積しており、東北地方は500~1,000年周期で、大津波に襲われ続けている事も判明したそうです。


この研究成果は、政府の地震調査対策推進本部にも報告され、4月にも公表される予定だったそうです。また、今年に入って「いつ同様の地震が繰り返されてもおかしくない」と被害が予想される自治体に警鐘を鳴らしていたそうですが、自治体の動きは重かったのだそうです。


過去を悔いてもしょうがないことなので、

このことは将来に生かして欲しいですね。

福島第2原発や女川原発が、

そこにあってよいものかどうかは、これで明白になりましたよね。


日本は国土面積で世界の0.25%に過ぎませんが、

マグニチュード6以上の地震の実に20%が起きている国なのです。


原子力発電が、資源に乏しい日本の状況において、

有力な発電方法であったのかもしれませんが、

世界有数の地震大国である日本に適しているかと言うことなのでしょう。


便利な生活が、これほどの危険の上に成り立っていると言う事を、

今こそ自覚して、ぼくらは未来を選択しなければいけないのでしょうね。


「原子力発電所はCO2を出さない!」

「えっ、ゼロ!」

「ゼロなんだ」

(関西電力のCMより)

・・・などという、詭弁としか思えないようなCMを流して、

原発を推進するようなことが許されるかどうか、

今の福島の現状を良く見据えて、考えるべきだと、僕は思います。


都会で暮らす僕達の快適な生活が、

地方で暮らす方々の危険極まりない生活によって支えられるようなことが、

果たしてよいのかどうかと言うことなのでしょう。


たとえ、数年間、あるいは数十年間、不便な生活を強いられたとしても、

この国はエネルギー転換をすべきではないでしょうか。


もう、この国に核の悲劇は要りません。

安全は何物にも変えがたいと僕は思います。




【参考資料】

日本は地震大国  アサヒ中学生ウィークリー



「研究成果を生かせなかった…」貞観地震の研究者

産経新聞 2011.3.28 19:28

 「貞観地震の再来だ」。東日本大震災が起きた今月11日、超巨大地震のデータを目の当たりにした産業技術総合研究所の宍倉正展さんは「背筋が凍りつくような恐ろしさを感じた」と振り返る。宍倉さんらは宮城、福島両県のボーリング調査などから、869(貞観11)年に東北地方を襲った巨大地震・津波の実態を解明し、「いつ、再来してもおかしくない」と警鐘を鳴らしていた。だが、日本の災害史上最大規模の地震・津波は、研究成果を防災に生かそうとする途上で襲ってきた。

 「なぜ今、起きてしまったのか。1千年単位の長い周期のうち、たった数年待ってくれれば、防災対策を立てられたのに…」

 産総研で海溝型地震歴研究チームを率いる宍倉さんは、声をつまらせる。

~(略)~



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