日本ブログ村 人気記事ランキング
「発達障害」部門 第2位獲得記事!
「自閉症育児」部門 第12位獲得記事!
クリックありがとうございます! 励みになります!
発達障害児の子育てには、育てにくさがあるといわれます。
ぼくの奥さんも、、今も大いに悩み、
でも子どもの成長を毎日励みに、かんばってくれています。
今日は、そんなお母さんへの思いのお話です。
発達障害という障害に、母親にとってひとつ残酷さがあるとしたら、それは「赤ちゃん時代に、子どもの、親への愛着行動が乏しいこと」ではないかと考えます。個人差もありますが、幼児期から小学校中学年くらいまでには、だんだんそうした想いが芽生えてくるようですが、定型の子と比べると随分遅くになってから、出てくることになります。
赤ちゃんと言うのは、本来、目が見えるようになると、母親に抱かれながら、親の目をじっと見つめるものです。もう少しすると、にっこり笑い、親子で笑みのキャッチボールです。
しかし、発達障害児の場合、
こうした愛着行動が現れにくい傾向があるといわれています。
本来、ひとが本能的に持って生まれてくるものを、
どこかに置き忘れたように見えてしまいます。
このことは、母親のこころを大きく傷つける事があるようです。
また歩けるようになって、公園デビューすると、次の悲哀が待っています。
周囲の子と馴染めなかったり、多動で目が離せなかったり。
お母さんは、ゆっくりママ友と話す余裕すらありません。
周囲からすると、「どうしたの、この子?」とか、
「どういう育て方をしているの?」などと、
視線を投げてくる方もいらっしゃるようです。
この年齢の発達障害児には、
「気持ちの共有」がまだ出来ないことが多く、
こうした行動が出てしまうようです。
また、こうした躾の問題は、姑や時には夫からも、
責められてしまうことがあるようです。
・・・と他人事のように書きましたが、
ウチの家庭も、そんな時期が長くありました。
ぼくもまた、そんな夫の一人だったと思います。
妻を思う気持ちが無かったわけではありません。
人一倍強かったつもりです。
子を思う気持ちも、当然そうです。
でも、そうであるからこそ、上手くいかない子育てに、
困っていた・・・そんな時期だったかもしれません。
子ども、ご近所、夫・・・・誰も味方になってくれない生活。
母親は、まさに、四面楚歌です。
いまもし、そんな状況に居るお母さんが、
この記事を読んでらっしゃったなら、ぼくはひと言お伝えしたいです。
その今の、あなたの辛さはずっとずっと続くわけではありませんよ・・・と。
画像提供:ふわりふわり
時代は変わってきています。
1..5歳や3才児検診で、発達の問題がある子には、
保健所や幼稚園・保育園のフォローもある時代です。
徐々にではありますが、道は開けてくるのだと考えます。
発達障害の子を抱える親にとって、
この新生児から3~4歳くらいが、最初の試練の時期ではないかと考えます。
高機能広汎性発達障害やアスペルガー症候群で、
この時期に、はっきり診断名がつく子どもは稀です。
未診断であるが故に、子どもの問題は、
母親の子育ての良し悪し評価として跳ね返ってきます。
そしてお母さんご本人は、
あるのか、ないのかもわからない障害におびえつつも、
子どもの育てにくさを抱えて、
四面楚歌な状況で苦しむ日々が続きます。
あの頃、こうした妻の思いに気づいてあげられたら・・・
今言ってもあの時間は戻ってきません。
この障害には、そんな悲しい宿命の様なものがあります。
でも、きっと道は開けてきます。
それはもう少しかもしれません。
くじけないでくださいね、お母さん!
そして、今8歳の息子ですが、赤ちゃんの頃を取り返すように甘えたさんです。
5~6歳頃からそんな風になってきたように思います。
愛着がなかったのではなく、
それを表現できるようになったのかもしれませんね。
画像提供:ふわりふわり
【告知です!】
.
みなさんのクリックが大変励みになります!
ぜひ、ポチっとご協力をお願いします。