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発達障害児の子育てには、育てにくさがあるといわれます。

ぼくの奥さんも、、今も大いに悩み、

でも子どもの成長を毎日励みに、かんばってくれています。

今日は、そんなお母さんへの思いのお話です。


発達障害という障害に、母親にとってひとつ残酷さがあるとしたら、それは「赤ちゃん時代に、子どもの、親への愛着行動が乏しいこと」ではないかと考えます。個人差もありますが、幼児期から小学校中学年くらいまでには、だんだんそうした想いが芽生えてくるようですが、定型の子と比べると随分遅くになってから、出てくることになります。


赤ちゃんと言うのは、本来、目が見えるようになると、母親に抱かれながら、親の目をじっと見つめるものです。もう少しすると、にっこり笑い、親子で笑みのキャッチボールです。


しかし、発達障害児の場合、

こうした愛着行動が現れにくい傾向があるといわれています。

本来、ひとが本能的に持って生まれてくるものを、

どこかに置き忘れたように見えてしまいます。

このことは、母親のこころを大きく傷つける事があるようです。


また歩けるようになって、公園デビューすると、次の悲哀が待っています。


周囲の子と馴染めなかったり、多動で目が離せなかったり。

お母さんは、ゆっくりママ友と話す余裕すらありません。

周囲からすると、「どうしたの、この子?」とか、

「どういう育て方をしているの?」などと、

視線を投げてくる方もいらっしゃるようです。


この年齢の発達障害児には

「気持ちの共有」がまだ出来ないことが多く、

こうした行動が出てしまうようです。


また、こうした躾の問題は、姑や時には夫からも、

責められてしまうことがあるようです。


・・・と他人事のように書きましたが、

ウチの家庭も、そんな時期が長くありました。

ぼくもまた、そんな夫の一人だったと思います。


妻を思う気持ちが無かったわけではありません。

人一倍強かったつもりです。

子を思う気持ちも、当然そうです。

でも、そうであるからこそ、上手くいかない子育てに、

困っていた・・・そんな時期だったかもしれません。


子ども、ご近所、夫・・・・誰も味方になってくれない生活。

母親は、まさに、四面楚歌です。


いまもし、そんな状況に居るお母さんが、

この記事を読んでらっしゃったなら、ぼくはひと言お伝えしたいです。
その今の、あなたの辛さはずっとずっと続くわけではありませんよ・・・と。

育児パパのあったか・やさしい発達障害談義-d
画像提供:ふわりふわり


時代は変わってきています。

1..5歳や3才児検診で、発達の問題がある子には、

保健所や幼稚園・保育園のフォローもある時代です。

徐々にではありますが、道は開けてくるのだと考えます。



発達障害の子を抱える親にとって、

この新生児から3~4歳くらいが、最初の試練の時期ではないかと考えます。

高機能広汎性発達障害やアスペルガー症候群で、

この時期に、はっきり診断名がつく子どもは稀です。

未診断であるが故に、子どもの問題は、

母親の子育ての良し悪し評価として跳ね返ってきます。


そしてお母さんご本人は、

あるのか、ないのかもわからない障害におびえつつも、

子どもの育てにくさを抱えて、

四面楚歌な状況で苦しむ日々が続きます。


あの頃、こうした妻の思いに気づいてあげられたら・・・

今言ってもあの時間は戻ってきません。


この障害には、そんな悲しい宿命の様なものがあります。

でも、きっと道は開けてきます

それはもう少しかもしれません。

くじけないでくださいね、お母さん!


そして、今8歳の息子ですが、赤ちゃんの頃を取り返すように甘えたさんです。

5~6歳頃からそんな風になってきたように思います。
愛着がなかったのではなく、

それを表現できるようになったのかもしれませんね。



育児パパのあったか・やさしい発達障害談義

画像提供:ふわりふわり


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