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「発達障害」部門 第2

「広汎性発達障害」部門 第3位

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発達障害の方で、精神科にかかり、服薬をされているかたは多いようです。どうしても過剰適応でうつ病になりやすかったり、否定的なメッセージを受け取りやすいところで、対人不安や社会に対する不安を抱える方がいるようです。しかし、日本には、発達障害の方への臨床経験の豊富な精神科医が、圧倒的に不足しているそうです。今日は、そのことが患者におよぼす悪影響についてのお話をします。


私は、医師でも看護師でもなく、臨床心理士でもないので、この道に関しては専門家ではありません。ですから、色々な本や、何人かの体験談から得た情報であることを最初に述べておきます。


(事前にご説明しておきます。以後、発達障害の投薬に関する情報を書きますが、これを読んだからと言って、急な減薬が一番よくないことには、十分な配慮を行ってください。くれぐれも、減薬は医師の指示に基づいて行っていただけますようお願いします。また、不安障害の傾向のある方は、以後を読まれるかどうか、よくご判断されてからお願いします。)


さて、いきなり本題から入ると、発達障害の方が服薬する時に、非常に大事な事が、「精神科で処方される薬には、発達障害の場合、成人の適量通り飲むと、摂取量として多すぎるものがある」らしいのです。脳の構造の違いから、こうしたことになるようなのです。


発達障害の専門医にかかれば、こうしたことは当然のように処方されると思うのですが、日本の場合、精神科医でも発達障害の臨床経験のある医者の方が少ないそうで、こうした事を知らずに治療しているケースがあるそうです。


というのも、発達障害として未診断の当事者が、「どうも意欲が湧かない」とか「不安で眠れない」と言った形で精神科を受診されると、単に「うつ病」とか「心因症」「睡眠障害」と診断されてしまい、結果として、発達障害には、多すぎる薬を処方されてしまうこともあるようです。


同様に「妄想」などの症状がある方が「統合失調症」と診断され、きつい薬を与えられて、一気に精神的症状が悪化したケースも、何人もの方からお聞きします。こうした事態が、引きこもりの状態をより深刻化しているケースがあとを絶たないのです。


こうしたケースに陥った場合、まず大切なのは、専門医にかかる事のようです。

発達障害に臨床経験の豊富な病院や医者であればある程、

初診まで何ヶ月も待たされることも多いようですが、

減薬をするにも、専門医の指導は欠かせないと考えます。


回り道になっても、適正な指導の出来る、

発達障害の臨床経験豊富な医者を探し出すこと。

急がばまわれで、本流に立ち戻ることが大切だと思います。


注:また、このことに気付いたのはいいのですが、

  怖くなって途端に薬をやめてしまって、

  大変なことになったという方も結構いらっしゃいました。

  くれぐれも、減薬は医師の指示を受けて、

  段階的にされますよう、ご注意ください。



P.S. 【NKのつぶやき:嬉しい~~~す!!!】今朝、日本ブログ村をチェックしたら、発達障害部門の人気ブログランキングで、5位に昇格していました!ブログ開設1ヶ月でこんなことになるとは、全く想像していなかったので、嬉しいような、身の引き締まるような思いです。


ぼくのこんな「あ・や・しい(・・・^^ 笑)発達障害談義」をいつもお読みいただいて、ありがとうございます。


ブログを書くと、自分の中でも内省の作業が激しく起こります。また、皆さんからコメントやメールを頂いたり、知人と記事の内容で盛り上がったりと、自らにもすごい刺激がやってきます。そうした中で、また次の記事が湧いてくるような日々を送っています。


僕にこうした機会を与えてくださる皆さんに、ほんと感謝します。

こんな記事しか書けないぼくですが、これからもあたたかく見守っていただけると嬉しいです!



近々、【発達障害にまつわる親子問題】というカテゴリーで、いろいろな問題を取り上げていきたいと思っています。「障害受容」や「子への障害告知」あたりから入っていく予定です。こちらも楽しみにしていてくださいね!


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