FAIRY TAIL-フェアリーテイル- 第234話『冥府の門編【序章】 九鬼門』 | シュージローのマイルーム2号店ミラー版アメブロ支店♪

FAIRY TAIL-フェアリーテイル- 第234話『冥府の門編【序章】 九鬼門』

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 ナツたちがサキュバスの件から、タルタロスやENDの事を知り始めた頃、評議院の方も、ようやく本気でタルタロス殲滅に向けて動き出し始めようとしていた。
 すでに、タルタロス配下の闇ギルドが7つ殲滅されてるというのなら、本来ならば評議院にとっては安心できる懸案のはず。
 だけど、今の評議員から見れば、それはありがた迷惑にしか見えないらしい。
 しかも一応は、ジェラール率いるクリムゾンシエルの名は耳に入ってるものの、騒動の原因を全部、フェアリーテイルの仕業に仕立て上げたい心境がある様子。
 でも、旧から継続中のオーグ老師だけは、親のタルタロスが配下のギルドの人員切り捨てなどを行ってるのではと考えていた。
 ほかの評議員は、同じ闇ギルドの共食いなどありえんと云々と、小馬鹿にした様子であざ笑う。
 でも、議長のグラン・ドマだけは、その可能性を捨てきれぬ様子。
 だからこそ、今度こそタルタロス殲滅に向けて、重い腰を上げる決断を下す。
 会議のガードをしていたラハールとドランバルトも、これでバラム同盟殲滅に向けて動けると一安心した様子だった。
 ところが、その直後―― ERAの建物全体が連鎖大爆発!!!!!
 これによって、ERAの建物全体が完膚なきまでに瓦礫と化してしまい、評議院内部にいる職員やグラン・ドマを含めたほぼ全員の評議員……いや、一緒にガードをしていたラハールまでもが殺されてしまう。
 なんとか生き残っドランバルトは、崩壊した会議室に足を踏み入れ、なんとか瓦礫の下敷きになっていたオーグ老師と対面する。
 ところがそんな老師の頭を掴む様に、九鬼門の1人ジャッカルが襲来。
 生き残っているオーグ老師を抹殺しようと、爆発の魔法??を発動させてしまう。
 老師はドランバルトに、この場から逃げ己の正義を貫く為に生きろ!と最期の説得を敢行。
 オーグ老師は、ジャッカルの爆発によって息絶えてしまうのであった…。

 爆破の瞬間、なんとか逃げ切れたドランバルトは、急いでERAの地下牢にいるコブラがいる牢屋にやってくる。
 ご本人も来るのを待ってたそうで、タルタロスの情報と引き換えに自分を含めた六魔全員の釈放 を求めてくる。
 でも、友のラハールまでもが犠牲になった今、もはや一刻の猶予すらならないドランバルトは、すぐさまコブラの背後を突いてナイフの刃を突きつけてしまう。
 無論、コブラだって六魔全員の解放を譲るつもりかない。
 だけど、ドランバルトの根性に免じて、1つだけ驚愕の情報を伝える。
 タルタロスのマスターの名は、ゼレフ書史上最悪の悪魔『END』。
 そして、タルタロスの九鬼門は 全員がゼレフ書の悪魔 だというのだ。


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